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おう‐じょう【圧状】アフジヤウ🔗🔉

おう‐じょう圧状アフジヤウ ①人をおどして無理に書かせた文書。 ②(「往生」と書く)無理におしつけて承知させること。「無理―」 ⇒おうじょう‐ずくめ【圧状竦め】

おう‐じょう【往生】ワウジヤウ🔗🔉

おう‐じょう往生ワウジヤウ ①〔仏〕この世を去って他の世界に生まれかわること。特に、極楽浄土に生まれること。日本霊異記「父母に孝養すれば、浄土に―す」 ②死ぬこと。「大―」 ③あきらめてじっとしていること。どうにもしようがなくなること。閉口。「停電で―した」 ④⇒おうじょう(圧状)2⇒おうじょう‐ぎわ【往生際】 ⇒おうじょう‐こう【往生講】 ⇒おうじょう‐でん【往生伝】 ⇒おうじょう‐どころ【往生所】 ⇒おうじょう‐にん【往生人】 ⇒おうじょう‐ば【往生場】

おうじょう‐いん【往生院】ワウジヤウヰン🔗🔉

おうじょう‐いん往生院ワウジヤウヰン ①京都市右京区嵯峨清涼寺の西にあった浄土宗の尼寺。今はその地に真言宗の祇王寺ぎおうじがある。承元(1207〜1211)年間、法然の弟子念仏房の開基。平清盛の寵愛した祇王・祇女・仏御前が隠遁したので有名。 ②東大阪市枚岡ひらおかにある浄土宗の寺。六万寺。745年(天平17)行基の創建。南北朝時代には楠木正行の陣所となり兵火で焼失。1654年(承応3)浄泉を開山として再興。俗称は楠公寺。

おうじょう‐ぎわ【往生際】ワウジヤウギハ🔗🔉

おうじょう‐ぎわ往生際ワウジヤウギハ ①死にぎわ。 ②ぎりぎりのところまで追いつめられたとき。また、そのときの態度。「―がわるい」 ⇒おう‐じょう【往生】

おうじょう‐こう【往生講】ワウジヤウカウ🔗🔉

おうじょう‐こう往生講ワウジヤウカウ 阿弥陀仏を念じて極楽往生を願う仏事。阿弥陀講。 ⇒おう‐じょう【往生】

おうじょうじゅういん【往生拾因】ワウジヤウジフ‥🔗🔉

おうじょうじゅういん往生拾因ワウジヤウジフ‥ 永観が康和年間(1099〜1104)に著した仏書。1巻。一心に阿弥陀念仏を称名しょうみょうすれば必ず往生できる理由を10項目にわたって言及し、称名念仏を勧める。

おうじょう‐でん【往生伝】ワウジヤウ‥🔗🔉

おうじょう‐でん往生伝ワウジヤウ‥ 極楽往生した人々の伝記を集めた書物。 ⇒おう‐じょう【往生】

おうじょう‐どころ【往生所】ワウジヤウ‥🔗🔉

おうじょう‐どころ往生所ワウジヤウ‥ 死に場所。 ⇒おう‐じょう【往生】

おうじょう‐にん【往生人】ワウジヤウ‥🔗🔉

おうじょう‐にん往生人ワウジヤウ‥ 極楽往生をとげた人。また、極楽往生ができる人。 ⇒おう‐じょう【往生】

おうじょう‐ば【往生場】ワウジヤウ‥🔗🔉

おうじょう‐ば往生場ワウジヤウ‥ 往生どころ。 ⇒おう‐じょう【往生】

おうじょうようしゅう【往生要集】ワウジヤウエウシフ🔗🔉

おうじょうようしゅう往生要集ワウジヤウエウシフ 仏書。源信の著。3巻または6巻。985年(寛和1)成る。経論中から往生の要文を抜粋し、念仏を勧めたもの。文学・芸術に大きな影響を与えた。 →文献資料[往生要集]

おうじょうろんちゅう【往生論註】ワウジヤウ‥🔗🔉

おうじょうろんちゅう往生論註ワウジヤウ‥ 仏書。北魏の僧、曇鸞どんらんの著。2巻。無量寿経論註・浄土論註・論註ともいう。世親著・菩提流支訳の「往生論」の注釈書で、中国・日本の浄土思想に大きな影響を与えた。

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