複数辞典一括検索+
なげ・く【嘆く・歎く】🔗⭐🔉
なげ・く【嘆く・歎く】
〔自他五〕
(長い息をする意)
①(満たされない思いに)ため息をつく。嘆息する。万葉集15「君が行く海辺の宿に霧立たば我が立ち―・く息と知りませ」
②悲しく思う。悲嘆する。万葉集20「ますらをの靫ゆきとり負ひて出でて行けば別れを惜しみ―・きけむ妻」。伊勢物語「昔月日のゆくをさへ―・く男」。「友の死を―・く」
③切望する。哀願する。万葉集13「天地を―・き乞ひ祷のみ幸くあらば」。平家物語2「いかにもして漢朝へ帰らむとのみ―・けども、胡王許さねばかなはず」。ぎやどぺかどる「悪をこらし徳をかさねんことを―・かば、すなわち達したる善人となれ」
④いきどおる。文句を言う。訴える。方丈記「今移れる人は土木のわづらひあることを―・く」。「世相を―・く」
広辞苑に「嘆く」で始まるの検索結果 1-1。