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ぎ【儀】🔗⭐🔉
ぎ【儀】
①作法。礼式。「結婚の―」
②ことがら。わけ。御伽草子、文正草子「その―ならばかなし」。「余―なく」
③(主に文章語として)人を示す体言に添えて、それについて言えば、の意を示す。「私―」「その方―」
ぎ‐き【儀軌】🔗⭐🔉
ぎ‐き【儀軌】
①法則。儀範。儀法。正法眼蔵帰依仏法僧宝「仏々祖々の法は、かならずそのはじめに帰依三宝の―あるなり」
②密教の儀礼・行法や図像に関する規則。また、それらを記述した経典。秘密儀軌。密軌。
ぎ‐ぎょう【儀刑・儀形・儀型】‥ギヤウ🔗⭐🔉
ぎ‐ぎょう【儀刑・儀形・儀型】‥ギヤウ
⇒ぎけい
ぎ‐けい【儀刑・儀形・儀型】🔗⭐🔉
ぎ‐けい【儀刑・儀形・儀型】
(ギギョウとも)模範。のり。てほん。
ぎ‐しき【儀式】🔗⭐🔉
ぎ‐しき【儀式】
公事・神事・仏事または慶弔の礼などに際し、一定の規則に従って行う作法。また、その行事。「盛大に―を執り行う」
⇒ぎしき‐がし【儀式菓子】
⇒ぎしき‐ば・る【儀式張る】
⇒ぎしき‐め・く【儀式めく】
ぎしき‐がし【儀式菓子】‥グワ‥🔗⭐🔉
ぎしき‐がし【儀式菓子】‥グワ‥
儀式に用いる菓子。
⇒ぎ‐しき【儀式】
ぎしき‐ば・る【儀式張る】🔗⭐🔉
ぎしき‐ば・る【儀式張る】
〔自五〕
形式を重んじ、ものものしく体裁をかざる。
⇒ぎ‐しき【儀式】
ぎしき‐め・く【儀式めく】🔗⭐🔉
ぎしき‐め・く【儀式めく】
〔自五〕
儀式らしく見える。体裁をかざっている。
⇒ぎ‐しき【儀式】
ぎ‐じょう【儀仗】‥ヂヤウ🔗⭐🔉
ぎ‐じょう【儀仗】‥ヂヤウ
①儀式の際に用いる兵仗。儀式用の武器。
②(→)儀式に同じ。
⇒ぎじょう‐へい【儀仗兵】
ぎ‐じょう【儀状】‥ジヤウ🔗⭐🔉
ぎ‐じょう【儀状】‥ジヤウ
品行。行儀。容儀。
ぎじょう‐へい【儀仗兵】‥ヂヤウ‥🔗⭐🔉
ぎじょう‐へい【儀仗兵】‥ヂヤウ‥
儀礼・警衛のために、天皇・皇族・大臣・高官、あるいは外国の賓客などにつけられた兵士。
⇒ぎ‐じょう【儀仗】
ぎすけ‐に【儀助煮】🔗⭐🔉
ぎすけ‐に【儀助煮】
小魚類を甘辛く煮て、唐芥子とうがらし・海苔のりなどの香味を加え、焙炉ほいろにかけて乾かしたもの。福岡の名物。宮野儀助の創製。
ぎ‐せい【儀制】🔗⭐🔉
ぎ‐せい【儀制】
①儀式と制度。
②儀式に関する制度。
ぎ‐せい【擬勢・義勢・儀勢】🔗⭐🔉
ぎ‐せい【擬勢・義勢・儀勢】
①見せかけの勢い。うわべばかりの威力。強がり。平家物語2「―ばかりでは此の謀反かなふべうもみえざりしかば」
②意気ごみ。威勢。秋夜長物語「さしも―の天狗ども恐れわななきて」
③動物が相手をおどすために体色を変えたりしてとる態勢。
⇒擬勢を張る
ぎ‐せつ【儀節】🔗⭐🔉
ぎ‐せつ【儀節】
ほどよくすること。節制。
ぎ‐そう【儀装】‥サウ🔗⭐🔉
ぎ‐そう【儀装】‥サウ
儀式の装飾、設備。
ぎ‐そく【儀則】🔗⭐🔉
ぎ‐そく【儀則】
①儀式。太平記37「軈やがて還幸の―を促されける」
②法則。規則。
ぎてき【儀狄】🔗⭐🔉
ぎてき【儀狄】
中国古伝説上の人物。夏かのとき、初めて酒を造る。禹うはその害を憂え、酒を絶ったという。
○気で気を病むきできをやむ
その必要もないのに、心配しすぎて自ら苦しむ。
⇒き【気】
ぎ‐てん【儀典】🔗⭐🔉
ぎ‐てん【儀典】
儀式の規定。典例。典範。
ぎ‐とう【儀刀】‥タウ🔗⭐🔉
ぎ‐とう【儀刀】‥タウ
節会せちえ・御禊ごけい・行幸など儀式の時、威儀を整えるために佩用する太刀。儀仗の太刀。かざりたち。
ぎどう‐さんし【儀同三司】🔗⭐🔉
ぎどう‐さんし【儀同三司】
①(その儀礼の格式が三司すなわち太政大臣・左右大臣に同じという意)准大臣じゅんだいじんの称号。
②(准大臣に任ぜられた最初の人だからいう)藤原伊周これちかの称号。
⇒ぎどうさんし‐の‐はは【儀同三司の母】
ぎどうさんし‐の‐はは【儀同三司の母】🔗⭐🔉
ぎどうさんし‐の‐はは【儀同三司の母】
平安中期の歌人。藤原伊周これちか・定子の母。藤原道隆の妻。名は貴子。高階成忠の女むすめ。円融天皇の内侍。高内侍こうのないし。( 〜996)
⇒ぎどう‐さんし【儀同三司】
ぎ‐はん【儀範】🔗⭐🔉
ぎ‐はん【儀範】
よりどころとすべき模範。のり。規範。
ぎ‐ひょう【儀表】‥ヘウ🔗⭐🔉
ぎ‐ひょう【儀表】‥ヘウ
[史記太史公自序]手本。模範。
ぎ‐ほう【儀法】‥ハフ🔗⭐🔉
ぎ‐ほう【儀法】‥ハフ
きまり。おきて。
ぎほう‐れき【儀鳳暦】🔗⭐🔉
ぎほう‐れき【儀鳳暦】
太陰暦の一種。唐の高宗の麟徳2年(665)李淳風の作った麟徳暦の日本での称。高宗の儀鳳2年(677)に渡来し、697年から763年まで行われた。→暦法(表)
ぎ‐よう【儀容】🔗⭐🔉
ぎ‐よう【儀容】
礼儀にかなった姿。容儀。
ぎらい【儀礼】🔗⭐🔉
ぎらい【儀礼】
三礼さんらいの一書。冠婚喪祭・朝覲ちょうきん・聘問へいもんなどの儀式・制度を記した書。戦国時代1の作と考えられる。17篇。
ぎ‐れい【儀礼】🔗⭐🔉
ぎ‐れい【儀礼】
社会的慣習として、形式を整えて行う礼儀。礼式。「―的」
[漢]儀🔗⭐🔉
儀 字形
筆順
〔人(亻・
)部13画/15画/常用/2123・3537〕
〔音〕ギ(呉)(漢)
〔訓〕のり
[意味]
①美しく形の整った容姿や動作。「儀容・威儀」
②のっとるべき作法。立派な規準。手本。「儀表・儀式・礼儀・流儀」
③一定の作法にのっとって行う行事。「朝見の儀」「婚儀・葬儀」
④規準となる器械。模型。「地球儀・水準儀」
⑤こと。事柄。「その儀ばかりは御容赦下さい」「難儀・余儀・公儀」▶固有名詞または代名詞に添えて主題であることを示す。「私わたくし儀」「其方そのほう儀」
[解字]
形声。「人」+音符「義」(=整っていて正しい)。人の手本となる行為の意。
[下ツキ
威儀・行儀・公儀・豪儀・国儀・坤儀・婚儀・渾天儀・祭儀・仕儀・辞儀・謝儀・祝儀・盛儀・葬儀・大儀・地球儀・朝儀・内儀・難儀・風儀・別儀・密儀・名儀・役儀・容儀・余儀・律儀・略儀・流儀・礼儀



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