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ない‐ざい【内在】🔗🔉

ない‐ざい内在】 ①ある事物またはある性質を他の物が含んでいること。↔外在。 ②〔哲〕 ㋐汎神論的な形而上学において、神が世界の本質として、世界の内に存在するという考え方。 ㋑存在論では本質が個物に内在すること。例えばアリストテレスの形相。 ㋒認識論(特にカント)では可能的経験の範囲にあること。 ㋓現象学では認識の対象が意識の内部に志向的に存在すること。↔超越。 ⇒ないざい‐いん【内在因】 ⇒ないざい‐てつがく【内在哲学】 ⇒ないざい‐ひひょう【内在批評】

ないざい‐いん【内在因】🔗🔉

ないざい‐いん内在因】 運動・変化する事物の内部にその原因があるもの。例えば汎神論では、神が世界の内にあって作用すると考える。↔外在因。 ⇒ない‐ざい【内在】

ないざい‐てつがく【内在哲学】🔗🔉

ないざい‐てつがく内在哲学】 実在を意識に内在するものとして、その外に超越的なものの存在を認めない哲学。 ⇒ない‐ざい【内在】

ないざい‐ひひょう【内在批評】‥ヒヤウ🔗🔉

ないざい‐ひひょう内在批評‥ヒヤウ ①ある学説・思想などを、その前提となるものを一応認めた上で批評すること。 ②文芸批評の一種。個々の文学作品を、作者や時代環境から切り離して、その形式や技巧や主題の性質だけから批評すること。↔外在批評 ⇒ない‐ざい【内在】

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