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おめ・く【喚く】ヲメク🔗⭐🔉
おめ・く【喚く】ヲメク
〔自五〕
わめく。高くさけぶ。枕草子82「うち見たるにあはせて―・けば」
○御目下さるおめくださる
お目をかけられる。ひいきにしてくれる。狂言、魚説法「それがしに御目下さるる御住持様が御ざる」
⇒お‐め【御目】
かん‐き【喚起】クワン‥🔗⭐🔉
かん‐き【喚起】クワン‥
よび起こすこと。「注意を―する」
かん‐しょう【喚鐘】クワン‥🔗⭐🔉
かん‐しょう【喚鐘】クワン‥
①仏堂内に吊って法会などのときに用いる小さい鐘。禅宗では殿鐘ともいう。半鐘。
②茶席の準備が整って客の入来を請う時、その合図に打ち鳴らす釣鐘形の青銅の鐘。
かん‐せい【喚声】クワン‥🔗⭐🔉
かん‐せい【喚声】クワン‥
さけびごえ。「驚きの―が上がる」
かん‐そう【喚想】クワンサウ🔗⭐🔉
かん‐そう【喚想】クワンサウ
想い起こすこと。想起。
かん‐どう【換頭・喚頭】クワン‥🔗⭐🔉
かん‐どう【換頭・喚頭】クワン‥
雅楽で、曲の主体部を2回以上繰り返して奏する場合、2回目以降は冒頭に替えて演奏する部分。
かん‐もん【喚問】クワン‥🔗⭐🔉
かん‐もん【喚問】クワン‥
裁判所・議会など公の機関が、呼び出して問いただすこと。「証人―」
よば・う【呼ばふ・喚ばふ】ヨバフ🔗⭐🔉
よば・う【呼ばふ・喚ばふ】ヨバフ
〔他四〕
(ヨブに接尾語フの付いた語)
①呼ばわる。呼びつづける。万葉集5「来立ち―・ひぬ」
②言い寄る。求婚する。源氏物語東屋「右大将は常陸守のむすめをなん―・ふなる」
よ・ぶ【呼ぶ・喚ぶ】🔗⭐🔉
よ・ぶ【呼ぶ・喚ぶ】
〔他五〕
①対象に向かって大声を立てる。万葉集15「夕凪に水手かこの声―・び浦廻うらみ漕ぐかも」。「物売りの―・ぶ声」「名前を―・ばれる」
②声をかけて招く。万葉集20「たかまとの秋野の上の朝霧につま―・ぶ牡鹿出で立つらむか」。竹取物語「この子いと大きになりぬれば、名を御室戸斎部のあきたを―・びてつけさす」
③招く。招待する。狂言、素袍落「よそへは振舞に行けども、内へというて人を―・うだことがない」。「披露宴に―・ばれる」
④名づける。となえる。称する。皇極紀「男子おのこご女めのこごを―・びて王子と曰ふ」。平家物語(延慶本)「待宵小侍従と―・ばれしぞかし」。「小犬はポチと―・ぶことにした」
⑤妻として迎える。めとる。狂言、伊文字「われにもやがてよい女房を―・うで取らせう」
⑥引き寄せる。集める。さそう。「人気を―・ぶ」「湿気を―・ぶ」
よぶこ‐どり【呼子鳥・喚子鳥】🔗⭐🔉
よぶこ‐どり【呼子鳥・喚子鳥】
鳴き声が人を呼ぶように聞こえる鳥。カッコウなどを指す。古今伝授の三鳥の一つ。〈[季]春〉。〈倭名類聚鈔18〉
⇒よぶ‐こ【呼子】
わめ・く【叫く・喚く】🔗⭐🔉
わめ・く【叫く・喚く】
〔自五〕
(ヲメクの転)
①大声にさけぶ。運歩色葉集「喚叫、ワメキサケフ」
②騒ぎ立てる。醒睡笑「一族皆よせて披露し、ふるまひ―・きけり」
[漢]喚🔗⭐🔉
喚 字形
筆順
〔口部9画/12画/常用/2013・342D〕
〔音〕カン〈クヮン〉(呉)(漢)
〔訓〕よぶ・わめく・おめく
[意味]
①大声を出す。さけぶ。わめく。「喚声・喚起・叫喚」
②声をかけて呼びよせる。召す。「喚問・召喚」
[解字]
形声。「口」+音符「奐」。


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