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きゅうひん‐ちゅうせい【九品中正】キウ‥🔗🔉

きゅうひん‐ちゅうせい九品中正キウ‥ 魏晋南北朝の官吏登用法。漢代の郷挙里選きょうきょりせんに代わって魏の時に始められたもの。地方の州郡に中正という官をおき、その地方の官吏志望者を9等に評価して推挙させ、その判定に基づき登用。九品官人法。→科挙

くほん‐あんにょうかい【九品安養界】‥ヤウ‥🔗🔉

くほん‐あんにょうかい九品安養界‥ヤウ‥ (→)九品浄土に同じ。太平記18「聖真子は―の化主」 ⇒く‐ほん【九品】

くほん‐おうじょう【九品往生】‥ワウジヤウ🔗🔉

くほん‐おうじょう九品往生‥ワウジヤウ 極楽浄土に往生する者に九等の階位があるということ。また、九品浄土に往生すること。平家物語3「―疑い無し」 ⇒く‐ほん【九品】

くほん‐じょうしょう【九品上生】‥ジヤウシヤウ🔗🔉

くほん‐じょうしょう九品上生‥ジヤウシヤウ 九品中の最上位。すなわち、上品上生。謡曲、柏崎「極楽の―の台うてななるに」 ⇒く‐ほん【九品】

くほん‐じょうど【九品浄土】‥ジヤウ‥🔗🔉

くほん‐じょうど九品浄土‥ジヤウ‥ 往生する者の機根に応じて九等の差別がある浄土。阿弥陀の西方浄土。極楽浄土。九品安養界。九品の浄刹。 ⇒く‐ほん【九品】

くほん‐ねんぶつ【九品念仏】🔗🔉

くほん‐ねんぶつ九品念仏】 九品浄土に往生しようと願って念仏すること。また、念仏称名の調子を九通りに変えて唱えること。 ⇒く‐ほん【九品】

くほん‐の‐うてな【九品の台】🔗🔉

くほん‐の‐うてな九品の台(→)九品蓮台に同じ。平家物語3「―目の前にかかやき」 ⇒く‐ほん【九品】

くほん‐の‐ぎょうごう【九品の行業】‥ギヤウゴフ🔗🔉

くほん‐の‐ぎょうごう九品の行業‥ギヤウゴフ 極楽浄土に往生するための九種の修行。 ⇒く‐ほん【九品】

くほん‐の‐きょうしゅ【九品の教主】‥ケウ‥🔗🔉

くほん‐の‐きょうしゅ九品の教主‥ケウ‥ 九品浄土の教主。すなわち、阿弥陀仏。 ⇒く‐ほん【九品】

くほん‐の‐のぞみ【九品の望】🔗🔉

くほん‐の‐のぞみ九品の望】 九品浄土に往生したいとの願い。栄華物語根合「九品の御望こそ深くはおぼしめさるべけれ」 ⇒く‐ほん【九品】

くほん‐ぶつ【九品仏】🔗🔉

くほん‐ぶつ九品仏】 九品浄土の阿弥陀仏を九体の像につくったもの。九体仏くたいぶつ。九体の弥陀仏。 ⇒く‐ほん【九品】

くほん‐らいごう‐ず【九品来迎図】‥ガウヅ🔗🔉

くほん‐らいごう‐ず九品来迎図‥ガウヅ 阿弥陀仏が九品ごとに異なる来迎をするさまを描いた仏画。 ⇒く‐ほん【九品】

くほん‐れんだい【九品蓮台】🔗🔉

くほん‐れんだい九品蓮台】 極楽浄土にあるという蓮の台うてな。往生した者が座す。生前の功徳によって九等の差別がある。九品のうてな。九品の蓮はちす。枕草子101「―の間には下品げぼんといふとも」 ⇒く‐ほん【九品】

ここの‐しな【九品】🔗🔉

ここの‐しな九品】 (「九品くほん」の訓読)極楽浄土の九つの階級。源氏物語夕顔「―の上かみにもさはりなく生れ給はめ」

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