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○下手の横好きへたのよこずき🔗⭐🔉
○下手の横好きへたのよこずき
下手なくせにその事に熱心なこと。「下手の物好き」とも。狂言、縄綯なわない「正真の―といふは、頼うだ人の事ぢや」
⇒へた【下手】
へたば・る
〔自五〕
①ひれふす。平伏する。滑稽本、妙竹林話七偏人「キヤアツと腰を抜きそのままそこへ―・れば」
②弱ってすわりこむ。弱って動けなくなる。浜太郎、折矢柄「鼻頭打つて―・る笑止さ」。「暑さで―・る」
へた‐へた
気力・体力が抜けて立っていられなくなり座り込むさま。また、そのような心境になるさま。「気落ちして―となる」
べた‐べた
①物が粘りつくさま。「飴で手が―する」
②連続して紙類を貼りつけたり、粘性のある液体を塗ったり、印などを押したりするさま。「ポスターを―貼る」
③親近感・甘え・愛情などを濃厚に示すさま。「若い男女が人前で―する」
ぺた‐ぺた
①平らなものに平手や平たいものを連続して軽く打ちつける音。また、そのさま。「スリッパで―と歩く」
②薄いものを幾枚も貼りつけるさま。「ビラを―と貼りつける」
③薄いものが吸いつくようにくっついたり、張りのないものがまとわりついたりするさま。「接着テープが手に―くっつく」
べた‐ぼめ【べた褒め】
(ベタホメとも)すべてを手放しでほめること。
べた‐ぼり【べた掘り】
(→)「総掘り」に同じ。
べた‐ぼれ【べた惚れ】
心底ほれていること。相手の魅力にすっかりまいっていること。「彼は彼女に―だ」
べた‐やき【べた焼き】
多数のネガを並べて1枚の印画紙に密着させて焼き付けること。また、その印画。
べた‐ゆき【べた雪】
水気の多い雪。
べたり
①物のねばりつくさま。また、ねばりつくように、離れないさま。
②尻をつけて直じかに座るさま。ぺたり。
③平らに押しつけたり貼ったりするさま。「膏薬を―と貼る」
ぺたり
①軽く押しつけるように貼るさま。「―とシールを貼る」
②尻をつけて平たく座るさま。
へたり‐こ・む【へたり込む】
〔自五〕
力が抜けて、立っていられずに座り込む。
へた・る
〔自五〕
①尻餅をつく。尻をつけて座る。へたばって座り込む。浄瑠璃、双蝶蝶曲輪日記「勘六と喜兵衛とが鬮くじ取りに当つたら、―・りをらうと持自慢」
②(他動詞的に)倒す。借金などを踏みたおす。滑稽本、大師めぐり「そりやそちが借銭―・らうとおもふておる了簡じやさかい」
ペダル【pedal】
自転車・ピアノ・オルガン・ミシンなどで、操作のために足で踏む部分。「―を踏む」
ぺたん
①はりつくさま。「―と判をおす」
②餅をつく音。
③平たく座るさま。尻餅をつくさま。「地面に―とすわる」
ペタン【Henri Philippe Pétain】
フランスの軍人。元帥。第一次大戦中ヴェルダン防衛で名をあげたが、1940年第二次大戦の敗北に際し、対独協力のヴィシー政権を樹立。戦後、戦犯として終身刑。(1856〜1951)
ペタンク【pétanque フランス】
球技の一つ。木製の標的(ビュット)に向かって金属製のボールを投げ、ビュットまでの近さを競う。
ぺたん‐こ
①押しつぶされて平たくなったさま。ぺちゃんこ。
②餅などをつく音。ぺったんこ。
ペダンチック【pedantic】
学者ぶるさま。衒学げんがく的。
ペダント【pedant】
学者ぶる人。衒学げんがく者。
ペダントリー【pedantry】
学者ぶること。知ったかぶり。衒学げんがく。ペダンチズム。
べち【別】
(呉音)べつ。宇津保物語蔵開上「―の禄など賜ひ渡して」
ベチ【Mongo Beti】
カメルーンの小説家。「カメルーンの収奪」を発表しフランスへ亡命。ルーアンで教師を勤めた後帰国。「残酷な街」「ボンバの哀れなキリスト」など。(1932〜2001)
ペチカ【pechka ロシア】
暖炉の一種。石・煉瓦・粘土などで造った壁面からの放射熱で暖房するもの。ペーチカ。
べち‐ぎ【別儀・別義】
①⇒べつぎ。日葡辞書「コノハウニヲイテイッセッ(一切)ベチギハゴザナイ」
②碾茶ひきちゃの、極上に次ぐ上品。〈日葡辞書〉
⇒べちぎ‐ぞそり【別儀揃】
べちぎ‐ぞそり【別儀揃】
別儀2を採ったあとの葉で製した碾茶ひきちゃ。〈日葡辞書〉
⇒べち‐ぎ【別儀・別義】
べち‐ぎょう【別行】‥ギヤウ
⇒べつぎょう
ペチコート【petticoat】
女性の下着の一種で、スカート状のもの。アンダー‐スカート。
べち‐じ【別時】
⇒べつじ
べち‐だん【別段】
⇒べつだん。平家物語1「これは異朝の先規たるうへ、―の事なり」
べち‐のう【別納】‥ナフ
①物などを納めておくため、母屋おもやから離して建てた建物。宇津保物語蔵開下「―に渡し奉りつ」
②別納所の略。
→べつのう。
⇒べちのう‐しょ【別納所】
べちのう‐しょ【別納所】‥ナフ‥
上皇に食料や日用品などを調進する役所。
⇒べち‐のう【別納】
べち‐べち【別別】
⇒べつべつ
へちま【糸瓜・天糸瓜】
①ウリ科の蔓性一年草。熱帯アジアの原産。茎は長く、巻鬚まきひげで他物にからみつく。葉は掌状で3〜7に浅裂。夏、5弁の黄花を開く。雌雄同株。果実は円柱状で若いうちは食用、完熟すると果肉内に強靱な繊維組織が網目状に生じ、これをさらして汗除け・垢すりなどに用いる。唐瓜とうりともいい、「と」の字(いろは順の「へ」と「ち」の間)が名の由来という。〈[季]秋〉。〈日葡辞書〉
②つまらぬもののたとえ。へちまのかわ。一休狂歌問答「世の中は何の―と思へども」
⇒へちま‐えり【糸瓜襟】
⇒へちま‐き【糸瓜忌】
⇒へちま‐すい【糸瓜水】
⇒へちま‐ぞうり【糸瓜草履】
⇒へちま‐の‐かわ【糸瓜の皮】
⇒へちま‐やろう【糸瓜野郎】
⇒糸瓜の皮とも思わず
へちま‐えり【糸瓜襟】
襟の型の一種。後ろから前まで、きざみ目を入れず、やや丸みをもたせ、へちまの形に似る。→襟(図)。
⇒へちま【糸瓜・天糸瓜】
へちま‐き【糸瓜忌】
正岡子規の忌日。9月19日。獺祭だっさい忌。〈[季]秋〉
⇒へちま【糸瓜・天糸瓜】
へちま‐すい【糸瓜水】
へちまの茎からとった水。古来、化粧水または咳止め薬に用いる。
⇒へちま【糸瓜・天糸瓜】
へちま‐ぞうり【糸瓜草履】‥ザウ‥
さらして白くしたへちまの果実の繊維を重ねて作った草履。
⇒へちま【糸瓜・天糸瓜】
へちま‐の‐かわ【糸瓜の皮】‥カハ
①へちまの外皮。
②へちまの外皮・種子などを取り去ったあとの淡黄色の繊維。垢すりなどに用いる。へちま。
③何の役にも立たないもの。また、つまらぬもののたとえ。浄瑠璃、丹波与作待夜の小室節「恩も礼儀も忠孝も死ぬる身には―」
⇒へちま【糸瓜・天糸瓜】
広辞苑に「下手の横好き」で始まるの検索結果 1-1。