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よしわら【吉原】‥ハラ(地名)🔗🔉

よしわら吉原‥ハラ ①江戸の遊郭。1617年(元和3)市内各地に散在していた遊女屋を日本橋葺屋町ふきやちょうに集めたのに始まる。明暦の大火に全焼し、千束日本堤下三谷さんや(現在の台東区千束)に移し、新吉原と称した。北里・北州・北国・北郭などとも呼ばれた。売春防止法により遊郭は廃止。 ②静岡県東部、富士山南麓にある東海道五十三次の宿場町。現在は富士市に属し、製紙・自動車・フィルムなどの工業が盛ん。 ⇒よしわら‐かご【吉原駕籠】 ⇒よしわら‐ぐるい【吉原狂い】 ⇒よしわら‐ことば【吉原言葉】 ⇒よしわら‐さいけん【吉原細見】 ⇒よしわら‐すずめ【吉原雀】 ⇒よしわら‐にわか【吉原俄】 ⇒よしわら‐ようじ【吉原楊枝】

よしわら【吉原】‥ハラ(姓氏)🔗🔉

よしわら吉原‥ハラ 姓氏の一つ。 ⇒よしわら‐じろう【吉原治良】

よしわら‐かご【吉原駕籠】‥ハラ‥🔗🔉

よしわら‐かご吉原駕籠‥ハラ‥ 吉原遊郭へ通う遊客を乗せて往来した町駕籠。 ⇒よしわら【吉原】

よしわら‐ぐるい【吉原狂い】‥ハラグルヒ🔗🔉

よしわら‐ぐるい吉原狂い‥ハラグルヒ 吉原の女郎買いに夢中になること。また、その人。 ⇒よしわら【吉原】

よしわら‐ことば【吉原言葉】‥ハラ‥🔗🔉

よしわら‐ことば吉原言葉‥ハラ‥ 江戸吉原の遊女などが奴詞やっこことばをまねて用いた特殊な言葉。さとことば。ありんすことば。 ⇒よしわら【吉原】

よしわら‐さいけん【吉原細見】‥ハラ‥🔗🔉

よしわら‐さいけん吉原細見‥ハラ‥ (→)細見3に同じ。 ⇒よしわら【吉原】

よしわら‐じろう【吉原治良】‥ハラヂラウ🔗🔉

よしわら‐じろう吉原治良‥ハラヂラウ 洋画家。大阪生れ。藤田嗣治らに師事。抽象画を描き、九室会・具体美術協会を結成。作「白い円」など。(1905〜1972) ⇒よしわら【吉原】

よしわら‐すずめ【吉原雀】‥ハラ‥🔗🔉

よしわら‐すずめ吉原雀‥ハラ‥ ①吉原の遊郭にしばしば往来して、その内情に詳しい人。また、吉原の素見すけん客。 ②歌舞伎舞踊の曲名。 ㋐長唄。本名題「教草おしえぐさ吉原雀」。初世桜田治助作詞。初世富士田吉治・初世杵屋作十郎作曲。1768年(明和5)初演。吉原の放生会に来た夫婦の鳥売(実は八幡太郎義家)と女鳥売(実は鷹の精)がからんで踊る。 ㋑清元。本名題「筐花手向橘かたみのはなたむけのそでのか」。三升屋二三治作詞。初世清元斎兵衛作曲。1824年(文政7)初演。㋐の改作。新吉原雀。 ⇒よしわら【吉原】

よしわら‐すずめ【葦原雀・吉原雀】‥ハラ‥(鳥)🔗🔉

よしわら‐すずめ葦原雀・吉原雀‥ハラ‥ ヨシキリの異称。〈毛吹草2⇒よし‐わら【葦原】

よしわら‐にわか【吉原俄】‥ハラニハカ🔗🔉

よしわら‐にわか吉原俄‥ハラニハカ 江戸吉原で行われた即興の舞踊や劇。 ⇒よしわら【吉原】

よしわら‐ようじ【吉原楊枝】‥ハラヤウ‥🔗🔉

よしわら‐ようじ吉原楊枝‥ハラヤウ‥ 房の長い歯磨楊枝。吉原で用いられたのでいう。 ⇒よしわら【吉原】

広辞苑吉原で始まるの検索結果 1-11