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にくまれ‐っこ【憎まれっ子】🔗⭐🔉
にくまれ‐っこ【憎まれっ子】
皆からきらわれる可愛げのない子供。また、皆からきらわれる生意気な人。にくまれご。「―世にはばかる」
⇒にくま‐れ【憎まれ】
○憎まれっ子世に憚るにくまれっこよにはばかる
人から憎まれたり嫌われたりするような人間が、かえって世間では幅を利かすものである。「憎まれっ子世にはびこる」とも。
⇒にくま‐れ【憎まれ】
○憎まれっ子世に憚るにくまれっこよにはばかる🔗⭐🔉
○憎まれっ子世に憚るにくまれっこよにはばかる
人から憎まれたり嫌われたりするような人間が、かえって世間では幅を利かすものである。「憎まれっ子世にはびこる」とも。
⇒にくま‐れ【憎まれ】
にくまれ‐やく【憎まれ役】
憎まれる役目。きらわれる役目。かたきやく。「―を買って出る」
⇒にくま‐れ【憎まれ】
にく‐まんじゅう【肉饅頭】‥ヂユウ
イーストなどを加えてふくらませた小麦粉の皮に、豚肉・野菜などを包んで蒸した中華饅頭。豚饅頭。にくまん。
肉饅頭
撮影:関戸 勇
にくみ【憎み】
にくむこと。にくしみ。憎悪。夫木和歌抄34「などかは神の―して」
にく‐み【肉味】
肉の味。味のよい肉。太平記20「ただ庖人の―を調ずるに異ならず」
にく・む【憎む・悪む】
〔他五〕
(感情を傷つけ逆なでするものに対し、不快感・抵抗感を持ち、時にはそれをことばにし、そのものをやっつけたいと思う意)
①にくいと思う。にくしむ。万葉集11「争へば神も―・ます」。源氏物語桐壺「これにつけても―・み給ふ人多かり」。「罪を―・んで人を―・まず」
②不快感・抵抗感などを口に出す。非難する。悪口をいう。源氏物語浮舟「老いぬる人はむつかしき心のあるにこそと―・むは、乳母やうの人をそしるなめり」。平家物語4「なくなく京へのぼりたれば、―・まぬ物こそなかりけれ」
にくめ‐ない【憎めない】
どこか愛敬があって憎しみの対象にできない。「―人柄」
にく‐や【肉屋】
①鳥獣の肉を販売する業。また、その人や家。
②肉襦袢にくジバンを商う店。
にくよう‐しゅ【肉用種】
牛・羊・鶏などで、食用の肉をとることを目的とする品種。
にく‐よく【肉欲・肉慾】
肉体に関して感じる欲望。性欲。泉鏡花、ロマンチツクと自然主義「忌はしい―でも本能でも、決して読者に悪感を起させないやうに」
に‐ぐら【荷鞍】
荷馬におく鞍。駄馬に荷物を負わせるための鞍。
にく‐らか【憎らか】
にくにくしいさま。にくにくしげ。源氏物語若菜上「さるべき方には卑下して―にもうけばらぬなどをほめぬ人なし」
にく‐らし・い【憎らしい】
〔形〕[文]にくら・し(シク)
憎く思われるようなさまである。気に入らない。かわいげがない。「―・い口をきく」「―・いほど落ち着いている」
にく‐りゅう【肉瘤】‥リウ
①身体にできるこぶ。
②たくましくもりあがった筋肉。
にく‐りん【肉林】
[史記殷本紀]肉のはやし。宴席などで、肉がたくさんあって豪奢ごうしゃなさまをいう。「酒池―」
にく‐るい【肉類】
食用とする肉。主に鳥獣の肉をいう。
に‐ぐるま【荷車】
(人・牛馬がひく)荷物を運搬する車。
に‐ぐるみ
(→)「にぐろめ(煮黒)」1に同じ。
ニグロ【Negro】
黒色人種の総称。→ネグロイド。
⇒ニグロ‐スピリチュアル【Negro spiritual】
に‐ぐろ・し【土黒し】
〔形ク〕
土色をして黒い。土の色のように黒い。古事記中「底土しはには―・き故」
ニグロ‐スピリチュアル【Negro spiritual】
(→)黒人霊歌。
⇒ニグロ【Negro】
ニクロム【nichrome】
ニッケルとクロムの合金。ニッケル80パーセント、クロム20パーセント、およびニッケル60パーセント、クロム16パーセント、鉄24パーセントが基本組成。電気抵抗が大きく、酸化しにくいので、電熱線として用いる。元来は商品名。
⇒ニクロム‐せん【ニクロム線】
に‐クロム‐さん【二クロム酸】
化学式H2CrO4 無機塩の一つ。塩えんの状態でだけ存在する。重クロム酸。
⇒にクロムさん‐カリウム【二クロム酸カリウム】
⇒にクロムさん‐ナトリウム【二クロム酸ナトリウム】
にクロムさん‐カリウム【二クロム酸カリウム】
化学式K2Cr2O7 二クロム酸のカリウム塩。橙赤色で板状の結晶。有毒。強力な酸化剤。化学分析・電池・染料・皮なめしなど用途が広い。重クロム酸カリウム。
⇒に‐クロム‐さん【二クロム酸】
にクロムさん‐ナトリウム【二クロム酸ナトリウム】
化学式Na2Cr2O7 二クロム酸のナトリウム塩。橙赤色で吸湿性の結晶。製法・性質・用途は二クロム酸カリウムにほぼ同じであるが水に溶けやすい。重クロム酸ナトリウム。重クロム酸ソーダ。
⇒に‐クロム‐さん【二クロム酸】
ニクロム‐せん【ニクロム線】
ニクロムの線。主に電熱用として使用。
⇒ニクロム【nichrome】
に‐ぐろめ【煮黒め】
①銅の合金。銅100匁もんめに対し白鑞しろめ3匁を加えたもの。普通の銅よりも黒みを帯びる。にぐるみ。
②胆礬たんばん・緑青・梅酢などを混合して作った黒い塗料。長押なげしなどの化粧金物に塗る。

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