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つき【尽き】🔗⭐🔉
つき【尽き】
つきること。はて。おわり。狂言、花子「もはやかたるに―はないが」。「運の―」
つき‐し‐な・し【尽きし無し】🔗⭐🔉
つき‐し‐な・し【尽きし無し】
〔形ク〕
(ツキシのシは強めの助詞)尽きることがない。はてしない。浄瑠璃、薩摩歌「来し方語るぞ―・き」
つき・す【尽きす】🔗⭐🔉
つき・す【尽きす】
〔自サ変〕
(否定の語を伴う)尽きてしまう。つきはてる。なくなる。後撰和歌集哀傷「故郷に―・せぬものは涙なりけり」。徒然草「何事にかあらん―・すまじけれ」→つきせぬ
つき‐せぬ【尽きせぬ】🔗⭐🔉
つき‐せぬ【尽きせぬ】
〔連体〕
つきることのない。「―涙」「―思い」
つき‐は・てる【尽き果てる】🔗⭐🔉
つき‐は・てる【尽き果てる】
〔自下一〕[文]つきは・つ(下二)
全くなくなる。狭衣物語4「悲しさもあはれも君に―・てて」。「精も根も―・てる」
つき‐め【尽き目】🔗⭐🔉
つき‐め【尽き目】
つきる時節、または場合。「運の―」
つ・きる【尽きる・竭きる】🔗⭐🔉
つ・きる【尽きる・竭きる】
〔自上一〕[文]つ・く(上二)
物・事が消耗していってその果てに達する意。
①(使い果たして)しまいになる。最後まで行く。終わる。万葉集20「君に語らむこと―・きめやも」。拾遺和歌集賀「―・くとも―・きじ君が齢は」。平家物語11「御運すでに―・きさせ給ひぬ」。「食糧が―・きる」
②極限に達する。きわまる。源氏物語紅葉賀「これらに面白さの―・きにければ他事に目もうつらず」。「冥加に―・きる」
▷現代語では多く「…に―・きる」の形で用いる。
③なくなる。消えうせる。万葉集6「この山の―・きばのみこそこの河の絶えばのみこそ」。源氏物語桐壺「いとど心苦しう心肝も―・くるやうになむ」
④(動詞の連用形に付いて)…して終りになる。最後まで…する。「燃え―・きる」
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