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さだ・める【定める】🔗⭐🔉
さだ・める【定める】
〔他下一〕[文]さだ・む(下二)
ゆるぎなく維持されるような状態を固定する。
①決定する。制定する。(本来は、皇位継承者、帝都の位置、罪刑などの重大な公共的事項について使われた)万葉集6「八百万千年をかねて―・めけむ平城ならの都は」。大鏡道長「御まつりの日四月下子・十一月下申日とを―・めて」。「規則を―・める」
②平定する。鎮定する。万葉集2「天の下治めたまひ食おす国を―・めたまふと」
③安定させる。一定させる。新古今和歌集別「老いぬる身こそ―・めがたけれ」。平家物語9「泊―・めぬ梶枕」。「ねらいを―・める」
④物事の是非・優劣をきめるために、論議する。評議する。源氏物語帚木「中将待ち取りて、この品々をわきまへ―・め争ふ」
⑤判定する。断定する。枕草子56「名のりよし、あし、聞きにくし、など―・むるもをかし」。徒然草「都の空よりは雲の往来ゆききも速き心地して、月の晴れ曇ること―・めがたし」。「可否を―・める」
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