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あて‐うま【当て馬】🔗⭐🔉
あて‐うま【当て馬】
①牝馬の発情を検査し、あるいは促すための牡馬。
②転じて、優勢な者を牽制するために、仮に推し立てた者。「―候補」
⇒当て馬にする
○当て馬にするあてうまにする
自己の野心を隠しておき、表面的には他の人をその位置に推す。
⇒あて‐うま【当て馬】
○当て馬にするあてうまにする🔗⭐🔉
○当て馬にするあてうまにする
自己の野心を隠しておき、表面的には他の人をその位置に推す。
⇒あて‐うま【当て馬】
あて‐え【当て絵】‥ヱ
見る者に寓意をさとらせるように描いた絵。
あて‐おこない【充行・宛行】‥オコナヒ
所領や禄物を給与すること。あてがい。
⇒あておこない‐じょう【充行状・宛行状】
あておこない‐じょう【充行状・宛行状】‥オコナヒジヤウ
鎌倉・室町時代、武将が家臣に所領などを与える時に渡した文書。「あてがいじょう」とも。あてぶみ。
⇒あて‐おこない【充行・宛行】
あて‐おこな・う【当て行ふ】‥オコナフ
〔他四〕
①割りあてて事をさせる。落窪物語4「とかくせさすべき事―・ふとても」
②割りあてて与える。あてがう。浄瑠璃、凱陣八島「勲功厚く―・ふべきものなり」
あて‐おび【宛帯・当帯】
狩衣着用のとき用いる帯。ふつう狩衣と同じ地質で作る。あてごし。
あて‐がい【宛行・充行】‥ガヒ
①あてがうこと。また、そのもの。特に、与えられた所領や給与。
②取り計らい。心くばり。配慮。風姿花伝「あまりに賤しく面白き所あるべからず。此の―をよくよく心得べし」
⇒あてがい‐じょう【充行状・宛行状】
⇒あてがい‐ぶち【宛行扶持】
⇒あてがい‐よう【宛行様】
あてがい‐じょう【充行状・宛行状】‥ガヒジヤウ
⇒あておこないじょう。
⇒あて‐がい【宛行・充行】
あてがい‐ぶち【宛行扶持】‥ガヒ‥
雇主が雇人に割り当てて渡す扶持米。転じて、与える側が一方的に取り決めて割り当てる金品。また、そういう与え方をすること。「―で我慢する」
⇒あて‐がい【宛行・充行】
あてがい‐よう【宛行様】‥ガヒヤウ
うけあうこと。平家物語5「御坊も勅勘の身で人を申しゆるさうどのたまふ―こそ大きにまことしからね」
⇒あて‐がい【宛行・充行】
あて‐が・う【宛がう】アテガフ
〔他五〕
①割り当てて与える。見計って与える。分配する。また、単に与える。栄華物語玉飾「女房のことなどしげうおぼし―・ふ」。天草本伊曾保物語「せめて農人の所作をなりとも―・はうずと思ひ定め」。「子供におもちゃを―・う」
②ぴったりとあてる。「受話器を耳に―・う」「枕を―・う」
③(損じたところなどに)仮に物をあてておく。「穴に板を―・う」
あて‐がき【宛書・充書】
文書・封筒などに記す受取人の氏名。古くは「充所あてどころ」とも。
あて‐かじ【当て舵】‥カヂ
船が針路を変えるとき、その惰力で曲がり過ぎるのを抑えるために反対方向に切るかじ。
あてがわのしょうみん‐そじょう【阿氐河荘民訴状】‥ガハ‥シヤウ‥ジヤウ
1275年(建治1)紀伊国有田郡阿氐河荘(現、和歌山県有田川町)の百姓が、地頭湯浅氏の非法を荘園領主円満院に訴えた仮名書きの訴状。中世農民の主張や抵抗を示す史料として有名。
あて‐ぎ【当て木】
①物に当てそえた木。
②(東北地方で)いろりのふち。炉ぶち。
あて‐ぎれ【当て切れ】
補修用に当てる布。
あて‐くち【当て口】
あてこする言葉。
あて‐こ【当て子】
(東北・信越地方で)よだれかけ。
あて‐ごし【宛腰・当腰】
(→)「あておび」に同じ。
あて‐こすり【当て擦り】
当て擦ること。また、その言葉。「―を言う」
あて‐こす・る【当て擦る】
〔自五〕
他の事にかこつけて、遠まわしに皮肉や悪口を言う。徳冨蘆花、不如帰「己のみかは亡き母の上までもおぼろ気ならず中傷あてこすられて」。「それとなく―・る」
あて‐こと【当て言】
①それとなく遠まわしにいう言葉。浄瑠璃、山崎与次兵衛寿の門松「命助けよといふ―、合点せぬお主でなし」
②あてこする言葉。皮肉。日葡辞書「アテコトヲイウ」
あて‐こと【当て事】
①予想してあてにすること。頼みにすること。醒睡笑「なにの―はなけれど田舎にくだり」
②隠してあるものを言いあてること。
⇒当て事と畚褌は先から外れる
⇒当て事も無い
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