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ぶん‐たい【文体】🔗🔉

ぶん‐たい文体】 (style) ①文章のスタイル。語彙・語法・修辞など、いかにもその作者らしい文章表現上の特色。樋口一葉、みづの上日記「おのおのの―心々の書きさまいとをかしからんとおもふ」。「独自の―を持っている」 ②文章の様式。国文体・漢文体・洋文体、または書簡体・叙事体・議論体など。 ⇒ぶんたい‐ろん【文体論】

ぶんたいめいべん【文体明弁】🔗🔉

ぶんたいめいべん文体明弁】 詩文の実例を挙げて文体・詩格を論じた書。明の徐師曾撰。84巻。1570年成る。

ぶんたい‐ろん【文体論】🔗🔉

ぶんたい‐ろん文体論】 〔言〕 ①(stylistics)言語表現(記載形式・語彙・語法・修辞・リズムなど)の個性的特色を特定の作家・国語(民族)・時代・流派などについて研究するもの。 ②(stylistique フランス)バイイの説では、ある言語の情意的表現手段を研究・記述する言語学の一分野。 ⇒ぶん‐たい【文体】

ぶん‐てい【文体】🔗🔉

ぶん‐てい文体】 文に書かれたようす。文章のありさま。特に、手紙の文面。浄瑠璃、女殺油地獄「此の分では刀はさされぬとの―なり」

もん‐たい【紋体・文体】🔗🔉

もん‐たい紋体・文体】 文字や絵などの形。また、形が整っていること。きちんとした格式。日葡辞書「モンタイガミエヌ」 ⇒もんたい‐な・い【文体無い】

もんたい‐な・い【文体無い】🔗🔉

もんたい‐な・い文体無い】 〔形〕 形が整わず条理も立たない。だらしない。浮世草子、役者色仕組「いかにめでたい事がお好なればとて是は―・い酔姿」 ⇒もん‐たい【紋体・文体】 ○問題にならないもんだいにならない あまりにも隔たりがあり解決や比較の対象にならない。問題とする価値がない。取るに足りない。「そんな回答では―」 ⇒もん‐だい【問題】

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