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くそ【糞・屎】🔗🔉

くそ糞・屎】 [一]〔名〕 ①動物が、肛門から排泄する、消化器で消化した食物のかす。大便。ふん。古事記「―如すは、酔ひて吐き散らすとこそ」 ②あか。かす。「目―」 ③他の語につけて、卑しめ、ののしり、または強めていうのに用いる語。「―度胸」「へた―」「―まじめ」「―おもしろくもない」 ④(「…も―もない」の形で)…など問題外だ。「法律も―もない」 [二]〔感〕 人または物をののしったり、「何を」と奮いたったりする時に発する語。「―、負けるものか」 ⇒糞も味噌も一緒 ⇒糞を食らえ

くそ‐かずら【屎葛】‥カヅラ🔗🔉

くそ‐かずら屎葛‥カヅラ ヘクソカズラのこと。蔓つるの長く続くことから、「絶ゆることなく」に続けて用いる。万葉集16「かはらふぢに延ひおぼとれる―絶ゆることなく宮仕へせむ」

くそ‐ぶな【屎鮒】🔗🔉

くそ‐ぶな屎鮒】 小鮒。また、鮒をいやしめていう語(塵芥の集まる川にいるからという)。また、タナゴの異称。万葉集16「川くまの―食める痛き女奴めやつこ

くそ‐へ【糞戸・屎戸】🔗🔉

くそ‐へ糞戸・屎戸】 天つ罪の一つ。汚いものをまきちらすこと。祝詞、大祓詞「畔放ち・…・―、ここだくの罪を」

し‐にょう【屎尿】‥ネウ🔗🔉

し‐にょう屎尿‥ネウ 大便と小便。糞尿。「―処理」

ばば【糞・屎】🔗🔉

ばば糞・屎】 (幼児語)大便、またはきたないもの。浮世風呂3「湯の中へ―をたれて」。「ねこ―」

[漢]屎🔗🔉

 字形 〔尸部6画/9画/5393・557D〕 〔音〕シ(呉)(漢) 〔訓〕くそ [意味] 大便。「屎尿」 ▷は異体字。

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