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しゅう‐きょう【宗教】‥ケウ🔗🔉

しゅう‐きょう宗教‥ケウ (religion)神または何らかの超越的絶対者、あるいは卑俗なものから分離され禁忌された神聖なものに関する信仰・行事。また、それらの連関的体系。帰依者は精神的共同社会(教団)を営む。アニミズム・自然崇拝・トーテミズムなどの原始宗教、特定の民族が信仰する民族宗教、世界的宗教すなわち仏教・キリスト教・イスラム教など、多種多様。多くは教祖・経典・教義・典礼などを何らかの形でもつ。 ⇒しゅうきょう‐おんがく【宗教音楽】 ⇒しゅうきょう‐か【宗教家】 ⇒しゅうきょう‐が【宗教画】 ⇒しゅうきょう‐かいかく【宗教改革】 ⇒しゅうきょう‐かいぎ【宗教会議】 ⇒しゅうきょう‐がく【宗教学】 ⇒しゅうきょう‐きしだん【宗教騎士団】 ⇒しゅうきょう‐きょういく【宗教教育】 ⇒しゅうきょう‐げき【宗教劇】 ⇒しゅうきょう‐さいばん【宗教裁判】 ⇒しゅうきょう‐し【宗教史】 ⇒しゅうきょう‐しゃかいがく【宗教社会学】 ⇒しゅうきょう‐しん【宗教心】 ⇒しゅうきょう‐しんりがく【宗教心理学】 ⇒しゅうきょう‐じんるいがく【宗教人類学】 ⇒しゅうきょう‐せんそう【宗教戦争】 ⇒しゅうきょう‐てつがく【宗教哲学】 ⇒しゅうきょう‐ほうじん【宗教法人】 ⇒しゅうきょう‐みんぞくがく【宗教民族学】

しゅうきょう‐おんがく【宗教音楽】‥ケウ‥🔗🔉

しゅうきょう‐おんがく宗教音楽‥ケウ‥ ①法会・典礼・礼拝などの宗教行事に使われる音楽。仏教の声明しょうみょう、カトリックの聖歌、プロテスタントの賛美歌など。 ②宗教的題材によった1以外の音楽。 ⇒しゅう‐きょう【宗教】

しゅうきょう‐か【宗教家】‥ケウ‥🔗🔉

しゅうきょう‐か宗教家‥ケウ‥ 宗教に深く通じた人。また、牧師・僧侶のように布教に従事する人。 ⇒しゅう‐きょう【宗教】

しゅうきょう‐が【宗教画】‥ケウグワ🔗🔉

しゅうきょう‐が宗教画‥ケウグワ 宗教上の事実・伝説・人物などを題材とした絵画。 ⇒しゅう‐きょう【宗教】

しゅうきょう‐かいかく【宗教改革】‥ケウ‥🔗🔉

しゅうきょう‐かいかく宗教改革‥ケウ‥ (Reformation)16世紀ヨーロッパで、ローマ‐カトリック教会の弊害に対して改革を企て、これから分離してプロテスタント教会を立てた宗教運動。1517年、ルターが95カ条の論題を提出して教皇の贖宥しょくゆう状(免罪符)販売を攻撃し、人は功績によらず信仰のみによって救われると主張し、聖書を正しい信仰の唯一の基礎とする立場から教皇権を否認したことが導火線となって、全ヨーロッパをその運動にまきこみ、宗派分裂時代の幕を開いた。 ⇒しゅう‐きょう【宗教】

しゅうきょう‐かいぎ【宗教会議】‥ケウクワイ‥🔗🔉

しゅうきょう‐かいぎ宗教会議‥ケウクワイ‥ (→)公会議に同じ。 ⇒しゅう‐きょう【宗教】

しゅうきょう‐がく【宗教学】‥ケウ‥🔗🔉

しゅうきょう‐がく宗教学‥ケウ‥ 諸種の宗教現象を比較・研究し、宗教の本質を客観的・普遍的に把握しようとする学問。特殊宗教についての信仰を前提とする神学とは異なる。19世紀末から特に開拓。 ⇒しゅう‐きょう【宗教】

しゅうきょう‐きしだん【宗教騎士団】‥ケウ‥🔗🔉

しゅうきょう‐きしだん宗教騎士団‥ケウ‥ (→)騎士修道会に同じ。 ⇒しゅう‐きょう【宗教】

しゅうきょう‐きょういく【宗教教育】‥ケウケウ‥🔗🔉

しゅうきょう‐きょういく宗教教育‥ケウケウ‥ 特定宗教の教義や儀礼などに関する教養や積極的関心を培う教育、ないしは、宗教に関する教養や宗教的情操を培う教育。1899年(明治32)には公立学校だけでなく私立小学校・中学校・高等女学校でも宗教教育が全面的に禁止されたが、第二次大戦後は教育基本法で宗教に関する寛容の態度およびその地位の尊重をうたうとともに、公立学校における特定の宗教のための宗教教育を禁止。 ⇒しゅう‐きょう【宗教】

しゅうきょう‐げき【宗教劇】‥ケウ‥🔗🔉

しゅうきょう‐げき宗教劇‥ケウ‥ 宗教の儀式として行われ、また宗教行事に随伴し、もしくは宗教的主題を脚色した演劇。 ⇒しゅう‐きょう【宗教】

しゅうきょう‐さいばん【宗教裁判】‥ケウ‥🔗🔉

しゅうきょう‐さいばん宗教裁判‥ケウ‥ (→)異端審問に同じ。 ⇒しゅう‐きょう【宗教】

しゅうきょう‐し【宗教史】‥ケウ‥🔗🔉

しゅうきょう‐し宗教史‥ケウ‥ 古今東西の諸宗教の歴史的消長。また、それを研究する学問。 ⇒しゅう‐きょう【宗教】

しゅうきょう‐しゃかいがく【宗教社会学】‥ケウ‥クワイ‥🔗🔉

しゅうきょう‐しゃかいがく宗教社会学‥ケウ‥クワイ‥ 宗教と社会との相互関連、宗教集団の構造や動態などを研究する学問。未開社会を対象としてデュルケムとその学派、近代社会を対象としてM.ウェーバーがこれを開拓。 ⇒しゅう‐きょう【宗教】

しゅうきょう‐しん【宗教心】‥ケウ‥🔗🔉

しゅうきょう‐しん宗教心‥ケウ‥ 神または仏あるいは超越者に対する帰依から生ずる敬虔な心。 ⇒しゅう‐きょう【宗教】

しゅうきょう‐しんりがく【宗教心理学】‥ケウ‥🔗🔉

しゅうきょう‐しんりがく宗教心理学‥ケウ‥ 宗教現象を心理学的方法によって解明しようとする心理学の一分野。 ⇒しゅう‐きょう【宗教】

しゅうきょう‐じんるいがく【宗教人類学】‥ケウ‥🔗🔉

しゅうきょう‐じんるいがく宗教人類学‥ケウ‥ 宗教的な観念・表象・行動に焦点を置いた人類学の研究領域。 ⇒しゅう‐きょう【宗教】

しゅうきょう‐せんそう【宗教戦争】‥ケウ‥サウ🔗🔉

しゅうきょう‐せんそう宗教戦争‥ケウ‥サウ 宗教上の衝突に起因する戦争。特にヨーロッパにおいて宗教改革後、旧教徒と新教徒との間に行われ、政治的・経済的利害ともからんだ激しい戦争。ユグノー戦争・三十年戦争など。 ⇒しゅう‐きょう【宗教】

しゅうきょう‐てつがく【宗教哲学】‥ケウ‥🔗🔉

しゅうきょう‐てつがく宗教哲学‥ケウ‥ 哲学の一領域。宗教一般の本質や意義を哲学の方法を以て研究する学問。特定の宗教とその信仰の論理を前提としない点で神学や教義学と、経験科学の方法によらない点で宗教学と異なる。 ⇒しゅう‐きょう【宗教】

しゅうきょう‐ほうじん【宗教法人】‥ケウハフ‥🔗🔉

しゅうきょう‐ほうじん宗教法人‥ケウハフ‥ 神道教派・仏教宗派・キリスト教その他の宗教の教団、並びに神社・寺院・教会などで、宗教法人法により法人として登記したもの。3人以上の責任役員を置き、その中の一人が代表役員として法人を代表。 ⇒しゅう‐きょう【宗教】

しゅうきょう‐みんぞくがく【宗教民族学】‥ケウ‥🔗🔉

しゅうきょう‐みんぞくがく宗教民族学‥ケウ‥ 宗教学および民族学の一領域。宗教現象を民族学(または人類学)の資料・方法などを利用して研究する学問。比較宗教史および宗教社会学と深い連関がある。 ⇒しゅう‐きょう【宗教】

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