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み‐かど【御門】🔗🔉

み‐かど御門】 ①門の尊敬語。源氏物語賢木「―のわたり、所なく立ちこみたりし馬・車うすらぎて」 ②特に、皇居の門。宮門。禁門。万葉集18「大王おおきみの―のまもり」 ③皇居。皇宮。万葉集3「皇祖すめろきの神の―に外の重に立ち候さもらひ」 ④朝廷。皇室。崇神紀「王室みかどを傾かたぶけたてまつらむとす」 ⑤(「帝」とも書く)天皇。万葉集20「天あめの―をかけつれば哭のみし泣かゆ」。「時の―」 ⑥天皇が治める国土。雄略紀「時に新羅、中国みかどに事つかへず」 ⇒みかど‐あげは【帝揚羽】 ⇒みかど‐おがみ【御門拝み・朝拝】 ⇒みかど‐の‐つかさ【闈司】 ⇒みかど‐まいり【御門参り・朝参】 ⇒みかど‐まつり【御門祭】 ⇒みかど‐もり【御門守】

みかど‐あげは【帝揚羽】🔗🔉

みかど‐あげは帝揚羽】 アゲハチョウ科のチョウ。開張約7センチメートル。東南熱帯アジアや日本の本州(紀伊・山口)・四国南部・九州などに分布。特に多産する高知市では特別天然記念物に指定。幼虫はオガタマノキの葉を食う。 ミカドアゲハ(羽化) 提供:ネイチャー・プロダクション ミカドアゲハ 提供:NHK ⇒み‐かど【御門】

みかど‐おがみ【御門拝み・朝拝】‥ヲガミ🔗🔉

みかど‐おがみ御門拝み・朝拝‥ヲガミ ⇒ちょうはい(朝拝)。孝徳紀「賀正礼みかどおがみのことおわりて」 ⇒み‐かど【御門】

みかど‐の‐つかさ【闈司】🔗🔉

みかど‐の‐つかさ闈司⇒いし⇒み‐かど【御門】

みかど‐まいり【御門参り・朝参】‥マヰリ🔗🔉

みかど‐まいり御門参り・朝参‥マヰリ 朝廷へ参ること。参内さんだい。雄略紀「臣・連・伴造、毎日ひにひに―し」 ⇒み‐かど【御門】

みかど‐まつり【御門祭】🔗🔉

みかど‐まつり御門祭】 古代、皇居の門に入ってくる邪神を追いはらうため、櫛磐間門くしいわまど・豊磐間門とよいわまどの2神を祀り、6月・12月に行なった祭事。四時祭式「四面―」 ⇒み‐かど【御門】

みかど‐もり【御門守】🔗🔉

みかど‐もり御門守】 皇居や貴人の家の門を守ること。また、その人。みかきもり。源氏物語槿「―寒げなるけはひ」 ⇒み‐かど【御門】

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