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たち‐ま・う【立ち舞ふ】‥マフ🔗🔉

たち‐ま・う立ち舞ふ‥マフ 〔自四〕 ①立って舞う。源氏物語紅葉賀「物思ふに―・ふべくもあらぬ身の」 ②立ちまじわる。宇津保物語嵯峨院「世の中に―・ふべき心地もせず」

たち‐まえ【立前】‥マヘ🔗🔉

たち‐まえ立前‥マヘ ①出立の前。旅立つ前。 ②労働に対する賃銭。給金。また、労働者のその日の生活費。洒落本、卯地臭意うじしゅうい「気をながくしたらたちめへほどはまうからう」

たち‐まさ・る【立ち増さる・立ち勝る】🔗🔉

たち‐まさ・る立ち増さる・立ち勝る】 (「たち」は接頭語)〔自五〕 ①いっそうはなはだしくなる。また、いっそう多く立つ。亭子院歌合「山桜咲きぬる時は常よりも峰の白雲―・りけり」 ②他のものよりもまさる。すぐれる。源氏物語帚木「同じ頃まかり通ひし所は、人も―・り」

たち‐まじ・る【立ち交じる】🔗🔉

たち‐まじ・る立ち交じる】 〔自五〕 その群れに加わる。仲間に入りまじる。

たち‐まち【立待】🔗🔉

たち‐まち立待】 (立ったまま待つ意)立待月の略。 ⇒たちまち‐づき【立待月】

たちまち【忽ち】🔗🔉

たちまち忽ち】 〔名・副〕 (一説に、原義は「立ち待ち」、立って待っているうちの意)にわか。すぐ。急。早速。源氏物語宿木「―の、わが心の乱れにまかせて」。「―のうちに」「―売り切れる」

たちまち‐づき【立待月】🔗🔉

たちまち‐づき立待月】 陰暦17日の夜の月。特に陰暦8月17日の月。たちまちのつき。〈[季]秋〉。→寝待月→居待月 ⇒たち‐まち【立待】

たち‐まよ・う【立ち迷う】‥マヨフ🔗🔉

たち‐まよ・う立ち迷う‥マヨフ 〔自五〕 煙・霧などが立ちのぼってただよう。新古今和歌集「花の色にあまぎる霞―・ひ空さへにほふ山桜かな」

たち‐まわり【立回り】‥マハリ🔗🔉

たち‐まわり立回り‥マハリ ①あちこち歩き回って立ち寄ること。「―先」 ②人々の間に立ってあれこれと振る舞うこと。 ③能の囃子事はやしごとの一つ。静かに舞台を巡るうちに、子を探し求めるなどある種の内容や感情を表現するもの。 ④演劇・映画などで演ずる格闘。殺陣たて。 ⑤転じて、つかみあい。けんか。乱闘。「派手な―を演ずる」

たち‐まわ・る【立ち回る】‥マハル🔗🔉

たち‐まわ・る立ち回る‥マハル 〔自五〕 ①あちらこちらを歩き回る。たちめぐる。 ②人々の間に立って、世話をする。また、人々の間をうまく行き来して、自分が有利になるようにする。「如才なく―・る」 ③ある場所へ行く。また、犯人などが逃走中に立ち寄る。 ④芝居で、乱闘を演ずる。

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