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ふ‐あん【不安】🔗⭐🔉
ふ‐あん【不安】
①安心のできないこと。気がかりなさま。心配。不安心。「―な一夜を過ごす」
②(Angst ドイツ)実存主義哲学の重要概念の一つ。キルケゴールでは実存のもつ本質的矛盾に、ハイデガーでは根源的無に根差す気分であり、両者とも特定の対象への恐怖とは異なる。
⇒ふあん‐ざいりょう【不安材料】
⇒ふあん‐しんけいしょう【不安神経症】
⇒ふあん‐の‐ぶんがく【不安の文学】
ふあん‐ざいりょう【不安材料】‥レウ🔗⭐🔉
ふあん‐ざいりょう【不安材料】‥レウ
他人に不安を抱かせる要素。望ましくない事態を予想させる心配な点。
⇒ふ‐あん【不安】
ふあん‐しんけいしょう【不安神経症】‥シヤウ🔗⭐🔉
ふあん‐しんけいしょう【不安神経症】‥シヤウ
不安・焦燥を主症状とする神経症。
⇒ふ‐あん【不安】
ふ‐あんてい【不安定】🔗⭐🔉
ふ‐あんてい【不安定】
安定しないこと。おちつかないさま。「―な立場」「情緒―」
⇒ふあんてい‐しゅうぎょう【不安定就業】
⇒ふあんてい‐な‐つりあい【不安定な釣合】
ふあんてい‐しゅうぎょう【不安定就業】‥シウゲフ🔗⭐🔉
ふあんてい‐しゅうぎょう【不安定就業】‥シウゲフ
身分・収入などの不安定な就業状態。潜在失業・不完全就業をいう。
⇒ふ‐あんてい【不安定】
ふあんてい‐な‐つりあい【不安定な釣合】‥アヒ🔗⭐🔉
ふあんてい‐な‐つりあい【不安定な釣合】‥アヒ
物理的状態の一つで、それが実現し持続することが一応可能ではあるが、いったん外からごく小さい変化を与えれば、その状態から大きく外れて初めの状態に戻らないようなものをいう。円錐体を平面の上に逆立ちさせた釣合の類。
⇒ふ‐あんてい【不安定】
ふあん‐の‐ぶんがく【不安の文学】🔗⭐🔉
ふあん‐の‐ぶんがく【不安の文学】
現代の社会的不安と知識人の精神的危機とを重視する文学上の傾向。シェストフ・ドストエフスキーらを先駆とし、日本では昭和10年代に三木清・河上徹太郎らの紹介に基づき、第二次大戦前の危機意識を反映して起こった。戦後、実存主義文学の形で発展。
⇒ふ‐あん【不安】
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