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こつ【小塚】🔗⭐🔉
こつ【小塚】
江戸千住の岡場所、小塚原の通称。歌舞伎、小袖曾我薊色縫「三次が―の馴染は、二枚がけの熱燗だな」
こ‐つ【木屑】🔗⭐🔉
こ‐つ【木屑】
木のくず。こつみ。万葉集14「鳴る瀬ろに―の寄すなす」
こつ【忽】🔗⭐🔉
こつ【忽】
①にわかなさま。「―として戻る」
②数の単位の名。糸しの10分の1。
こつ【骨】🔗⭐🔉
こつ【骨】
①火葬にした死者のほね。「お―を拾う」
②芸道などを会得する才能。徒然草「天性その―なけれども」
③骨法の略。礼儀・故実などの作法。平家物語5「御前の―ない様をば知らず」
④(多く「こつ」または「コツ」と書く)物事をなす、かんどころ。要領。急所。呼吸。こつあい。「―を呑み込む」
こつ‐あい【骨合い】‥アヒ🔗⭐🔉
こつ‐あい【骨合い】‥アヒ
物事のぐあい。調子。こつ。呼吸。
こつ‐あげ【骨揚げ】🔗⭐🔉
こつ‐あげ【骨揚げ】
火葬にした死者の遺骨を拾いあげること。こつひろい。灰よせ。
こつ・い🔗⭐🔉
こつ・い
〔形〕
こまかい。けちだ。浄瑠璃、生玉心中「―・い客の癖に揚げの日は半時もそばに置かねば損のやうに」
こ‐つうじ【小通事・小通詞】🔗⭐🔉
こ‐つうじ【小通事・小通詞】
江戸時代、長崎の唐通事・和蘭オランダ通詞の階級の一つ。大通事・大通詞を補佐する役。
こつ‐えん【忽焉】🔗⭐🔉
こつ‐えん【忽焉】
たちまち。にわかなさま。忽然。「―として逝く」
こつ‐おけ【骨桶】‥ヲケ🔗⭐🔉
こつ‐おけ【骨桶】‥ヲケ
死人の骨を納める桶。
こつ‐がい【乞丐】🔗⭐🔉
こつ‐がい【乞丐】
(「丐」は「乞」と同意)物を乞うこと。また、その人。こじき。今昔物語集2「寄り付く方なくてかかる―をばするなり」
⇒こつがい‐にん【乞丐人】
こつ‐がい【骨骸】🔗⭐🔉
こつ‐がい【骨骸】
がいこつ。死骸。
こつがい‐にん【乞丐人】🔗⭐🔉
こつがい‐にん【乞丐人】
こじきをする人。こじき。今昔物語集2「一人の―有り、形貌ぎょうみょう醜くして」
⇒こつ‐がい【乞丐】
こつが‐さいぼう【骨芽細胞】‥バウ🔗⭐🔉
こつが‐さいぼう【骨芽細胞】‥バウ
骨組織の形成に関与する細胞。骨基質を合成・分泌し、成熟して骨細胞になる。造骨細胞。
こつ‐がめ【骨瓶】🔗⭐🔉
こつ‐がめ【骨瓶】
火葬にした遺骨を入れる瓶。骨壺。
こつ‐がら【骨柄】🔗⭐🔉
こつ‐がら【骨柄】
(コトガラと訛り、「事柄」とも当て字)
①ほねぐみ。骨格。また、体つき。顔だち。浄瑠璃、日本振袖始「馬の背もたわむばかりの御―」
②ほねぐみや人相などから感じられる人がら。人品。風采。源平盛衰記33「娘あり…みめ―尋常也」。「人品―」
→事柄。
⇒こつがら‐おとこ【骨柄男】
こつがら‐おとこ【骨柄男】‥ヲトコ🔗⭐🔉
こつがら‐おとこ【骨柄男】‥ヲトコ
人品のすぐれた男。骨組の立派な男。浄瑠璃、曾我扇八景「―、当世男、てがら男と名を取るも」
⇒こつ‐がら【骨柄】
こ‐つき【子付】🔗⭐🔉
こ‐つき【子付】
①子供を持っていること。子持ち。
②旧株に割り当てられるべき増資新株の引受権がついていること。また、その株券。新株権利付。
こ‐つき【木付き】🔗⭐🔉
こ‐つき【木付き】
木ぶり。木の恰好。狂言、富士松「聞いたよりは―のよい松ぢやなあ」
こ‐つき【粉舂き】🔗⭐🔉
こ‐つき【粉舂き】
臼うすに入れて粉をつくこと。また、その人。今昔物語集26「この―の女ども」
こつ‐きしつ【骨基質】🔗⭐🔉
こつ‐きしつ【骨基質】
骨組織の基質。ムコ多糖蛋白質と、多量のリン酸カルシウム・リン酸マグネシウム・炭酸カルシウムなどから成る。膠原こうげん線維も含まれ、弾力性をもつ。骨細胞は骨基質中の腔所にある。骨質。
こつ‐きょく【骨棘】🔗⭐🔉
こつ‐きょく【骨棘】
骨膜の内層から骨組織が新生し、棘とげ状を呈するもの。炎症、骨の変性、あるいは腫瘍しゅよう性刺激による。
こつ‐こつ🔗⭐🔉
こつ‐こつ
堅い物が連続して軽く打ち当たる音。「戸を―たたく」「―と靴音が近づく」
こつ‐こつ【矻矻・兀兀】🔗⭐🔉
こつ‐こつ【矻矻・兀兀】
着実に努力したり律儀に働き続けたりするさま。「―働く」「―と貯めた金」
こつ‐こつ【忽忽】🔗⭐🔉
こつ‐こつ【忽忽】
①事を省みないさま。おろそかにするさま。
②すみやかに去るさま。
③なすべき事が手につかないさま。
④迷うさま。惑うさま。
⑤うっとりとしたさま。
こ‐つごもり【小晦日】🔗⭐🔉
こ‐つごもり【小晦日】
おおみそかの前日。陰暦12月29日の称。〈[季]冬〉
こつ‐ざい【骨材】🔗⭐🔉
こつ‐ざい【骨材】
モルタル・コンクリートなどを作るときにセメントに混ぜる砂・砂利の類の総称。
こつ‐さいぼう【骨細胞】‥バウ🔗⭐🔉
こつ‐さいぼう【骨細胞】‥バウ
骨基質中に散在する多数の突起を持つ細胞。骨細胞同士はその突起で結合し、骨組織に加わる刺激・情報などを伝達する。→骨芽細胞
こつ‐ざけ【骨酒】🔗⭐🔉
こつ‐ざけ【骨酒】
タイ・イワナなどのさかなの骨やひれを焼いて、熱燗あつかんにした酒に浸したもの。
こつ‐じ【忽爾】🔗⭐🔉
こつ‐じ【忽爾】
にわかなさま。忽然。
こつ‐じき【乞食】🔗⭐🔉
こつ‐じき【乞食】
①〔仏〕僧が人家の門に立ち、食を乞いもとめること。托鉢たくはつ。今昔物語集1「仏、婆羅門の城に入りて―し給はむとす」
②物もらい。こじき。方丈記「―道のほとりに多く」
⇒こつじき‐ちょう【乞食調】
⇒こつじき‐ぼうず【乞食坊主】
こつじき‐ちょう【乞食調】‥テウ🔗⭐🔉
こつじき‐ちょう【乞食調】‥テウ
雅楽の古い調子の一つ。太食調たいしきちょうの枝調子えだちょうし。
⇒こつ‐じき【乞食】
こつじき‐ぼうず【乞食坊主】‥バウ‥🔗⭐🔉
こつじき‐ぼうず【乞食坊主】‥バウ‥
⇒こじきぼうず
⇒こつ‐じき【乞食】
こつ‐じ・く【乞食く】🔗⭐🔉
こつ‐じ・く【乞食く】
〔自四〕
(「乞食こつじき」を活用させた語)こじきをする。ものもらいをする。こじく。李娃りあ物語「杖にすがりて、家々門々を―・き」
こつ‐しゅよう【骨腫瘍】‥ヤウ🔗⭐🔉
こつ‐しゅよう【骨腫瘍】‥ヤウ
骨および軟骨の腫瘍。原発性と続発性を大別し、前者には骨・軟骨由来のもののほか、血管性・造血性・脊索性・脂肪原性・神経原性などがある。
こつ‐じょ【忽如】🔗⭐🔉
こつ‐じょ【忽如】
たちまち起こるさま。突如。忽然。
こつ‐ずい【骨髄】🔗⭐🔉
こつ‐ずい【骨髄】
①骨中の腔所をみたす柔軟組織。赤色髄は造血組織で、赤血球・白血球・血小板などがここで形成され、黄色髄は脂肪組織から成る。今昔物語集4「自ら身を焼きて―を地に落す」
②真の精神。心の底。戴恩記「其方の今の歌こそをのづから―にいたり給へ」
③最重要点。主眼。骨子。
⇒こつずい‐いしょく【骨髄移植】
⇒こつずい‐えん【骨髄炎】
⇒こつずい‐しゅ【骨髄腫】
⇒こつずい‐バンク【骨髄バンク】
⇒骨髄に入る
⇒骨髄に徹する
⇒骨髄を砕く
こつずい‐いしょく【骨髄移植】🔗⭐🔉
こつずい‐いしょく【骨髄移植】
骨髄から採取した骨髄血を注入移植して造血機能の回復をはかる治療法。再生不良性貧血・白血病・先天性免疫不全症・放射線障害などに用いる。同種移植と自家移植とがあり、前者では組織適合性の一致をたしかめ、免疫抑制剤投与などで拒絶反応を防ぎ、後者では患者骨髄血を冷凍保存して用いる。
⇒こつ‐ずい【骨髄】
こつずい‐えん【骨髄炎】🔗⭐🔉
こつずい‐えん【骨髄炎】
骨髄の炎症。外傷、周囲の炎症病巣からの波及、または血行により細菌が骨髄を侵す疾病で、化膿性のものが多い。疼痛・発熱・腫脹、骨質の破壊を来す。
⇒こつ‐ずい【骨髄】
こつずい‐しゅ【骨髄腫】🔗⭐🔉
こつずい‐しゅ【骨髄腫】
〔医〕(→)ミエローマに同じ。
⇒こつ‐ずい【骨髄】
○骨髄に入るこつずいにいる
深く心底にしみこむ。骨身にしみる。太平記5「是を愛すること骨髄に入り」
⇒こつ‐ずい【骨髄】
○骨髄に徹するこつずいにてっする
(→)「骨髄に入る」に同じ。「恨み―」
⇒こつ‐ずい【骨髄】
○骨髄に入るこつずいにいる🔗⭐🔉
○骨髄に入るこつずいにいる
深く心底にしみこむ。骨身にしみる。太平記5「是を愛すること骨髄に入り」
⇒こつ‐ずい【骨髄】
○骨髄に徹するこつずいにてっする🔗⭐🔉
○骨髄に徹するこつずいにてっする
(→)「骨髄に入る」に同じ。「恨み―」
⇒こつ‐ずい【骨髄】
こつずい‐バンク【骨髄バンク】
骨髄移植のため健康な骨髄を提供しようとする人を登録しておき、組織適合性の合致する移植適応者に骨髄提供を斡旋する組織。
⇒こつ‐ずい【骨髄】
こつずい‐バンク【骨髄バンク】🔗⭐🔉
こつずい‐バンク【骨髄バンク】
骨髄移植のため健康な骨髄を提供しようとする人を登録しておき、組織適合性の合致する移植適応者に骨髄提供を斡旋する組織。
⇒こつ‐ずい【骨髄】
○骨髄を砕くこつずいをくだく
大そう苦心する。
⇒こつ‐ずい【骨髄】
○骨髄を砕くこつずいをくだく🔗⭐🔉
○骨髄を砕くこつずいをくだく
大そう苦心する。
⇒こつ‐ずい【骨髄】
こっ‐せつ【骨折】
けがなどにより、骨が折れること。
こっ‐せつ【骨節】
骨の関節。ほねぶし。ほねっぷし。
こつ‐ぜん【兀然】
(ゴツゼンとも)
①高くて上が平らなさま。「蜀山―」
②動かぬさま。
③あやういさま。心もとないさま。
④無知なさま。
こつ‐ぜん【忽然】
(コツネンとも)にわかなさま。たちまち。突然。忽如。宇治拾遺物語12「―として失せぬ」。「―と姿を現す」
こっ‐そ【骨疽】
〔医〕カリエスのこと。
こっ‐そう【骨相】‥サウ
骨格の上にあらわれた相。
⇒こっそう‐がく【骨相学】
こっそう‐がく【骨相学】‥サウ‥
骨相から人の性質や運命などを判断する学問。フリノロジー。
⇒こっ‐そう【骨相】
こつぞう‐き【骨蔵器】‥ザウ‥
(→)蔵骨器に同じ。
こつ‐そしき【骨組織】
骨を構成する組織。血管を中心として輪状に重なり合う骨基質に骨細胞が点在する。
こつそしょう‐しょう【骨粗鬆症】‥シヤウ
骨が萎縮し、もろく折れやすくなる状態。老人、閉経後の女性、ステロイドの過剰投与後、長期の安静や固定後などに起こる。
こっ‐そつ【忽卒】
にわかなさま。
こっそり
他人に気づかれないように行動するさま。こそこそ。「―と部屋を出る」
ごっそり
〔副〕
一度に取られたり現れたりするものが非常に大量であるさま。ねこそぎ。「―と盗まれる」「遺品が―出てくる」
ごった
乱雑なさま。ごたごた。ごっちゃ。
⇒ごった‐がえ・す【ごった返す】
⇒ごった‐に【ごった煮】
⇒ごった‐ばこ【ごった箱】
⇒ごった‐まぜ【ごった混ぜ】
コッター【cotter】
平形のくさびの一種で、機械部分の棒と筒とを連結するのに用いるもの。横栓。楔栓けっせん。楔子けっし。コッター‐ピン。
コッター
⇒コッター‐ピン【cotter pin】
コッター‐ピン【cotter pin】
(→)コッターに同じ。
⇒コッター【cotter】
こ‐づた・う【木伝ふ】‥ヅタフ
〔自四〕
木の枝から木の枝へ沿って移る。万葉集19「鶯の―・ひ散らす梅の花見に」
ごった‐がえ・す【ごった返す】‥ガヘス
〔自五〕
ひどく混雑する。入り乱れて騒ぐ。「買物客で―・す」
⇒ごった
ごった‐に【ごった煮】
さまざまの材料をまぜて煮たもの。ごた煮。
⇒ごった
ごった‐ばこ【ごった箱】
⇒ごたばこ。
⇒ごった
ごった‐まぜ【ごった混ぜ】
⇒ごたまぜ
⇒ごった
こっ‐たん【骨炭】
動物の骨を乾留して得る炭質物。主としてリン酸カルシウムから成り、炭素は少ないが、木炭より吸着性が大きい。製糖工業における溶液の精製脱色、また薬剤などに用いる。
ごったん
鹿児島地方に伝わる三味線の一種。やや小型で、胴には薄い杉板を張る。撥ばちは用いない。板三味線。箱三味線。
ごったん【兀庵】
(ゴツアンの連声)南宋の禅僧。諱いみなは普寧。臨済宗兀庵派の祖。1260年(文応1)来日。建長寺第2世となり、北条時頼の帰依が深かった。65年(文永2)宋に帰る。宗覚禅師。(1197〜1276)
こったん‐えん【骨端炎】
骨端の局所的壊死を主徴とする骨疾患。成長期に多く、外傷に起因するとされる。部位により、ペルテス病・ケーラー病・オスグッド‐シュラッター病・キーンベック病・ショイエルマン病などがある。
こっ‐ち【忽地】
たちまち起こるさま。にわかなさま。森鴎外、舞姫「わが舌人たる任務は―に余を拉し去りて」
こっ‐ち【此方】
〔代〕
(コチの促音化)「こちら」のややくだけた言い方。この方。転じて、一人称にも用いる。浄瑠璃、薩摩歌「―に算用粟津の原」
⇒こっち‐とら【此方人等】
⇒こっち‐の‐もの【此方の物】
こ‐つち【小土・小槌】
「つち(犯土)」参照。
こ‐づち【小槌】
小さい槌。「打出うちでの―」
こっち‐とら【此方人等】
〔代〕
こちとら。われわれ。
⇒こっ‐ち【此方】
こっち‐の‐もの【此方の物】
①自分の所有となったもの。たしかに自分の思い通りになることにいう。浄瑠璃、吉野都女楠「人のふところ腰のまはり、手がさはると―」。「ここまでくれば、もう―だ」
②重病人が危険期を脱したこと。この世のもの。
⇒こっ‐ち【此方】
ごつちみかど‐てんのう【後土御門天皇】‥ワウ
戦国時代の天皇。後花園天皇の第1皇子。名は成仁ふさひと。在位中に応仁の乱が起こった。(在位1464〜1500)(1442〜1500)→天皇(表)
こっ‐ちゃ
①「ことでは」の転。浄瑠璃、御所桜堀川夜討「卒爾に斬らしやつたら、聞く―ござんせぬぞ」
②「ことやら」の転。浄瑠璃、一谷嫩軍記「何の―わけが知れまい」
③「ことじゃ」の転。「えらい―」
ごっちゃ
いりまじるさま。混同すること。「―にする」
⇒ごっちゃ‐まぜ【ごっちゃ混ぜ】
ごっちゃ‐まぜ【ごっちゃ混ぜ】
ごちゃまぜ。ごたまぜ。
⇒ごっちゃ
こっ‐ちょう【骨張・骨頂】‥チヤウ
(一説に「骨張ほねばり」の音読に由来。また、「頂」は当て字)
①意地を張ること。強く主張すること。東鑑34「家村出し与ふべからざるの由―す」
②事件を企てた中心人物。張本人。源平盛衰記4「中宮の大衆の中に、智積・覚明・仏光等の―の輩六人」
③この上ないこと。最上。第一。浄瑠璃、生玉心中「嘉平次といふ人は嘘つきの―」。「愚の―」
こっちり
濃厚なさま。こてこて。こってり。浄瑠璃、孕常盤「女夫の中の―の、出花をあがつて下さんせ」
こ‐づつ【小筒】
①小さな竹筒。酒などを入れる。ささえ。義経記5「刳形くりかた打ちたる―に酒を入れて持ちたりけり」
②小銃。鳥銃。
↔大筒
ごっつぁん
(「ごちそうさま」の訛)相撲界で、感謝の意を表す語。
ゴッツィ【Carlo Gozzi】
イタリアの劇作家。著述家G.ゴッツィ(Gasparo G.1713〜1786)の弟。ゴルドーニに対立。寓話劇「三つのオレンジの恋」「トゥーランドット」など。(1720〜1806)
ごっつ・い
〔形〕
ゴツイの促音化。
こ‐つつじ【濃躑躅】
花の色の濃いツツジ。夫木和歌抄6「涙の色は―の花」
こつ‐つぼ【骨壺】
火葬した骨を納めるつぼ。こつがめ。
こ‐つづみ【小鼓】
小型の鼓。左手で調しらべと呼ぶ締め紐を持ち右肩にのせ、右手で打つもの。打つ際、調をしめたりゆるめたりして音色を変える。能・歌舞伎囃子や各種の民俗芸能に用いる。小胴こどう。弟鼓おとつづみ。↔大鼓。→鼓
小鼓
小鼓
撮影:神田佳明
こ‐づつみ【小包】
①小さいつつみ。
②小包郵便物の略。
⇒こづつみ‐ゆうびんぶつ【小包郵便物】
こづつみ‐ゆうびんぶつ【小包郵便物】‥イウ‥
信書以外の物を内容とし、包装の表面に「小包」と記した郵便物。通常郵便物に対するもの。ゆうパック・エクスパック・冊子小包・ふるさと小包などがある。
⇒こ‐づつみ【小包】
こっ‐て
「こと(事)で」の転。「危い―したね」
ごって【毎】
〔接尾〕
ゴトの訛。浮世風呂4「その間は家―に穴をあけておいて通用する」
こってい【特牛】コツテヒ
(コッテとも)コトイの転。こといのうし。炭俵「ずゐきのたけの余る―」(孤屋)
⇒こってい‐うし【特牛】
こってい‐うし【特牛】コツテヒ‥
(コッテイウジとも)
⇒こといのうし。浄瑠璃、持統天皇歌軍法「猪の七年物、―ほどなをしてやつて」
⇒こってい【特牛】
コッテージ【cottage】
⇒コテージ



こつ‐ぜん【兀然】🔗⭐🔉
こつ‐ぜん【兀然】
(ゴツゼンとも)
①高くて上が平らなさま。「蜀山―」
②動かぬさま。
③あやういさま。心もとないさま。
④無知なさま。
こつ‐ぜん【忽然】🔗⭐🔉
こつ‐ぜん【忽然】
(コツネンとも)にわかなさま。たちまち。突然。忽如。宇治拾遺物語12「―として失せぬ」。「―と姿を現す」
こつぞう‐き【骨蔵器】‥ザウ‥🔗⭐🔉
こつぞう‐き【骨蔵器】‥ザウ‥
(→)蔵骨器に同じ。
こつ‐そしき【骨組織】🔗⭐🔉
こつ‐そしき【骨組織】
骨を構成する組織。血管を中心として輪状に重なり合う骨基質に骨細胞が点在する。
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