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はたら・く【働く】🔗🔉

はたら・く働く】 〔自五〕 ①うごく。宇津保物語蔵開下「鯛・鯉は生きて―・くやうにて」。古今著聞集20「其の中にへしこめて、―・かぬやうにおしおほひてけり」。平家物語1「聖を追出ついしゅつせんとしければ…またくいづまじとて―・かず」 ②精神が活動する。平家物語4「神慮も動き、太政入道の心も―・きぬらんとぞ見えし」。日葡辞書「ココロノハタライタヒト」「キノハタラカヌヒト」。「勘が―・く」 ③精出して仕事をする。方丈記「常に歩き、常に―・くは養性ようじょうなるべし」。「よく―・く人だ」 ④他人のために奔走する。傾城禁短気「亭主日比ひごろ懇にする馴染甲斐には、こんな所を―・け」 ⑤効果をあらわす。作用する。好色一代女2「その銀かね―・かずして居喰いぐいの人は思ひもよらぬ事」。「引力が―・く」 ⑥(他動詞的に)(悪いことを)する。「盗みを―・く」「乱暴を―・く」 ⑦(文法で)語尾などの語形が変化する。活用する。「四段に―・く」

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