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とん‐だ🔗🔉

とん‐だ (「飛んだ」で、飛び離れている意か) [一]〔連体〕 ①普通とちがった。風変りな。浄瑠璃、関八州繋馬「山水の唐絵を庭にうつし取る―物好き」 ②思いがけなく重大な。思いもよらない。たいへんな。とんでもない。東海道中膝栗毛3「もふこの宿にとまろうじやアねへか。ナニ―ことをいふ。まだ八ツにやアなるめへ」。「―災難」「―あやまち」「―お笑いぐさだ」 ▷逆説的に、予想外によい意にも用いる。「―掘出し物だ」 [二]〔副〕 非常に。浮世風呂3「大きに御苦労御苦労。―おもしろかつた」 ⇒とんだ‐ちゃがま【とんだ茶釜】 ⇒とんだ‐れいほう【とんだ霊宝】

とんだ‐ちゃがま【とんだ茶釜】🔗🔉

とんだ‐ちゃがまとんだ茶釜】 すてきな美人。とんだことの意にも用いた。洒落本「辰巳之園」によれば、明和(1764〜1772)の頃、江戸谷中の笠森お仙を「とんだ茶釜」といったのに始まるという。 ⇒とん‐だ

とんだばやし【富田林】🔗🔉

とんだばやし富田林】 大阪府南東部の市。中世末、一向宗興正寺の寺内町として発達。現在も古い町並みがよく保存されている。人口12万4千。

とんだり‐はねたり【飛んだり跳ねたり】🔗🔉

とんだり‐はねたり飛んだり跳ねたり】 飛人形とびにんぎょうの別称。

とんだ‐れいほう【とんだ霊宝】🔗🔉

とんだ‐れいほうとんだ霊宝】 安永(1772〜1781)の頃行われた見世物。野菜などで宝物類をかたどって見せた。転じて、とんだことの意を表す。風来六部集「当時諸方にて評判の品々は―珍しきもの」 ⇒とん‐だ

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