複数辞典一括検索+
はじき【弾き】🔗⭐🔉
はじき【弾き】
①はじくこと。また、その力。
②物をはじく仕掛け。ばね。
③三味線のひき方。左手の指で弦をはじいて音を出すこと。
④釣竿のこと。弾はね竿。はんりき。やぎ。
⑤石弾いしはじき。おはじき。
⑥ピストルの隠語。
⇒はじき‐がね【弾き金】
⇒はじき‐ざる【弾き猿】
⇒はじき‐しょうぎ【弾き将棋】
⇒はじき‐だけ【弾き竹】
⇒はじき‐まめ【弾き豆】
⇒はじき‐ゆみ【弾弓】
はじき‐がね【弾き金】🔗⭐🔉
はじき‐がね【弾き金】
はじくように装置した金具。ばね。
⇒はじき【弾き】
はじき‐ざる【弾き猿】🔗⭐🔉
はじき‐ざる【弾き猿】
竿に抱きつかせた紅布製の猿を下部に取り付けた竹発条たけばねで弾いて昇り降りさせる玩具。
⇒はじき【弾き】
はじき‐しょうぎ【弾き将棋】‥シヤウ‥🔗⭐🔉
はじき‐しょうぎ【弾き将棋】‥シヤウ‥
将棋の遊びの一つ。将棋の駒を用い、一方は歩ふを、一方は大きい駒を盤の端に並べ、交互に指で駒をはじき、早く相手の駒全部を盤から落とした方が勝ち。
⇒はじき【弾き】
はじき‐だけ【弾き竹】🔗⭐🔉
はじき‐だけ【弾き竹】
(→)「犬除よけ」2の別称。
⇒はじき【弾き】
はじき‐だ・す【弾き出す】🔗⭐🔉
はじき‐だ・す【弾き出す】
〔他五〕
①はじいて外へ出す。「爪で―・す」
②のけものにして押し出す。古今著聞集18「心得つ雁食はんとて若党が老いたる者を―・すとは」。「異分子を―・す」
③そろばんを用いて計算する。転じて、費用を算段する。「経費を―・す」
はじき‐まめ【弾き豆】🔗⭐🔉
ひき‐うたい【弾き歌い・弾き唄い】‥ウタヒ🔗⭐🔉
ひき‐うたい【弾き歌い・弾き唄い】‥ウタヒ
箏曲・地歌など楽器を弾きながら歌うこと。邦楽の歌い物でいう。→弾き語り
ひき‐がたり【弾き語り】🔗⭐🔉
ひき‐がたり【弾き語り】
①同一人が浄瑠璃などを三味線を弾きながら語ること。↔口語り。→弾き歌い。
②ピアノ・ギターなどを弾きながら歌うこと。
ひき‐こな・す【弾き熟す】🔗⭐🔉
ひき‐こな・す【弾き熟す】
〔他五〕
楽器を思うように弾く。「難曲を―・す」
ひき‐さ・す【弾き止す】🔗⭐🔉
ひき‐さ・す【弾き止す】
〔他五〕
弾くのを途中でやめる。源氏物語須磨「琴きんを、すこし掻き鳴らし給へるが、…―・し給ひて」
ひき‐しず・む【弾き鎮む】‥シヅム🔗⭐🔉
ひき‐しず・む【弾き鎮む】‥シヅム
〔他下二〕
弾きこなす。源氏物語明石「琵琶なむ、まことの音を―・むる人」
ひき‐すさ・ぶ【弾き遊ぶ】🔗⭐🔉
ひき‐すさ・ぶ【弾き遊ぶ】
〔他四〕
弦楽器を弾いて興ずる。源氏物語少女「かき合はせ―・び給ひて」
ひき‐すま・す【弾き澄ます】🔗⭐🔉
ひき‐すま・す【弾き澄ます】
〔他五〕
みごとに弾く。弾いてのける。源氏物語明石「あるかぎり―・し給へるに」
ひき‐ぞめ【弾き初め】🔗⭐🔉
ひき‐ぞめ【弾き初め】
新年(多くは正月2日)にはじめて箏こと・三味線などをひくこと。ピアノ・バイオリンなどにもいう。〈[季]新年〉
ひき‐た・つ【弾き立つ】🔗⭐🔉
ひき‐た・つ【弾き立つ】
〔他下二〕
盛んに弾く。夫木和歌抄14「―・てたりな秋の調べに」
ひき‐て【弾き手】🔗⭐🔉
ひき‐て【弾き手】
弦楽器・ピアノなどを(巧みに)ひく人。
ひき‐ととの・う【弾き整ふ】‥トトノフ🔗⭐🔉
ひき‐ととの・う【弾き整ふ】‥トトノフ
〔他下二〕
琴などを弾いて調子を合わせる。能因本枕草子かたはらいたきもの「まだ音も―・へぬ琴を」
ひき‐と・る【弾き取る】🔗⭐🔉
ひき‐と・る【弾き取る】
〔他四〕
弾くことを習い取る。弾き覚える。栄華物語月宴「箏の御琴…いみじうよく―・り給へりければ」
ひき‐なが・す【弾き流す】🔗⭐🔉
ひき‐なが・す【弾き流す】
〔他四〕
①門付かどづけをしながら、三味線などを弾き歩く。
②下座音楽で、幕開きや人物の出に用いた合方を、せりふになってもそのまま唄なしに弾き続ける。
③楽器を気軽に弾く。
ひき‐なら・す【弾き馴らす】🔗⭐🔉
ひき‐なら・す【弾き馴らす】
〔他五〕
弦楽器などを弾いて楽器や楽曲に馴染むようにする。
広辞苑に「弾き」で始まるの検索結果 1-21。