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あん‐そく【安息】🔗🔉

あん‐そく安息】 ①やすらかに休むこと。 ②中国人がパルティアを呼んだ名称。始祖名アルサケスの転じたアルシャク(Arshak)の音訳。安息国。 ⇒あんそく‐かく【安息角】 ⇒あんそく‐こう【安息香】 ⇒あんそく‐にち【安息日】

あんそく‐かく【安息角】🔗🔉

あんそく‐かく安息角】 石炭・石炭灰・ぼた・土壌などを積んだ斜面が崩れ落ちないで安定している最大角。円錐形とみなし、水平面と母線との角度で表す。休止角。 ⇒あん‐そく【安息】

あんそく‐にち【安息日】🔗🔉

あんそく‐にち安息日】 (Sabbath ラテン)(アンソクジツ・アンソクビとも) ①ユダヤ教で、1週の第7日に与えた名称で、金曜日の日没から土曜日の日没まで。この日は一切の業務・労働を停止して神の安息に与る。 ②キリスト教ではイエスの復活の日である日曜日。新島襄、板垣退助宛書簡「昨日は―故全く銃猟は打捨、思を耶蘇聖経に寄せ静に一日を送り」 ⇒あん‐そく【安息】

あんそっ‐こう【安息香】‥ソクカウ🔗🔉

あんそっ‐こう安息香‥ソクカウ ①エゴノキ科の落葉高木。スマトラ・ジャワ原産。樹皮は茶褐色、葉は卵形で鋭頭。夏、葉の付け根に赤色を帯びた小花を総状につける。タイ・スマトラなどで栽培。アンソクコウノキ。〈本草和名〉 ②1の樹皮から分泌する樹脂。帯赤色または褐色の塊で甘味を有し、その中に乳白色の顆粒を蔵し、熱すれば強い芳香を放つ。薫香に用い、安息香チンキは去痰剤・呼吸刺激剤。ベンゾイン樹脂。日葡辞書「アンゾッカウ」 ⇒あんそっこう‐さん【安息香酸】

あんそっこう‐さん【安息香酸】‥ソクカウ‥🔗🔉

あんそっこう‐さん安息香酸‥ソクカウ‥ (benzoic acid)分子式CHCOOH 芳香族のカルボン酸中、最も簡単な化合物。安息香2を静かに熱する時に生じる、白色または淡黄色の小葉状あるいは針状の結晶。工業的にはトルエンなどを酸化して製する。防腐剤・媒染剤・化粧品などに用い、合成中間体としても有用。 ⇒あんそっ‐こう【安息香】

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