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よろこ・ぶ【喜ぶ・悦ぶ】🔗⭐🔉
よろこ・ぶ【喜ぶ・悦ぶ】
〔自他五〕
(奈良時代には上二段活用。のちの漢文訓読に残る)
①うれしく感ずる。楽しく思う。西大寺本最勝王経平安初期点「心に悲しび喜ヨロコブルことを生し、涕涙なみだを交へ流し」。源氏物語蜻蛉「頼もしきことになむなど―・ぶを見るにも」。「手をたたいて―・ぶ」
②うれしく思い感謝する。平家物語3「御心安う思し召され候へとのたまへば、宰相手を合せてぞ―・ばれける」
③(「慶ぶ」とも書く)慶事を祝福する。今鏡「父の法皇の五十の御よはひを―・び給ふなりけり」。「無事を―・ぶ」
④快く受け入れる。論語抄「孔子の道を―・びざるにはあらず」。「多くの人から―・ばれる品」「他人の忠告を―・ばない」「―・んでお引き受けします」
⑤子を産む。出産する。〈日葡辞書〉。本朝桜陰比事「是なる母親は…懐胎して兄を―・びしより」
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