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き【姫】🔗🔉

】 身分の高い女性。貴人の娘。ひめ。また、女性の美称。

ひい‐さま【姫様】🔗🔉

ひい‐さま姫様】 (ヒメサマの訛)貴人の令嬢などの敬称。

ひ‐むろ【姫榁】🔗🔉

ひ‐むろ姫榁】 ヒノキ科の小高木。高さ3〜4メートル。サワラの園芸変種で、枝は繁く、葉は線形で軟らかい。庭木として用いる。ヒメムロ。シモフリヒバ。

ひめ【姫・媛】🔗🔉

ひめ姫・媛】 (日女の意) ①女子の美称。古事記「亦の名は―多多良伊須気余理―」↔彦ひこ。 ②貴人の娘。ひめぎみ。宇津保物語蔵開中「この母皇女みこは昔名高かりける―、手書き歌詠みなりけり」 ③(近世上方で)遊女。娼妓。 ④(接頭語的に)小さくて愛らしい意を表す語。「―百合」

ひめ‐あざみ【姫薊】🔗🔉

ひめ‐あざみ姫薊】 キク科のアザミの一種。西日本の山地に自生。茎の高さ約1メートル。葉にとげがある。秋、紅紫色の頭花を開く。若葉を食用。

ひめ‐あすなろ【姫翌桧】🔗🔉

ひめ‐あすなろ姫翌桧】 〔植〕クロベの別称。

ひめ‐いい【姫飯】‥イヒ🔗🔉

ひめ‐いい姫飯‥イヒ 釜で炊いた飯。甑こしきで蒸した強飯こわいいに対し、やわらかく炊いた飯。ひめ。

ひめ‐うり【姫瓜】🔗🔉

ひめ‐うり姫瓜】 マクワウリの一品種。実は扁球形で黄色、長さ約6センチメートル。 ⇒ひめうり‐の‐せっく【姫瓜の節句】 ⇒ひめうり‐の‐ひな【姫瓜の雛】

ひめうり‐の‐せっく【姫瓜の節句】🔗🔉

ひめうり‐の‐せっく姫瓜の節句】 伊勢の桑名で、8月朔日ついたちに「姫瓜の雛ひな」を棚に据え、供物を供えてまつった行事。→八朔はっさく⇒ひめ‐うり【姫瓜】

ひめうり‐の‐ひな【姫瓜の雛】🔗🔉

ひめうり‐の‐ひな姫瓜の雛】 ヒメウリに目・眉・鼻・口を描き、紅・白粉などを塗り、竹筒などを胴とし、紙または絹などの着物を着せた雛人形。 姫瓜の雛 ⇒ひめ‐うり【姫瓜】

ひめ‐がい【姫貝】‥ガヒ🔗🔉

ひめ‐がい姫貝‥ガヒ イガイの別称。〈[季]春〉

ひめ‐かいどう【姫街道】‥ダウ🔗🔉

ひめ‐かいどう姫街道‥ダウ (女性が多く通ったのでいう)江戸時代の東海道の脇往還わきおうかんの一つで、遠江浜名湖の今切いまぎれ渡しと新居あらいの関を嫌う者が、見附または浜松から浜名湖の北岸を迂回して本坂峠を越え、御油ごゆまたは吉田に出た道。本坂越え。

ひめ‐かがみ【姫鑑】🔗🔉

ひめ‐かがみ姫鑑】 ①模範となる女性。 ②女性として守るべき事柄。 ③〔植〕スズサイコの古名。〈本草和名〉

ひめ‐がき【姫垣・女墻】🔗🔉

ひめ‐がき姫垣・女墻】 宮殿や城の上などに作るたけの低い垣。埤堄ひめがき。神代紀「其の宮は雉たかがきひめがき整へ頓そなわりて」

ひめ‐がみ【比売神・姫神】🔗🔉

ひめ‐がみ比売神・姫神】 女神。また、彦神(男神)の配偶神。

ひめ‐かわ【姫川】‥カハ🔗🔉

ひめ‐かわ姫川‥カハ 長野県北部白馬村に発源して新潟県南部を流れ、糸魚川いといがわで日本海に注ぐ川。糸魚川静岡構造線に沿い、電源開発が進む。流域から翡翠ひすいを産する。長さ60キロメートル。

ひめ‐かわ【姫皮】‥カハ🔗🔉

ひめ‐かわ姫皮‥カハ たけのこの先端近くの、薄く柔らかい皮。

ひめ‐ぎみ【姫君】🔗🔉

ひめ‐ぎみ姫君】 ①公卿の長女の敬称。 ②貴人の娘の敬称。 ③江戸時代、将軍の息女で大名に嫁したものの敬称。

ひめ‐きょうだい【姫鏡台】‥キヤウ‥🔗🔉

ひめ‐きょうだい姫鏡台‥キヤウ‥ 小形の鏡台。

ひめ‐くいな【姫秧鶏】‥クヒナ🔗🔉

ひめ‐くいな姫秧鶏‥クヒナ クイナの一種。大きさはウズラぐらい。背面は赤褐色で黒い縦斑、腹面には黒白の横斑がある。水辺の茂みにすみ、人目につかない。日本では夏鳥。

ひめ‐くぐ【姫莎草】🔗🔉

ひめ‐くぐ姫莎草】 カヤツリグサ科の多年草。暖地の湿地・水田などの雑草。高さ約30センチメートル。茎頂に小球形の花序を付ける。茎を乾して草履表などとする。漢名、水蜈蚣。

ひめ‐くず【姫葛】🔗🔉

ひめ‐くず姫葛】 〔植〕ノアズキの別称。

ひめ‐こ【姫児】🔗🔉

ひめ‐こ姫児】 おさない姫。

ひめ‐ご【姫御】🔗🔉

ひめ‐ご姫御】 姫御前ひめごぜの略。

ひめ‐ごぜ【姫御前】🔗🔉

ひめ‐ごぜ姫御前】 (ヒメゴゼンの約) ①貴人の娘の敬称。ひめぎみ。平家物語3「―ばかり、奈良の姑御前の御もとに」 ②転じて、未婚の若い女。〈日葡辞書〉

ひめ‐こばんそう【姫小判草】‥サウ🔗🔉

ひめ‐こばんそう姫小判草‥サウ イネ科の帰化一年草。ヨーロッパ原産。高さ約30センチメートル。夏、頂が細く分岐、多数の小判形の小穂を付ける。スズガヤ。 ひめこばんそう

ひめ‐こまつ【姫小松】🔗🔉

ひめ‐こまつ姫小松】 ①(→)「子の日の松」に同じ。東遊歌「賀茂の社の―」 ②マツ科の常緑高木。日本各地の山地に自生。高さ20メートル以上になるものもある。樹皮は暗灰色で鱗状、葉は針形で5個ずつ一所に叢生し、柔らかく緑色。花は単性、雌雄同株。長卵形の球果を結ぶ。建築材・器具材。ゴヨウマツ。

ひめ‐こんじん【姫金神】🔗🔉

ひめ‐こんじん姫金神】 暦注の一つ。この神の方位を犯せば病気・盗難に遭い、人命を損ずるという。→金神

ひめ‐さゆり【姫早百合】🔗🔉

ひめ‐さゆり姫早百合】 ユリの一種。会津、山形など東北地方の一部の山地に生え、高さ約30センチメートル。夏、淡紅色の花を開く。雄しべが短く、葯は黄色。観賞用に栽培もする。オトメユリ。 ヒメサユリ 提供:OPO

ひめじ【姫路】‥ヂ🔗🔉

ひめじ姫路‥ヂ 兵庫県南西部の市。古代に播磨国府・国分寺が所在。もと池田輝政の居城地、酒井氏15万石の城下町。姫路城が現存。人口53万6千。 ⇒ひめじ‐がわ【姫路革】 ⇒ひめじ‐じょう【姫路城】

ひめじ‐がわ【姫路革】‥ヂガハ🔗🔉

ひめじ‐がわ姫路革‥ヂガハ 姫路地方から産出する革。きわめて強靱で、昔は甲冑かっちゅう・鞍など、今は剣道具・調革しらべかわなどに用いる。 ⇒ひめじ【姫路】

ひめじ‐じょう【姫路城】‥ヂジヤウ🔗🔉

ひめじ‐じょう姫路城‥ヂジヤウ 姫路市本町にある城。14世紀半ば赤松貞範が創始。17世紀初頭、池田輝政が拡張し現存の城を完成。1749年(寛延2)酒井氏が入る。5層6階の大天守と三つの小天守とがあり、その形から白鷺城と呼ばれる。世界遺産。国宝。 姫路城(1) 撮影:山梨勝弘 姫路城(2) 提供:NHK 姫路城 提供:NHK ⇒ひめじ【姫路】

ひめ‐しゃが【姫射干】🔗🔉

ひめ‐しゃが姫射干】 アヤメ科の多年草。おもに日本海側の山地に生じ、しばしば観賞用に栽培。高さ30センチメートル。葉は剣状。4〜5月頃、アヤメに似て小形淡紫色の花を開く。シャガに似るが全体に小型。

ひめ‐しゃくなげ【姫石南花】🔗🔉

ひめ‐しゃくなげ姫石南花】 ツツジ科の小低木。北半球の周極地方に広く分布する。日本では本州中部以北の高山の湿原に群生する。地上茎の高さ10〜20センチメートル。広線形で長さ2〜3センチメートルの質の厚い葉を互生し、葉縁は外側に巻き込む。夏、茎頂に淡紅色を帯びた白い壺型の小花を付ける。花柄は上方に伸びるが、花冠は横向きまたは下垂して開く。

ひめ‐しゃら【姫娑羅】🔗🔉

ひめ‐しゃら姫娑羅】 ツバキ科の落葉高木。暖地の山地に自生。葉は楕円形。樹皮は滑らかで赤黄色。夏、ツバキに似てやや小さな白色五弁花を開く。材は堅く細工用。サルナメリ。サルスベリ。アカラギ。 ヒメシャラ(花) 提供:ネイチャー・プロダクション

ひめ‐じょおん【姫女菀】‥ヂヨヲン🔗🔉

ひめ‐じょおん姫女菀‥ヂヨヲン (俗にヒメジオンとも)キク科の越年草。北アメリカ原産の帰化植物。雑草として普通で、ときに大群落を作る。高さ約1メートル。初夏から秋にかけ白色の頭状花を多数開く。若芽は食用。近似の帰化植物に葉が細長いヤナギバヒメジョオンがある。〈[季]夏〉。→はるじおん

ひめ‐たちばな【姫橘】🔗🔉

ひめ‐たちばな姫橘】 キンカンの異称。

ひめ‐つばき【姫椿】🔗🔉

ひめ‐つばき姫椿】 ①ツバキ科ヒメツバキ属の常緑高木。九州以南から東南アジアに分布。高さ10メートルを超え、3月から6月に枝先の葉腋に複数の白い花をつける。沖縄でイジュ(伊集)といい、古くから琉歌などに詠まれる。 ②サザンカの別称。〈[季]冬〉 ③ネズミモチの古名。〈倭名類聚鈔20

ひめ‐とね【姫刀祢】🔗🔉

ひめ‐とね姫刀祢】 女官。官女。仁徳紀「酒おおみきを内外命婦ひめとね等に賜ふ」

ひめ‐なそび【姫遊】🔗🔉

ひめ‐なそび姫遊】 (ヒメノアソビの約)女に戯れること。一説に、女のする遊び。崇神紀「己おのが命を弑せむと窃ぬすまく知らに―すも」

ひめ‐にら【姫韮】🔗🔉

ひめ‐にら姫韮】 ユリ科の多年草。日本北部の原野に生える。地下に卵形の小さな球根(鱗茎)がある。葉は長さ5〜10センチメートルの広線形で2枚あり、基部は鞘に包まれる。春にこの葉の間から花茎を伸ばし、紫色を帯びた白色、鐘形の六弁花を1個上向きに付ける。

ひめ‐ねずみ【姫鼠】🔗🔉

ひめ‐ねずみ姫鼠】 ネズミの一種。頭胴長8センチメートル、尾長9センチメートルほどで、毛色は背側は赤褐色。アカネズミとともに、日本各地の山林に普通に見られる。日本特産種。 ヒメネズミ 撮影:小宮輝之

ひめ‐のり【姫糊】🔗🔉

ひめ‐のり姫糊】 飯でつくったのり。洗い張りのときなどに使う。

ひめ‐はぎ【姫萩】🔗🔉

ひめ‐はぎ姫萩】 ヒメハギ科の多年草。草地・路傍などに生える。高さ約10センチメートル。多くは地に倒伏する。葉は楕円形。夏、葉のつけ根に数個の紫色のハギに似た花を開く。漢名、瓜子金。

ひめ‐はじめ【姫始】🔗🔉

ひめ‐はじめ姫始】 ①暦の用語。暦の正月2日に記された日柄ひがらの名。古来、諸説がある。 ㋐正月に姫飯ひめいいを初めて食べる日。 ㋑飛馬始の意で、乗馬始の日。 ㋒姫糊始の意で、女が洗濯・張物などを初めてする日。 ②新年に夫婦が初めて交合する日。好色一代男3「暦の読始―をかし」〈[季]新年〉

ひめ‐ばしょう【姫芭蕉】‥セウ🔗🔉

ひめ‐ばしょう姫芭蕉‥セウ バショウ科の多年草。中国南部・インドシナ原産。バショウに似るが小さく、高さ1〜2メートル。夏・秋に鮮赤色の苞に包まれた穂状花序を生じ、花後、バナナに似て小形の果実を結ぶ。観賞用。漢名、美人蕉びじんしょう

ひめ‐ばち【姫蜂】🔗🔉

ひめ‐ばち姫蜂】 ヒメバチ科のハチの総称。小型ないし大型で、体は細長い。非常に種類が多く、そのほとんどが昆虫に寄生する。

ひめ‐はるぜみ【姫春蝉】🔗🔉

ひめ‐はるぜみ姫春蝉】 セミ科の一種。7月中旬前後に椎しいや樫かしの林でいっせいに鳴く。新潟県能生のう・茨城県片庭・千葉県鶴枝では天然記念物に指定。 ヒメハルゼミ 撮影:海野和男

ひめ‐びし【姫菱】🔗🔉

ひめ‐びし姫菱】 ヒシ科の一年生水草。池沼などに浮かび、ヒシに似るが小さい。葉は小さく菱形。葉柄に気嚢がある。夏、白花を開き、とげのある果実を結ぶ。

ひめ‐ひまわり【姫向日葵】‥ヒマハリ🔗🔉

ひめ‐ひまわり姫向日葵‥ヒマハリ キク科の一年草。北アメリカ原産で、観賞用に栽培。高さ1〜2メートル。葉は心臓形、夏・秋にヒマワリに似て小さい頭状花を開き、周囲の舌状花は白・黄または紫紅色で、中心の管状花は暗褐色。ヒマワリとの間に雑種ができる。

ひめ‐ます【姫鱒】🔗🔉

ひめ‐ます姫鱒】 ベニザケの陸封型。全長20〜30センチメートル、背は青く、腹は銀白色。阿寒湖・チミケップ湖を原産地とし、日本各地の湖に移殖されている。〈[季]夏〉

ひめ‐まちぎみ【姫大夫・内命婦】🔗🔉

ひめ‐まちぎみ姫大夫・内命婦⇒ひめもうちぎみ

ひめ‐まつ【姫松】🔗🔉

ひめ‐まつ姫松】 ①(ヒメは小さい意)小さい松。ひめこまつ。 ②(ヒメは美称)松。古今和歌集「すみのえの岸の―人ならばいく世か経しと問はましものを」 ③(ヒメマウチギミの略訛)(→)東豎子あずまわらわに同じ。

ひめ‐みかど【姫帝】🔗🔉

ひめ‐みかど姫帝】 女帝にょてい

ひめ‐みこ【姫御子】🔗🔉

ひめ‐みこ姫御子】 皇女。内親王。姫宮。天武紀「皇女ひめみこ、姫王おおきみ…等に食封へひとを賜ふこと」

ひめ‐みや【姫宮】🔗🔉

ひめ‐みや姫宮(→)「ひめみこ」に同じ。源氏物語桐壺「きさいの宮の―」

ひめ‐むかしよもぎ【姫昔蓬】🔗🔉

ひめ‐むかしよもぎ姫昔蓬】 キク科の越年草。北アメリカ原産の帰化植物で、明治以後雑草として都会地・鉄道線路などの荒地に群生。高さ1メートル内外で茎に毛があり、秋、白色の小頭状花を多数付ける。若芽は食用。明治草。鉄道草。御維新草。 ヒメムカシヨモギ 撮影:関戸 勇

ひめ‐もうちぎみ【姫大夫】‥マウチ‥🔗🔉

ひめ‐もうちぎみ姫大夫‥マウチ‥ ①内命婦ないみょうぶ。ひめまちぎみ。 ②(→)東豎子あずまわらわに同じ。枕草子156「行幸のをりの―」

ひめ‐やしゃぶし【姫夜叉五倍子】🔗🔉

ひめ‐やしゃぶし姫夜叉五倍子】 カバノキ科の落葉高木。日本各地の山地に生える。土手や道路の土留めに栽植。高さ3〜6メートルでよく分枝し、褐色の枝には皮目がある。長卵形の葉は短柄で互生。先端は尖って支脈が目立ち、支脈の先には鋭い鋸歯がある。早春、葉より先に黄褐色の尾状花序を垂下し、球形で松毬まつかさ状の果実ができる。材は細工物に利用。

ひめ‐ゆぎ【姫靫】🔗🔉

ひめ‐ゆぎ姫靫】 ヒノキでつくり、表を錦ではり包んだ靫。にしきゆぎ。大神宮式「―廿四枚」

ひめ‐ゆり【姫百合】🔗🔉

ひめ‐ゆり姫百合】 ユリの一種。本州南西部の山地に自生。普通、観賞用に栽培。高さ60センチメートル。初夏、1個または数個の小形の六弁花を真上に向けて開き、濃赤・黄の2種がある。鱗茎は食用。〈[季]夏〉。万葉集8「夏の野の繁みに咲ける―の」 ヒメユリ 提供:OPO ⇒ひめゆり‐の‐とう【ひめゆりの塔】

ひめ‐よもぎ【姫艾】🔗🔉

ひめ‐よもぎ姫艾】 キク科の多年草。各地の山野に自生。高さ約1メートル。茎はやや紫色を帯びる。葉はヨモギに似るが、裂片は細い線形、裏面に白毛がある。秋、褐色で直径1ミリメートル位の頭状花を付ける。

[漢]姫🔗🔉

 字形  筆順 〔女部7画/10画/常用/4117・4931〕 [] 字形 〔女部7画/10画〕 〔音〕キ(呉)(漢) 〔訓〕ひめ [意味] 高い身分の女子。後宮の婦人。貴人の娘。ひめ。「姫妾きしょう・妖姫・美姫・寵姫ちょうき・嬖姫へいき」 [解字] 「」は、形声。「女」+音符「」。もと、周王朝の姓。「姫」は、もと字音「シン」で、つつしむの意を表す別字であるが、「」の略字として用いられた。

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