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いり【入り】🔗🔉

いり入り】 ①入ること。「土俵―」「鳴り物―」 ②日や月が沈むこと。「日の―」 ③(沖縄で)西。 ④(「要り」とも書く)いりよう。入費。ものいり。「―がかさむ」 ⑤収入。あがり。「―をはかる」 ⑥人や物のはいる量。「芝居の―がわるい」 ⑦特定の期間の最初の日。「彼岸の―」

いり‐あ・げる【入り揚げる】🔗🔉

いり‐あ・げる入り揚げる】 〔他下一〕 (→)「いれあげる」に同じ。

いり‐あわ・す【入り合す】‥アハス🔗🔉

いり‐あわ・す入り合す‥アハス 〔他四・下二〕 (→)「いれあわす」に同じ。

いり‐おんじょう【入り音声】‥ジヤウ🔗🔉

いり‐おんじょう入り音声‥ジヤウ 舞楽で、舞人が舞いながら退場しようとする時の奏楽。

いり‐かげん【入り加減】🔗🔉

いり‐かげん入り加減】 ①はいっている程度、分量。 ②湯などの、はいるのに適度なころあい。はいりかげん。浮世風呂「げにも朝湯の―」

いり‐かせぎ【入り稼ぎ】🔗🔉

いり‐かせぎ入り稼ぎ】 他所から入りこんで稼ぐこと。

いり‐がた【入り方】🔗🔉

いり‐がた入り方】 日や月などの沈もうとするころ。源氏物語桐壺「月は―の、空清う澄みわたれるに」

いり‐かど【入り門】🔗🔉

いり‐かど入り門】 いりくち。戸ぐち。

いり‐がね【入り金】🔗🔉

いり‐がね入り金】 収入金。所得の金銭。

いり‐かわ・る【入り替わる・入り代わる】‥カハル🔗🔉

いり‐かわ・る入り替わる・入り代わる‥カハル 〔自五〕 (→)「いれかわる」に同じ。浄瑠璃、用明天皇職人鑑「外道の悪念魂に―・り」

いり‐く・む【入り組む】🔗🔉

いり‐く・む入り組む】 〔自五〕 物事が互いにからみあって複雑になる。こみいる。「―・んだ話」「―・んだ路地」

いりくり‐うた【入り繰り歌】🔗🔉

いりくり‐うた入り繰り歌】 ひねくりまわし過ぎてぎこちなく、情も言葉も整わない歌。毎月抄「いりほがの―」

いり‐こ・む【入り込む】🔗🔉

いり‐こ・む入り込む】 〔自五〕 ①無理にはいる。おしわけてはいる。 ②潜入する。 ③いりくむ。こみいる。

いり‐し・める【入り染める】🔗🔉

いり‐し・める入り染める】 〔自下一〕 入ってよく馴れる。東海道中膝栗毛「―・めて見ると熱くはねえ」

いり‐た・つ【入り立つ】🔗🔉

いり‐た・つ入り立つ】 〔自四〕 ①はいりこむ。古事記「臣おみの子の八重の柴垣―・たずあり」 ②親しく出入りする。親しく交際する。源氏物語蜻蛉「大将の君は、いとさしも―・ちなどし給はぬほどにて」 ③物事に深く立ち入る。通じる。徒然草「何事も―・たぬさましたるぞよき」

いり‐ちが・う【入り違う】‥チガフ🔗🔉

いり‐ちが・う入り違う‥チガフ [一]〔自五〕 (→)「いれちがう」に同じ。 [二]〔他下二〕 ⇒いりちがえる(下一)

いり‐ちが・える【入り違える】‥チガヘル🔗🔉

いり‐ちが・える入り違える‥チガヘル 〔他下一〕[文]いりちが・ふ(下二) (→)「いれちがえる」に同じ。

いり‐どり【入り取り】🔗🔉

いり‐どり入り取り】 人家に押し入り物品を奪い取ること。また、その者。平家物語8「京中には源氏みちみちて、在々所々に―多し」

いり‐ひ【入り日】🔗🔉

いり‐ひ入り日】 夕暮に西に沈もうとする太陽。また、その光。落日。万葉集1「わたつみの豊旗雲に―見し」 ⇒いりひ‐かげ【入日影】

いり‐びたり【入り浸り】🔗🔉

いり‐びたり入り浸り】 いりびたること。

いり‐びた・る【入り浸る】🔗🔉

いり‐びた・る入り浸る】 〔自五〕 ①水の中にずうっとつかる。 ②自宅以外の場所に居つづけて帰らない。また、ひんぱんに行く。浄瑠璃、淀鯉出世滝徳「年中くるわへ―・り」。「碁会所に―・る」

いり‐ふ・す【入り臥す】🔗🔉

いり‐ふ・す入り臥す】 〔自四〕 ①入って臥す。枕草子312「夜行し細殿などに―・したる」 ②ある状態に入りきる。没入する。毎月抄「心をすまして、その一境に―・してこそ」

いり‐ふね【入り船】🔗🔉

いり‐ふね入り船】 港にはいって来る船。↔出船でふね⇒いりふね‐つなぎ【入船繋ぎ】 ⇒いりふね‐ほっけ【入船祝】

いり‐まじ・る【入り交じる・入り雑じる】🔗🔉

いり‐まじ・る入り交じる・入り雑じる】 〔自五〕 さまざまのものがまざり合う。入りこんで区別がつかなくなる。「敵味方―・る」「怒りと悲しみの―・った表情」

いり‐みだ・れる【入り乱れる】🔗🔉

いり‐みだ・れる入り乱れる】 〔自下一〕[文]いりみだ・る(下二) 入りまじり混乱する。「敵味方―・れて戦う」「情報が―・れる」

いり‐むこ【入り婿】🔗🔉

いり‐むこ入り婿】 他家に入ってその家の娘の婿となること。また、その人。婿養子。入夫。好色一代男2「世之介是非に―」

いり‐よう【入り用】🔗🔉

いり‐よう入り用】 ①入費。費用。色道大鏡「万事の―家主より調へてわたす法なり」 ②ある用事のために必要なこと。にゅうよう。「―な品」「金が―になる」

いり‐わけ【入り訳】🔗🔉

いり‐わけ入り訳】 いりくんだ事情。浄瑠璃、八百屋お七「此の―をとつくりと云ひ聞かせたら」

はいり【入り・這入り】ハヒリ🔗🔉

はいり入り・這入りハヒリ ①はいること。 ②邸宅の入口。門を入って家に至る間の地。はいりぐち。はいいり。和泉式部集「わが宿の―の柳下はらへども」 ③やっと這い入るばかりであること。極めて狭いこと。日葡辞書「ハイリノコヤ」 ⇒はいり‐ぐち【這入り口】

はいり‐こ・む【入り込む・這入り込む】ハヒリ‥🔗🔉

はいり‐こ・む入り込む・這入り込むハヒリ‥ 〔自五〕 中へはいる。奥深くはいる。二葉亭四迷、浮雲「文三は部屋へ―・み坐に着きながら」。「話に―・む」

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