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い‐し【意志】🔗⭐🔉
い‐し【意志】
①(will)
㋐〔哲〕道徳的価値評価を担う主体。理性による思慮・選択を決心して実行する能力。知識・感情と対立するものとされ、併せて知・情・意という。
㋑〔心〕ある行動をとることを決め、かつそれを生起させ、持続させる心的機能。
②物事をなしとげようとする、積極的な心の状態。「―薄弱」「―の強い人」
▷法律用語としては、ふつう「意思」を使う。
いしとひょうしょうとしてのせかい【意志と表象としての世界】‥ヘウシヤウ‥🔗⭐🔉
いしとひょうしょうとしてのせかい【意志と表象としての世界】‥ヘウシヤウ‥
ショーペンハウアーの主著。1819年刊。現象と物自体を、表象と意志の対立ととらえるカント解釈に基づき、世界の根源にはやみくもで非合理的な、生への意志があるとした。
いし‐の‐じゆう【意志の自由】‥イウ🔗⭐🔉
いし‐の‐じゆう【意志の自由】‥イウ
〔哲〕自分の行為を自由に決定できる自発性があること。哲学史上、これを肯定する非決定論と否定する決定論との間で論争がある。カントは物質的現象世界では決定論を認めたが、行為の世界においては道徳成立の根拠として意志の自由の存立を認め、この対立を調停しようとした。
いし‐はくじゃく【意志薄弱】🔗⭐🔉
いし‐はくじゃく【意志薄弱】
意志の力が弱く、忍耐に欠け、自分の判断で物事をおこなえないこと。
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