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じっ‐そう【実相】‥サウ🔗🔉

じっ‐そう実相‥サウ ①実際の有様。真実のすがた。「生活の―」 ②〔仏〕現象界の真実のすがた。真如・法性ほっしょうなどとほぼ同義。浄瑠璃、用明天皇職人鑑「是ぞ―中道の仏の教、神の法」。「諸法―」 ⇒じっそう‐かんにゅう【実相観入】 ⇒じっそう‐むろ【実相無漏】

じっそう‐いん【実相院】‥サウヰン🔗🔉

じっそう‐いん実相院‥サウヰン 京都市左京区岩倉にある単立寺院。もと天台宗寺門派の門跡。1229年(寛喜1)静基の創建。初め紫野にあり、応永(1394〜1428)年中、現在地に移り、大雲寺の寺務を兼ね、江戸時代に宮門跡の入寺で興隆。岩倉門跡。

じっそう‐かんにゅう【実相観入】‥サウクワンニフ🔗🔉

じっそう‐かんにゅう実相観入‥サウクワンニフ 斎藤茂吉の歌論で、「実相に観入して自然・自己の一元の生を写す」というもの。子規以来の写生論に一歩を進めたもので、皮相の写生に止まらず、実相に徹するをもって短歌写生道の要諦とする。 ⇒じっ‐そう【実相】

じっそう‐むろ【実相無漏】‥サウ‥🔗🔉

じっそう‐むろ実相無漏‥サウ‥ 〔仏〕宇宙万象の真実のすがたは、一切の煩悩・染汚を離れ清浄であるということ。十訓抄「―の大海に五塵六欲の風は吹かねども、随縁真如の波立たぬ時なし」 ⇒じっ‐そう【実相】

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