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じん‐じょう【尋常】‥ジヤウ🔗🔉

じん‐じょう尋常‥ジヤウ (尋は8尺、常は1丈6尺。普通の長さ・幅の意) ①普通。通常。よのつね。なみ。あたりまえ。今昔物語集28「一人として―なる者なし」。「―な手段では解決しない」「―でない言動」 ②すなおなこと。殊勝なこと。太平記3「敵ながらも弓矢取つて―に死したる者かな」。「―に勝負しろ」 ③目立たないで品格のよいこと。おとなしいこと。きゃしゃ。義経記4「廿四五ばかりなる男の色白く、―なるが」 ④立派なこと。すぐれたこと。平家物語11「―に飾つたる小舟一艘」 ⇒じんじょう‐いちよう【尋常一様】 ⇒じんじょう‐か【尋常科】 ⇒じんじょう‐かいめん【尋常海綿】 ⇒じんじょう‐こうとう‐しょうがっこう【尋常高等小学校】 ⇒じんじょう‐さはん【尋常茶飯】 ⇒じんじょう‐しょうがっこう【尋常小学校】 ⇒じんじょう‐ちゅうがっこう【尋常中学校】 ⇒じんじょう‐よう【尋常葉】

じんじょう‐いちよう【尋常一様】‥ジヤウ‥ヤウ🔗🔉

じんじょう‐いちよう尋常一様‥ジヤウ‥ヤウ 普通と異なることのないこと。なみひととおり。「―の事件ではない」 ⇒じん‐じょう【尋常】

じんじょう‐か【尋常科】‥ジヤウクワ🔗🔉

じんじょう‐か尋常科‥ジヤウクワ 旧制の尋常小学校。また、旧制7年制高等学校の前期4年間。↔高等科。 ⇒じん‐じょう【尋常】

じんじょう‐かいめん【尋常海綿】‥ジヤウ‥🔗🔉

じんじょう‐かいめん尋常海綿‥ジヤウ‥ 〔動〕普通海綿のこと。 ⇒じん‐じょう【尋常】 ○身上が回るしんしょうがまわる くらしむきが悪くなる。 ⇒しん‐しょう【身上】

じんじょう‐こうとう‐しょうがっこう【尋常高等小学校】‥ジヤウカウ‥セウガクカウ🔗🔉

じんじょう‐こうとう‐しょうがっこう尋常高等小学校‥ジヤウカウ‥セウガクカウ 旧制の小学校で、尋常小学校と高等小学校とを併置した学校。 ⇒じん‐じょう【尋常】

じんじょう‐さはん【尋常茶飯】‥ジヤウ‥🔗🔉

じんじょう‐さはん尋常茶飯‥ジヤウ‥ (日ごろ飲食している茶や飯の意)少しも珍しくないこと。日常茶飯。 ⇒じん‐じょう【尋常】

じんじょう‐しょうがっこう【尋常小学校】‥ジヤウセウガクカウ🔗🔉

じんじょう‐しょうがっこう尋常小学校‥ジヤウセウガクカウ 旧制の小学校で、初等普通教育を施した義務教育の学校。1886年(明治19)に初めて設置。満6歳で入学、修業年限は4年、1907年から6年。↔高等小学校。 ⇒じん‐じょう【尋常】

じんじょう‐ちゅうがっこう【尋常中学校】‥ジヤウ‥ガクカウ🔗🔉

じんじょう‐ちゅうがっこう尋常中学校‥ジヤウ‥ガクカウ 旧制の中学校の前身の学校。1886年(明治19)の中学校令により設置。99年以後は単に中学校となる。 ⇒じん‐じょう【尋常】

じんじょう‐よう【尋常葉】‥ジヤウエフ🔗🔉

じんじょう‐よう尋常葉‥ジヤウエフ 〔生〕(→)普通葉に同じ。 ⇒じん‐じょう【尋常】

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