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む【六】🔗⭐🔉
む【六】
数の名。むつ。むっつ。ろく。
む‐たまがわ【六玉川】‥ガハ(地名)🔗⭐🔉
む‐たまがわ【六玉川】‥ガハ
玉川6カ所の総称。→玉川
むたまがわ【六玉川】‥ガハ(作品名)🔗⭐🔉
むたまがわ【六玉川】‥ガハ
①歌舞伎舞踊。長唄。本名題「六玉川琴柱ことじの雁」。三升屋二三治作詞、4世杵屋六三郎作曲。1829年(文政12)初演。
②富本節。本名題「草枕露の玉歌和たまがわ」。3世鳥羽屋里長作曲。山田流箏曲にも移曲される。
③地歌。穂積頼母作詞、国山勾当作曲。
④箏曲。三橋検校(1693?〜1760)作曲の組歌。
むつ‐ぎり【六つ切】🔗⭐🔉
むつ‐ぎり【六つ切】
写真感光材料の大きさの一つ。20.3センチメートル×25.4センチメートル(8インチ×10インチ)程度の大きさに対する慣用名。六つ。六つ切判。
むつ‐どき【六つ時】🔗⭐🔉
むつ‐どき【六つ時】
昔の時刻の名。→むつ(六)2
むつ‐の‐お【六つの緒】‥ヲ🔗⭐🔉
むつ‐の‐お【六つの緒】‥ヲ
和琴わごんの6弦。また、和琴のこと。古今和歌集六帖5「―のよりめごとにぞ香は匂ふ」
むつ‐の‐ちまた【六つの巷】🔗⭐🔉
むつ‐の‐ちまた【六つの巷】
六道ろくどうへ行く分れ道。太平記6「待てしばし子を思ふ闇に迷ふらん―の道しるべせん」
むつ‐の‐ちり【六つの塵】🔗⭐🔉
むつ‐の‐ちり【六つの塵】
「六塵ろくじん」の訓読。新葉和歌集釈教「―あまねく照らす光こそ」
むつ‐の‐ね【六つの根】🔗⭐🔉
むつ‐の‐ね【六つの根】
「六根ろっこん」の訓読。散木奇歌集「わが―の罪や消ゆらん」
むつ‐の‐はな【六つの花】🔗⭐🔉
むつ‐の‐はな【六つの花】
雪の異称。六角状に結晶する形からいう。六花りっか。〈[季]冬〉
むつ‐の‐みち【六つの道】🔗⭐🔉
むつ‐の‐みち【六つの道】
「六道ろくどう」の訓読。赤染衛門集「めぐりけんほどぞ悲しきおくれてはひとりや―にまどひし」
むつ‐の‐わたり【六つの渡り】🔗⭐🔉
むつ‐の‐わたり【六つの渡り】
(→)六道ろくどう1に同じ。拾玉集1「あま小舟法の心を知りぬれば―もたどられぬかな」
むつはん‐ぼん【六つ半本】🔗⭐🔉
むつはん‐ぼん【六つ半本】
和本において、全紙の6分の1の大きさの本。ほぼ正方形になる。
むつ‐むさし【六つ六指】🔗⭐🔉
むつ‐むさし【六つ六指】
白・黒の碁石を3個ずつ使い、自分の石を3個連ねた方が勝となる遊戯。(和漢三才図会)
むつ‐わり【六つ割り】🔗⭐🔉
むつ‐わり【六つ割り】
①六つに等分すること。また、そのもの。6等分。
②4斗樽だるの酒を六つに分けた量。また、その量を入れる樽。
りく‐えふ【六衛府】‥ヱ‥🔗⭐🔉
りく‐えふ【六衛府】‥ヱ‥
⇒ろくえふ
りく‐か【六花】‥クワ🔗⭐🔉
りく‐か【六花】‥クワ
⇒りっか
りく‐か【六科】‥クワ🔗⭐🔉
りく‐か【六科】‥クワ
中国、唐初の科挙(官吏登用試験)の六つの科目。すなわち秀才・明経・進士・明法・明書・明算の総称。
りく‐かん【六官】‥クワン🔗⭐🔉
りく‐かん【六官】‥クワン
周代の六中央行政機関。すなわち天官・地官・春官・夏官・秋官・冬官の総称。→六卿りくけい
りく‐ぎ【六義】🔗⭐🔉
りく‐ぎ【六義】
①詩経大序にいう詩の6種の分類。すなわち賦・比・興・風・雅・頌。賦は感想そのままを述べたもの、比はたとえを採って感想を述べたもの、興は外物に触れて感想を述べたもの、風は民間に行われる歌謡、雅は朝廷でうたわれる雅正の詞藻、頌は宗廟頌徳の詞藻。
②紀貫之が詩の六義を転用して古今集序において述べた、和歌の6種の風体。そえ歌・かぞえ歌・なずらえ歌・たとえ歌・ただこと歌・いわい歌。転じて、和歌。「―の道」
③書道で、筆法・風情・字象・去病・骨目・感徳の6種の法。
④(→)六書りくしょ1に同じ。
りく‐ぎ【六儀】🔗⭐🔉
りく‐ぎ【六儀】
①周代、祭祀さいし・賓客・朝廷・喪紀・軍旅・車馬の6事に関する儀式。
②転じて、ものの道理・筋道。浄瑠璃、今宮の心中「善悪ふたつをかみ分けて、―をただす柴崎に」
③唐代後宮の六つの女官名。淑儀など。
りく‐ぎ【六議】🔗⭐🔉
りく‐ぎ【六議】
律に規定された刑法上の特典を受くべき6種の資格。議親ぎしん・議故ぎこ・議賢ぎけん・議能ぎのう・議功ぎくう・議貴ぎきの総称。天皇の親族・縁故者、国家の賢者や能・功ある者、貴族などは裁判に際し律を機械的に適用されず、特に情状酌量され、また流罪以下ならば最初から一等減刑される。唐律の八議に由来。→八議
りくぎ‐えん【六義園】‥ヱン🔗⭐🔉
りくぎ‐えん【六義園】‥ヱン
東京都文京区本駒込にある回遊式庭園。元禄(1688〜1704)年間、柳沢吉保がその別邸に造った江戸時代の名園。
りく‐きゅう【六宮】🔗⭐🔉
りく‐きゅう【六宮】
中国で、皇后のいる六つの宮殿。後宮。太平記39「―の美人」
りく‐ぐん【六軍】🔗⭐🔉
りく‐ぐん【六軍】
周代の兵制で、天子が統率した6個の軍の称。一軍は1万2500人、したがって総計7万5000人。六師りくし。
りく‐けい【六経】🔗⭐🔉
りく‐けい【六経】
中国における6種の経書。すなわち易経・書経・詩経・礼らい・楽経(佚書)・春秋の総称。六芸。六籍。
りく‐けい【六卿】🔗⭐🔉
りく‐けい【六卿】
周代の六官りくかんの長。すなわち冢宰ちょうさい・司徒・宗伯・司馬・司寇・司空。
りくりく‐ぎょ【六六魚】🔗⭐🔉
りくりく‐ぎょ【六六魚】
[続博物志2「鯉魚大小並三十六鱗」]鯉の異称。
りっ‐か【六花】リククワ🔗⭐🔉
りっ‐か【六花】リククワ
雪の異称。六出花りくしゅつか。むつのはな。
りっ‐か【六科】リククワ🔗⭐🔉
りっ‐か【六科】リククワ
⇒りくか
りっ‐かん【六官】リククワン🔗⭐🔉
りっ‐かん【六官】リククワン
⇒りくかん
りっ‐き【六気】リク‥🔗⭐🔉
りっ‐き【六気】リク‥
⇒ろっき
りっ‐きゅう【六宮】リク‥🔗⭐🔉
りっ‐きゅう【六宮】リク‥
⇒りくきゅう
りっ‐きょく【六極】リク‥🔗⭐🔉
りっ‐きょく【六極】リク‥
①[書経洪範]六つの大きな不吉。凶短折(変死・若死)・疾・憂・貧・悪・弱の称。
②天地四方。六合りくごう。
りっくんし‐とう【六君子湯】リク‥タウ🔗⭐🔉
りっくんし‐とう【六君子湯】リク‥タウ
朝鮮人参・白朮びゃくじゅつなど8種の生薬からなる漢方方剤。補気の効にすぐれ、胃腸虚弱、気力の低下、感染症にかかりやすい体質などに効がある。
りっ‐けい【六経】リク‥🔗⭐🔉
りっ‐けい【六経】リク‥
⇒りくけい
りゅう【六】リウ🔗⭐🔉
りゅう【六】リウ
(唐音)清楽しんがくの音譜、または拳けんで、数の「6」をいう語。むつ。浮世風呂3「―や五ごうやと、ヤの字を付けるのがや拳さ」
ろく‐あみだ【六阿弥陀】🔗⭐🔉
ろく‐あみだ【六阿弥陀】
春秋の彼岸に詣でれば利益が多いという、江戸市中および近辺6カ所の阿弥陀如来の霊場。北区の西福寺・無量寺・与楽寺、足立区の恵明寺など。
⇒ろくあみだ‐もうで【六阿弥陀詣で】
ろくあみだ‐もうで【六阿弥陀詣で】‥マウデ🔗⭐🔉
ろくあみだ‐もうで【六阿弥陀詣で】‥マウデ
春秋の彼岸に六阿弥陀を巡拝すること。〈[季]春〉
⇒ろく‐あみだ【六阿弥陀】
ろくいち‐ぎんこう【六一銀行】‥カウ🔗⭐🔉
ろくいち‐ぎんこう【六一銀行】‥カウ
(六と一を加えると七になり、同音から)質屋のこと。一六銀行。
ろくい‐の‐くろうど【六位の蔵人】‥ヰ‥クラウド🔗⭐🔉
ろくい‐の‐くろうど【六位の蔵人】‥ヰ‥クラウド
六位で蔵人所の職員である者。宮中の雑事を勤め、朝夕の御膳の給仕をする。六位でも昇殿を許された。席次に、極臈ごくろう・差次さしつぎ・氏蔵人・新蔵人がある。日下臈ひげろう。
ろく‐いん【六淫】🔗⭐🔉
ろく‐いん【六淫】
漢方で、6種の外的な病因のこと。風・寒・暑・湿・燥・火か。
ろくいん‐かん【六員環】‥ヰンクワン🔗⭐🔉
ろくいん‐かん【六員環】‥ヰンクワン
環式化合物で、6個の原子から成る環構造。ベンゼン環など。
ろく‐え【六衛】‥ヱ🔗⭐🔉
ろく‐え【六衛】‥ヱ
六衛府の略。
⇒ろくえ‐の‐つかさ【六衛の司】
⇒ろくえ‐ふ【六衛府】
ろくえ‐ふ【六衛府】‥ヱ‥🔗⭐🔉
ろくえ‐ふ【六衛府】‥ヱ‥
(リクエフとも)平安初期以降、左右近衛府・左右衛門府・左右兵衛府の六つの衛府。811年(弘仁2)以前は衛門・左右衛士・左右兵衛・中衛府の六府。六府。六衛。諸衛しょえい。
⇒ろく‐え【六衛】
ろく‐がい【六骸】🔗⭐🔉
ろく‐がい【六骸】
首と胴体と左右の手足との称。〈書言字考節用集〉
ろく‐かんのん【六観音】‥クワンオン🔗⭐🔉
ろく‐かんのん【六観音】‥クワンオン
六道の世界に輪廻りんねする衆生しゅじょうを済度する6種の観世音菩薩。台密では聖観音・千手観音・馬頭観音・十一面観音・不空羂索ふくうけんじゃく観音・如意輪観音の諸菩薩。東密では不空羂索のかわりに准胝じゅんでいを挙げる。
ろく‐きゅう【六宮】🔗⭐🔉
ろく‐きゅう【六宮】
⇒りくきゅう
ろく‐ぐ【六具】🔗⭐🔉
ろく‐ぐ【六具】
甲冑に付属する6種の武具。籠手こて・脛当すねあて・脛楯はいだて・肩当かたあて・脇引わきびき・面具の類。異説が多い。りくぐ。
ろく‐くんし【六君子】🔗⭐🔉
ろく‐くんし【六君子】
(画題)松・柏・槐えんじゅ・楡・梓・栴檀せんだんの六樹を描く。
ろくげ‐の‐びゃくぞう【六牙の白象】‥ザウ🔗⭐🔉
ろくげ‐の‐びゃくぞう【六牙の白象】‥ザウ
〔仏〕
①釈尊の入胎の象徴。母摩耶夫人まやぶにんが、六牙の白象が胎内に入るのを夢みて懐妊したという。
②普賢菩薩の乗る、牙が6本ある白象。
ろくごう‐がわ【六郷川】‥ガウガハ🔗⭐🔉
ろくごう‐がわ【六郷川】‥ガウガハ
多摩川のうち、六郷(現、東京都大田区)付近から下流の称。
ろく‐さがり【六下り】🔗⭐🔉
ろく‐さがり【六下り】
三味線の調弦法の一つ。本調子に比べて三の糸が5律(完全4度)低い。三三下さんさんさがり。三めり。
ろくろく‐ぎょ【六六魚】🔗⭐🔉
ろくろく‐ぎょ【六六魚】
(鱗が36枚並んでいるからいう)鯉の異称。六六鱗。りくりくぎょ。
ろくろく‐ばん【六六判】🔗⭐🔉
ろくろく‐ばん【六六判】
写真で、縦横ともに約6センチメートルの画面サイズ。シックス判。
ろくろく‐りん【六六鱗】🔗⭐🔉
ろくろく‐りん【六六鱗】
(→)六六魚ろくろくぎょに同じ。
ろっ‐か【六花】ロククワ🔗⭐🔉
ろっ‐か【六花】ロククワ
⇒りっか
ろっ‐か【六科】ロククワ🔗⭐🔉
ろっ‐か【六科】ロククワ
⇒りくか
ろっ‐かい【六界】ロク‥🔗⭐🔉
ろっ‐かい【六界】ロク‥
〔仏〕(→)六大ろくだいに同じ。
ろっ‐かく【六角】ロク‥🔗⭐🔉
ろっかく‐けい【六角形】ロク‥🔗⭐🔉
ろっかく‐けい【六角形】ロク‥
(hexagon)六つの線分で囲まれた平面図形。六辺形。六角。
⇒ろっ‐かく【六角】
ろっかくし‐しきもく【六角氏式目】ロク‥🔗⭐🔉
ろっかくし‐しきもく【六角氏式目】ロク‥
近江南半の領主六角氏が1567年(永禄10)に制定した分国法。家臣が主君の恣意的施政を制約するためのものとされる。67カ条。義治よしはる式目とも。
⇒ろっかく【六角】
ろっかく‐しすい【六角紫水】ロク‥🔗⭐🔉
ろっかく‐しすい【六角紫水】ロク‥
漆芸家。本名、注多良。幼名、忠太郎。広島県生れ。東京美術学校教授。古い漆技・塗料の調査・研究で漆工界に貢献。著「東洋漆工史」(1867〜1950)
⇒ろっかく【六角】
ろっかく‐どう【六角堂】ロク‥ダウ🔗⭐🔉
ろっかく‐どう【六角堂】ロク‥ダウ
①六角形の仏堂。
②特に、京都市中京区にある頂法寺の俗称。西国三十三所第18番の札所。寺内の本坊池坊は華道の家元。
⇒ろっ‐かく【六角】
ろっかく‐ぼとけ【六角仏】ロク‥🔗⭐🔉
ろっかく‐ぼとけ【六角仏】ロク‥
(→)七本仏しちほんぼとけに同じ。
⇒ろっ‐かく【六角】
ろっかく‐よしかた【六角義賢】ロク‥🔗⭐🔉
ろっかく‐よしかた【六角義賢】ロク‥
室町後期の守護大名。近江国南半守護。定頼の子。法名、承禎。観音寺城に拠る。京都を追われた将軍足利義晴・義輝を庇護して義輝を入京させ、後に織田信長に抗して敗れた。(1521〜1598)
⇒ろっかく【六角】
ろっか‐クロム【六価クロム】ロク‥🔗⭐🔉
ろっか‐クロム【六価クロム】ロク‥
酸化数6のクロムの化合物の通称。三酸化クロム・クロム酸塩・二クロム酸塩の類。鍍金めっき工場・鞣革なめしがわ工場・クロム化合物製造工場の廃液、クロム鉱滓こうさいなどに含まれ、毒性が強い。
ろっ‐かしゅう【六家集】ロク‥シフ🔗⭐🔉
ろっ‐かしゅう【六家集】ロク‥シフ
鎌倉時代の有名歌人6名の私家集。藤原俊成の「長秋詠藻」、藤原良経の「秋篠月清集あきしのげっせいしゅう」、慈円の「拾玉集しゅうぎょくしゅう」、藤原定家の「拾遺愚草しゅういぐそう」、藤原家隆の「壬二集みにしゅう」、西行の「山家集さんかしゅう」をいう。りっかしゅう。
ろっ‐かせん【六歌仙】ロク‥🔗⭐🔉
ろっ‐かせん【六歌仙】ロク‥
①古今集序に論評された、平安初期の6人の和歌の名人、すなわち在原業平・僧正遍昭・喜撰法師・大友黒主・文屋康秀・小野小町。
②1を主題とした地歌曲。松浦検校作曲のものと鶴沢文三作曲のものがある。
③1を主題とした歌舞伎舞踊の通称。大薩摩・清元・長唄などがある。
ろっ‐かん【六官】ロククワン🔗⭐🔉
ろっ‐かん【六官】ロククワン
⇒りくかん
ろっ‐き【六気】ロク‥🔗⭐🔉
ろっ‐き【六気】ロク‥
(リッキとも)
①天地間の六つの気。陰・陽・風・雨・晦・明、または寒・暑・燥・湿・風・火。
②喜・怒・哀・楽・愛・悪の六つの感情。六情。
ろっ‐き【六器】ロク‥🔗⭐🔉
ろっ‐き【六器】ロク‥
密教法具の一種。小さい鋺わんに台皿を付けたもの。金銅製。壇の上、火舎かしゃの左右に3個ずつ配して、閼伽あか・塗香ずこう・華鬘けまんを盛る。6個で一具となるのでいう。
六器

ろっ‐き【六輝】ロク‥🔗⭐🔉
ろっ‐き【六輝】ロク‥
暦注で、先勝せんしょう・友引・先負せんぶ・仏滅・大安・赤口しゃっこうの六種。中国の六壬時課りくじんじかまたは小六壬しょうろくじんと呼ばれる時刻・日の吉凶占いが室町時代に日本に伝わって変化したもの。江戸後期から一般に使われ、今日広く行われている。六曜。
ろっ‐きょう【六境】ロクキヤウ🔗⭐🔉
ろっ‐きょう【六境】ロクキヤウ
〔仏〕六識ろくしきの対象となる六つの境界。すなわち、色・声しょう・香・味・触・法の総称。六塵。
ろっ‐きん【六禁】ロク‥🔗⭐🔉
ろっ‐きん【六禁】ロク‥
散斎あらいみにおける六つの禁制事項。喪を弔い病人を見舞うこと、肉食することを禁じ、死刑・裁判・音楽・不浄のことを行わない。六色禁忌ろくじきのきんき。
ろっ‐く【六区】ロク‥🔗⭐🔉
ろっ‐く【六区】ロク‥
東京都台東区浅草の大衆的娯楽街の中心地。もと浅草公園6区画の中の第6区。観音堂の南西にある。
ろっ‐けい【六経】ロク‥🔗⭐🔉
ろっ‐けい【六経】ロク‥
⇒りくけい
ろませ【六ませ】🔗⭐🔉
ろませ【六ませ】
拳けんの掛け声で、数の六のこと。浄瑠璃、冥途飛脚「―、さい、とうらい、さんな」
[漢]六🔗⭐🔉
六 字形
筆順
〔亠部2画/4画/教育/4727・4F3B〕
〔音〕ロク(呉) リク(漢)
〔訓〕むつ・むっつ・む・むい=
[意味]
数の名。むっつ。「六道・六芸りくげい・六歌仙・六国史りくこくし・丈六」
▷『周易しゅうえき』では「六」が陰爻いんこう、「九」が陽爻ようこうを示し、「六」は陰を代表する数とされる。
[解字]
解字
解字
穴におおいをかぶせた形、または屋根の形の象形文字。数の名とするのは仮借。もと、八部2画。
[下ツキ
才六・采六・丈六・甚六・双六・贅六・第六感
[難読]
六十路むそじ




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