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とし‐ぎり【年切り】🔗🔉

とし‐ぎり年切り】 ①年によって樹木が果実を結ばないこと。多く、人の不運なことにたとえていう。後撰和歌集「今までになどかは花の咲かずして四十年よそとせあまり―はする」 ②年季。また、年季の切れること。 ③何か物事をする期間として、一定の年数を限ること。〈日葡辞書〉

ねん‐きり【年切り】🔗🔉

ねん‐きり年切り】 ①奉公人などの勤める年限。定めた年季。好色一代男8「手形の十年より外に―増して」 ②年季奉公。また、年季奉公人。西鶴諸国ばなし「―の女に名を久と呼びて」 ③奉公人などの約束の年季が切れること。また、その時。好色二代男「あれがあのやうにもなる物かと、―の時を知つたる人の横手うたるるほどに」 ⇒ねんきり‐おんな【年切り女】 ⇒ねんきり‐まし【年切り増し】

ねんきり‐おんな【年切り女】‥ヲンナ🔗🔉

ねんきり‐おんな年切り女‥ヲンナ 年季を切って雇っている女。日本永代蔵1「召し連れたる―」 ⇒ねん‐きり【年切り】

ねんきり‐まし【年切り増し】🔗🔉

ねんきり‐まし年切り増し】 年季の期限の終わった時、さらに年季を延ばすこと。 ⇒ねん‐きり【年切り】

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