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しゅっ‐せ【出世】🔗🔉

しゅっ‐せ出世】 ①〔仏〕 ㋐諸仏が衆生済度しゅじょうさいどのためこの世に出現すること。しゅっせい。 ㋑世俗を捨てて仏道に入ること。また、その人。出世間。出家。僧侶。 ㋒叡山で、公卿の子息が受戒・剃髪して僧となったもの。 ㋓禅宗で、寺院の住持となること、高位の寺に転住すること、黄衣・紫衣を賜ること、和尚の位階を受けることなどをいう。 ②この世に生まれ出ること。出生。 ③(出世1㋒が特に昇進が早かったところからいう)世の中に出て立派な地位・身分となること。しゅっせい。「―して故郷に帰る」「立身―」 ⇒しゅっせ‐うお【出世魚】 ⇒しゅっせ‐がしら【出世頭】 ⇒しゅっせ‐さく【出世作】 ⇒しゅっせ‐しゃ【出世者】 ⇒しゅっせ‐しょうもん【出世証文】 ⇒しゅっせ‐ばらい【出世払い】 ⇒しゅっせ‐ほんがい【出世本懐】 ⇒しゅっせ‐りきし【出世力士】

しゅっせ‐うお【出世魚】‥ウヲ🔗🔉

しゅっせ‐うお出世魚‥ウヲ 成長するに従って、名のかわる魚。鯔ぼら・鱸すずき・鰤ぶりの類。 ⇒しゅっ‐せ【出世】

しゅっせかげきよ【出世景清】🔗🔉

しゅっせかげきよ出世景清】 浄瑠璃。近松門左衛門作の時代物。1685年(貞享2)竹本座初演。平景清が源頼朝および畠山重忠を討とうとして失敗し、入牢を命ぜられたが、観世音の功力によって一命を助けられ、両眼をえぐって日向に下るまでを脚色。竹本義太夫のために初めて執筆したもの。 →文献資料[出世景清]

しゅっせ‐がしら【出世頭】🔗🔉

しゅっせ‐がしら出世頭】 親族・同級生などの仲間のうちで最も出世した者。 ⇒しゅっ‐せ【出世】

しゅっ‐せけん【出世間】🔗🔉

しゅっ‐せけん出世間】 〔仏〕世俗を離れて悟りの世界に入ること。また、その境地。また、その教えを説いた仏法のこと。出世。↔世間

しゅっせ‐さく【出世作】🔗🔉

しゅっせ‐さく出世作】 世に認められるようになった最初の作品。 ⇒しゅっ‐せ【出世】

しゅっせ‐しゃ【出世者】🔗🔉

しゅっせ‐しゃ出世者】 ①仏道に入った者。出家。僧侶。 ②(→)世捨人よすてびとに同じ。 ⇒しゅっ‐せ【出世】

しゅっせ‐しょうもん【出世証文】🔗🔉

しゅっせ‐しょうもん出世証文】 「出世の上は必ず弁済仕つかまつるべく」といった類の記載のある借用証書。 ⇒しゅっ‐せ【出世】

しゅっせ‐ばらい【出世払い】‥バラヒ🔗🔉

しゅっせ‐ばらい出世払い‥バラヒ 借金の返済期限を借主が将来出世した時と定めること。→出世証文⇒しゅっ‐せ【出世】

しゅっせ‐ほんがい【出世本懐】‥グワイ🔗🔉

しゅっせ‐ほんがい出世本懐‥グワイ 〔仏〕釈尊がこの世に生まれた真の目的。天台宗・日蓮宗では法華経、浄土教では浄土三部経を出世本懐の経とする。 ⇒しゅっ‐せ【出世】

しゅっせ‐りきし【出世力士】🔗🔉

しゅっせ‐りきし出世力士】 前相撲で規定の勝星をあげ、翌場所序の口に上がって初めて番付に名前が載ることになった新弟子。 ⇒しゅっ‐せ【出世】

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