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ふん‐べち【分別】🔗🔉

ふん‐べち分別(→)「ふんべつ」に同じ。〈伊呂波字類抄〉

ふん‐べつ【分別】🔗🔉

ふん‐べつ分別】 ①(もと仏語から)心が外界を思いはかること。理性で物事の善悪・道理を区別してわきまえること。徒然草「―みだりに起りて、得失やむ時なし」 ②考えること。思案をめぐらすこと。狂言、萩大名「今日はどれへぞ珍しい所へお供致したいものでござる。汝、―をしてみよ」 ③世間的な経験・識見などから出る考え・判断。好色五人女4「久七―して、いやいや、根深・にんにく食ひし口中もしれずと、やめけることのうれし」。「―がつく」「―のある人」「思慮―」 ④(僧の隠語)鰹節かつおぶし⇒ふんべつ‐がお【分別顔】 ⇒ふんべつ‐くさ・い【分別くさい】 ⇒ふんべつ‐ざかり【分別盛り】 ⇒ふんべつ‐どころ【分別所】 ⇒ふんべつ‐ぶくろ【分別袋】 ⇒ふんべつ‐もの【分別者】 ⇒ふんべつ‐らし・い【分別らしい】 ⇒分別過ぎれば愚に返る

ぶん‐べつ【分別】🔗🔉

ぶん‐べつ分別】 種類によってわけること。区別をつけること。「ゴミの―収集」 ⇒ぶんべつ‐かきかた【分別書方】 ⇒ぶんべつ‐じょうりゅう【分別蒸留】

ふんべつ‐がお【分別顔】‥ガホ🔗🔉

ふんべつ‐がお分別顔‥ガホ 分別があるような顔つき。思慮があるような顔つき。 ⇒ふん‐べつ【分別】

ぶんべつ‐かきかた【分別書方】🔗🔉

ぶんべつ‐かきかた分別書方】 所々、文字の間隔をあけ、語と語とを区別して書く方法。仮名文・ローマ字文・漢字仮名交り文に用いる。わかちがき。 ⇒ぶん‐べつ【分別】

ふんべつ‐くさ・い【分別くさい】🔗🔉

ふんべつ‐くさ・い分別くさい】 〔形〕 いかにも思慮がありそうにみえる。「―・い顔つき」 ⇒ふん‐べつ【分別】

ふんべつ‐ざかり【分別盛り】🔗🔉

ふんべつ‐ざかり分別盛り】 成人して豊かな人生経験を持ち、物事の道理が最もよくわかる年頃。「―の中年男性」 ⇒ふん‐べつ【分別】

ぶんべつ‐じょうりゅう【分別蒸留】‥リウ🔗🔉

ぶんべつ‐じょうりゅう分別蒸留‥リウ (→)分留に同じ。 ⇒ぶん‐べつ【分別】 ○分別過ぎれば愚に返るふんべつすぎればぐにかえる あまり考えすぎると、逆に愚かな選択をしてしまうということ。 ⇒ふん‐べつ【分別】

○分別過ぎれば愚に返るふんべつすぎればぐにかえる🔗🔉

○分別過ぎれば愚に返るふんべつすぎればぐにかえる あまり考えすぎると、逆に愚かな選択をしてしまうということ。 ⇒ふん‐べつ【分別】 ふんべつ‐どころ分別所】 思案のしどころ。好色一代男4「何思ひ残さじと自害するを、二人の者色々押しとどめて帰る。―なり」 ⇒ふん‐べつ【分別】 ふんべつ‐ぶくろ分別袋】 思慮・分別の出てくるところ。ちえぶくろ。浄瑠璃、孕常盤「どうかかうかと―、口を解けば」 ⇒ふん‐べつ【分別】 ふんべつ‐もの分別者】 分別のある者。うまく思案をめぐらす者。狂言、三本の柱「わごりよは―ぢやよ」 ⇒ふん‐べつ【分別】 ふんべつ‐らし・い分別らしい】 〔形〕 いかにも分別がありそうに見える。狂言、若市にゃくいち「―・いお方」 ⇒ふん‐べつ【分別】 ふん‐べん糞便】 くそ。大便。 ぶん‐べん分娩】 子をうむこと。出産。「無痛―」 ふん‐ぼ墳墓】 (「墳」は盛土のある墓所、「墓」は盛土のない墓所) ①人を葬るはか。 ②[史記留侯世家「其親戚を離れ、墳墓を棄て、故旧を去る」]祖先代々の墓。また、その墓のある土地。故郷。 ⇒ふんぼ‐の‐ち【墳墓の地】 ぶん‐ぼ分母】 〔数〕(denominator)分数の除数。「分数」参照。 ふん‐ぽう芬芳‥パウ こうばしいにおいのすること。また、そのもの。よいにおい。日葡辞書「レイキャウ(霊香)シキリニフンパウス」 ぶん‐ぼう文房‥バウ 読書や執筆をする室。書斎。 ⇒ぶんぼう‐ぐ【文房具】 ⇒ぶんぼう‐しほう【文房四宝】 ぶん‐ぼう蚊虻‥バウと虻あぶ。弱小なもの、つまらないもののたとえ。ぶんもう。 ⇒蚊虻に嶽を負わす ぶん‐ぽう分包‥パウ 粉薬・丸薬などを一包みずつに分けて包むこと。 ぶん‐ぽう分封】 ①封地を分けること。また、分けられた封地。 ②春や夏に、ハチ、特にミツバチが増殖し、女王を含む一群が古い巣から離れて新巣に移ること。分蜂。 ぶん‐ぽう文法‥パフ 〔言〕(grammar) ①一つの言語を構成する語・句・文などの形態・機能・解釈やそれらに加えられる操作についての規則。 ②言語研究における統語論・形態論・意味論・音韻論の総称。ことばの規則体系全般の研究。 ③正しいことば遣いの規則。規範文法。 ④さまざまな事象に内在するきまり・約束ごと。「歴史の―」「恋の―」 ⇒ぶんぽう‐はんちゅう【文法範疇】 ぶんぽう文保】 (ブンホウとも)鎌倉後期、花園・後醍醐天皇朝の年号。正和6年2月3日(1317年3月16日)改元、文保3年4月28日(1319年5月18日)元応に改元。 ぶんぼう‐ぐ文房具‥バウ‥ ペン・鉛筆・筆・紙・ノート・インク・定規など、物を書くのに必要なもの。文具。 ⇒ぶん‐ぼう【文房】 ぶんぼう‐しほう文房四宝‥バウ‥ 筆・紙・硯・墨の称。 ⇒ぶん‐ぼう【文房】

ふんべつ‐どころ【分別所】🔗🔉

ふんべつ‐どころ分別所】 思案のしどころ。好色一代男4「何思ひ残さじと自害するを、二人の者色々押しとどめて帰る。―なり」 ⇒ふん‐べつ【分別】

ふんべつ‐ぶくろ【分別袋】🔗🔉

ふんべつ‐ぶくろ分別袋】 思慮・分別の出てくるところ。ちえぶくろ。浄瑠璃、孕常盤「どうかかうかと―、口を解けば」 ⇒ふん‐べつ【分別】

ふんべつ‐もの【分別者】🔗🔉

ふんべつ‐もの分別者】 分別のある者。うまく思案をめぐらす者。狂言、三本の柱「わごりよは―ぢやよ」 ⇒ふん‐べつ【分別】

ふんべつ‐らし・い【分別らしい】🔗🔉

ふんべつ‐らし・い分別らしい】 〔形〕 いかにも分別がありそうに見える。狂言、若市にゃくいち「―・いお方」 ⇒ふん‐べつ【分別】

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