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りょう‐けん【料簡・了簡・了見】レウ‥🔗🔉

りょう‐けん料簡・了簡・了見レウ‥ ①考えをめぐらすこと。思案。所存。毎月抄「この下にて御―候へ」。「悪い―を起こす」「―が狭い」 ②とりはからい。処置。対策。御伽草子、猿源氏草子「このことを語りなばいかなる―もありやせんと思ひ」 ③堪え忍ぶこと。こらえること。ゆるすこと。狂言、鎌腹「身共さへ―すれば死ぬるには及ばぬ事ぢや」 ⇒りょうけん‐がち【料簡勝ち】 ⇒りょうけん‐ずく【料簡尽】 ⇒りょうけん‐ちがい【料簡違い】 ⇒りょうけん‐ぶか・い【料簡深い】

りょうけん‐がち【料簡勝ち】レウ‥🔗🔉

りょうけん‐がち料簡勝ちレウ‥ がまんづよいこと。堪忍づよいこと。 ⇒りょう‐けん【料簡・了簡・了見】

りょうけん‐ずく【料簡尽】レウ‥ヅク🔗🔉

りょうけん‐ずく料簡尽レウ‥ヅク 互いに腹を立てずに穏便にまとめてゆくこと。浄瑠璃、丹波与作待夜の小室節「声高に言はずとも―がよいわいの」 ⇒りょう‐けん【料簡・了簡・了見】

りょうけん‐ちがい【料簡違い】レウ‥チガヒ🔗🔉

りょうけん‐ちがい料簡違いレウ‥チガヒ 心の持ち方が正道にはずれていること。不心得。 ⇒りょう‐けん【料簡・了簡・了見】

りょうけん‐ぶか・い【料簡深い】レウ‥🔗🔉

りょうけん‐ぶか・い料簡深いレウ‥ 〔形〕 考え深い。狂言、貰聟「物事御―・うて」 ⇒りょう‐けん【料簡・了簡・了見】

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