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さん‐げ【懺悔】🔗🔉

さん‐げ懺悔】 〔仏〕(梵語kṣama 「懺」はその音写、「悔」はその意訳。ザンギサンゲ(慚愧懺悔)と熟して用いることが多かったために、ザンギの影響で濁音化して江戸時代にザンゲとなったかという)過去に犯した罪を神仏や人々の前で告白して許しを請うこと。日葡辞書「ザイシャウ(罪障)ヲサンゲスル」 ⇒さんげ‐さんげ【懺悔懺悔】 ⇒さんげ‐めつざい【懺悔滅罪】 ⇒さんげ‐もん【懺悔文】

ざん‐げ【懺悔】🔗🔉

ざん‐げ懺悔】 キリスト教で、罪悪を自覚し、これを告白し悔い改めること。島崎藤村、爺「―の涙が叔父の顔をつたひました」。「罪を―する」→さんげ⇒ざんげ‐ろく【懺悔録】

さんげ‐さんげ【懺悔懺悔】🔗🔉

さんげ‐さんげ懺悔懺悔】 下座唄げざうたの一つ。世話物の幕開き、下卑た性格の人物の出入りなどに用いる。「源氏店」の与三郎と蝙蝠安こうもりやすの出などは有名。法印の呪文の歌曲化。 ⇒さん‐げ【懺悔】

さんげ‐めつざい【懺悔滅罪】🔗🔉

さんげ‐めつざい懺悔滅罪】 懺悔の功徳くどくによって一切の罪業を消滅させること。 ⇒さん‐げ【懺悔】

さんげ‐もん【懺悔文】🔗🔉

さんげ‐もん懺悔文】 懺悔を行う時に唱える、華厳経普賢行願品の「我昔所造諸悪業、皆由無始貪瞋痴、従身語意之所生、一切我今皆懺悔」の七言四句の偈⇒さん‐げ【懺悔】

ざんげ‐ろく【懺悔録】🔗🔉

ざんげ‐ろく懺悔録】 ①懺悔の告白記録。告白録。 ②(→)「告白」2の別称。 ⇒ざん‐げ【懺悔】

せん‐げ【懺悔】🔗🔉

せん‐げ懺悔⇒さんげ

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