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もの‐う・い【物憂い・懶い】🔗⭐🔉
もの‐う・い【物憂い・懶い】
〔形〕[文]ものう・し(ク)
①心がはれやかでない。何となく気がすすまない。源氏物語宿木「何事も浅くなりにたる世は―・しや」。「―・い雨の日曜」
②つらい。源氏物語槿「内裏うちより外のありきは―・きほどになりにけりや」
もの‐ぐさ・い【懶い】🔗⭐🔉
もの‐ぐさ・い【懶い】
〔形〕[文]ものぐさ・し(ク)
(古くは清音)
①物事をするのがいやで気が進まない。無精ぶしょうである。おっくうである。
②気分がすぐれない。からだの工合が悪い。〈日葡辞書〉
③うさんくさい。疑わしい。浄瑠璃、碁盤太平記「この内は―・し。さがせやさがせ」
④とるに足りない。幸若舞曲、高館「今はむかふかたきのあらざれば、ええ―・い戦かな」
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