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し‐て【仕手・為手】🔗🔉

し‐て仕手・為手】 ①行う人。(巧みに)する人。やりて。狂言、八句連歌「お相手になりまするやうな―ではござりませねども」 ②(普通シテと書く)能または狂言の主役。中入なかいりをする時は、前場の方のを前ジテ、後場の方のを後のちジテという。→わき→つれ→あど。 ③(取引用語)投機の目的で比較的多量の売買をする人。→仕手株してかぶ→仕手戦

して‐かた【仕手方】🔗🔉

して‐かた仕手方】 (シテ方と書く)能役者で、シテ・シテヅレに扮し、また地謡となることを専門とする者。ワキ方に比べいっそう歌舞的な技法で、役により面を用いる。観世・宝生・金春・金剛・喜多の5流。↔ワキ方

して‐かぶ【仕手株】🔗🔉

して‐かぶ仕手株】 (取引用語)仕手3が主として売買の対象とする株式。相場を大きく動かす投機的な株。

して‐せん【仕手戦】🔗🔉

して‐せん仕手戦】 (取引用語)ある銘柄の株をめぐって大量の売買が行われ、売方と買方とが激しくぶつかり合うこと。

して‐づれ【仕手連れ】🔗🔉

して‐づれ仕手連れ】 (シテツレとも)「連れ3」参照。

して‐どの【仕手殿】🔗🔉

して‐どの仕手殿】 鹿子絞かのこしぼりの女工。好色一代男2「室町の牙婆すわい、其外―、此処に頼らぬといふ事なし」

して‐ばしら【仕手柱】🔗🔉

して‐ばしら仕手柱】 能舞台の4本の柱のうち、向かって左奥の柱。シテの所作の起点とも終点ともなる所。→能舞台(図)

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