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うかがい【伺い】ウカガヒ🔗🔉

うかがい伺いウカガヒ ①神仏に託宣を請うこと。また、目上の人に指図を求めること。特に、官公庁で上司に許可・命令を求めること。「(お)―を立てる」 ②「訪問すること」「聞くこと」「問うこと」などの謙譲語。「御機嫌―」 ⇒うかがい‐しょ【伺い書】 ⇒うかがい‐ぼん【伺い本】

うかがい‐しょ【伺い書】ウカガヒ‥🔗🔉

うかがい‐しょ伺い書ウカガヒ‥ 上司の指令を請うために出す文書。 ⇒うかがい【伺い】

うかがい‐し・る【伺い知る・窺い知る】ウカガヒ‥🔗🔉

うかがい‐し・る伺い知る・窺い知るウカガヒ‥ 〔他五〕 表面に現れていない事柄についておおよその見当をつける。察知する。「外からは―・ることができない」

うかがい‐ぼん【伺い本】ウカガヒ‥🔗🔉

うかがい‐ぼん伺い本ウカガヒ‥ (→)上本あげほんに同じ。 ⇒うかがい【伺い】

うかが・う【伺う】ウカガフ🔗🔉

うかが・う伺うウカガフ 〔他五〕 (「窺う」から) ①(神仏または目上に対して)託宣または指図などをいただきたいと申し出る。平家物語5「院宣―・はうに一日が逗留ぞあらんずる」 ②「聞く」「尋ねる」「問う」の謙譲語。お尋ねする。また、目上の人の話などを聞く。拝聴する。実悟旧記「誰に問ひ申すべき由、―・ひ申しければ」。「有益なお話を―・った」 ③(自動詞として)「訪問する」の謙譲語。参上する。「先生のお宅に―・う」 ④(自動詞として、「御機嫌を―・う」の意から)大勢の人の相手をしてお話しする。「一席―・う」

さもらい【伺候】サモラヒ🔗🔉

さもらい伺候サモラヒ 様子をうかがうこと。万葉集6「風吹けば波か立たむと―に都太つだの細江に浦隠り居り」

し‐こう【伺候】🔗🔉

し‐こう伺候】 ①おそばに奉仕すること。太平記2「これは右少弁殿―の者にて候ふが」 ②参上して御機嫌をうかがうこと。浄瑠璃、傾城反魂香「四郎二郎、桜の間に―し」

し‐さつ【伺察】🔗🔉

し‐さつ伺察】 人の様子をうかがい見ること。

[漢]伺🔗🔉

 字形  筆順 〔人(亻・)部5画/7画/常用/2739・3B47〕 〔音〕(呉)(漢) 〔訓〕うかがう [意味] ①うかがい見る。さぐる。のぞく。(同)覗。「伺察・伺隙しげき・奉伺」 ②訪問する。相手の様子・意向をたずねる。「伺候」 [解字] 形声。「人」+音符「司」(=のぞく)。人が狭い穴からのぞく意。

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