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かり‐そめ【仮初・苟且】🔗🔉

かり‐そめ仮初・苟且】 ①一時の事。その時限りであること。また、はかないこと。更級日記「―の仮屋などいへど、風すくまじくひきわたし」。「―の恋」 ②かろがろしいこと。なおざり。おろそか。古今和歌集哀傷「あさ露のおくての山田―にうき世中をおもひぬるかな」 ③ふとしたこと。偶然。奥の細道「奥羽長途の行脚只―に思ひ立ちて」 ⇒かりそめ‐にも【仮初にも】 ⇒かりそめ‐びと【仮初人】 ⇒かりそめ‐ぶし【仮初臥し】

かりそめ‐にも【仮初にも】🔗🔉

かりそめ‐にも仮初にも】 〔副〕 (多く下に否定の語を伴って) ①かりにも。いやしくも。「―プロと称する者が」 ②ほんの少しも。けっして。「―それを口にしてはいけない」 ⇒かり‐そめ【仮初・苟且】

かりそめ‐びと【仮初人】🔗🔉

かりそめ‐びと仮初人】 ふと知合いになった人。千載和歌集「夜のほどに―や来りけむ」 ⇒かり‐そめ【仮初・苟且】

かりそめ‐ぶし【仮初臥し】🔗🔉

かりそめ‐ぶし仮初臥し】 うたたね。仮寝。後撰和歌集「秋の田の―もしてけるか」 ⇒かり‐そめ【仮初・苟且】

広辞苑かりそめで始まるの検索結果 1-4