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いまし・める【戒める・誡める・警める・縛める】🔗🔉

いまし・める戒める・誡める・警める・縛める】 〔他下一〕[文]いまし・む(下二) (「忌ましむ(忌み遠ざける)」が原義) ①《戒・誡》(禁じられていることを)教えさとして、慎ませる。宇津保物語藤原君「かく人の―・むる五月は去ぬ。今はかのこと成し給へ」。「遅刻した生徒を―・める」 ②《戒・誡》過ちのないように注意する。用心させる。源氏物語帚木「すきたわめらむ女に心おかせ給へ。…と―・む」。「将来を―・める」 ③《戒・警》(自動詞的に用いて)警戒する。用心する。徒然草「みづから―・めて、恐るべく慎むべきは、この惑ひなり」 ④《戒》行動を禁止する。とどめる。栄華物語花山「かかる人は世にありてはおほやけの御ために大事いでき侍りなん。かやうの事は―・めたるこそよけれ」。「金品の授受をかたく―・める」 ⑤《縛》縛る。平家物語2「根元こんげん与力よりきの者なりければ、殊につよう―・めて」 ⑥罰する。古本説話集「罪にまかせて重く軽く―・むることあり」

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