すみ‐わ・ぶ【
住み侘ぶ】
〔自上二〕
気落ちして、住んでいる力をなくす。住みづらく思う。伊勢物語「―・びぬ今は限りと山里に身を隠すべき宿求めてむ」
○角を入るすみをいる
元服2〜3年前の男子が前髪の額際両隅を剃り込むこと。半元服。「角を抜く」とも。好色一代女
6「いまだ年ごろは十六七なるが、角さへ入れぬ前髪」
→角前髪
⇒すみ【隅・角】
○墨を磨るは病夫の如くし、筆を把るは壮士の如くすすみをするはびょうふのごとくしふでをとるはそうしのごとくす
「墨は餓鬼に磨らせ、筆は鬼に持たせよ」と同趣意。
⇒すみ【墨】