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ぞう【族】🔗⭐🔉
ぞう【族】
(ゾクの音便)やから。うから。宇津保物語俊蔭「この―は伝はるごとにまさること限なし」
ぞう‐るい【族類】🔗⭐🔉
ぞう‐るい【族類】
ゾクルイの音便。源氏物語夕霧「さる時にあへる―にていとやむごとなし」
ぞく【族】🔗⭐🔉
ぞく【族】
①同じ祖先から分かれた血統の者。一門。一家。
②家柄。
③一定の範囲を形づくる同種類の仲間。「語―」
④〔生〕(→)連れん6に同じ。
⑤〔化〕周期表で、縦に配列されている元素の一群。また、分子構造の類似性から分類される化合物の一群。ハロゲン族元素・芳香族化合物など。
ぞく‐えん【族縁】🔗⭐🔉
ぞく‐えん【族縁】
親族の縁。えんつづき。
ぞくがい‐こん【族外婚】‥グワイ‥🔗⭐🔉
ぞくがい‐こん【族外婚】‥グワイ‥
(exogamy)狭義には自己の血縁集団の成員以外の者との通婚制度。広義には血縁集団に限らず特定の集団内部における通婚を禁止して、互いに他の集団員との間で行う通婚制度。外婚。↔族内婚
ぞく‐ぎいん【族議員】‥ヰン🔗⭐🔉
ぞく‐ぎいん【族議員】‥ヰン
国会議員のうち、特定の政策分野を得意とし、特定の省庁・業界の利益を代弁する人たちの俗称。道路族・文教族など。
ぞく‐さつ【族殺】🔗⭐🔉
ぞく‐さつ【族殺】
一族のこらず殺すこと。
ぞく‐しょう【族称】🔗⭐🔉
ぞく‐しょう【族称】
国民の身分上の称呼。明治初年より華族・士族・平民に分け、普通には、本籍地の府県と結びつけて用いた。第二次大戦後の戸籍法改正で消滅。
ぞく‐しん【族親】🔗⭐🔉
ぞく‐しん【族親】
親族。縁者。一門。
ぞく‐じん【族人】🔗⭐🔉
ぞく‐じん【族人】
一族の人。一門の人。
ぞく‐せい【族制】🔗⭐🔉
ぞく‐せい【族制】
家族・親族に関する制度。
ぞく‐せい【簇生・族生】🔗⭐🔉
ぞく‐せい【簇生・族生】
(「簇生そうせい」の慣用読みから)
⇒そうせい
ぞく‐せき【族戚】🔗⭐🔉
ぞく‐せき【族戚】
親族。親戚。
ぞく‐ちょう【族長】‥チヤウ🔗⭐🔉
ぞく‐ちょう【族長】‥チヤウ
一族の長。
ぞく‐とう【族党】‥タウ🔗⭐🔉
ぞく‐とう【族党】‥タウ
一族のやから。族類。
ぞくない‐こん【族内婚】🔗⭐🔉
ぞくない‐こん【族内婚】
(endogamy)親族集団や特定の身分・職業・宗派などを特徴とする社会集団の内部に通婚関係を限定する制度。内婚。↔族外婚
ぞく‐ふ【族父】🔗⭐🔉
ぞく‐ふ【族父】
①曾祖父母の兄弟の孫。父の再従兄弟。おおおおじおじ。
②氏族・部族の長。族長。
⇒ぞくふ‐けん【族父権】
ぞく‐ふ【族譜】🔗⭐🔉
ぞく‐ふ【族譜】
一族の系譜。家譜。系図。
ぞくふ‐けん【族父権】🔗⭐🔉
ぞくふ‐けん【族父権】
族長の有する統率権。
⇒ぞく‐ふ【族父】
ぞく‐めつ【族滅】🔗⭐🔉
ぞく‐めつ【族滅】
一族を残らずほろぼすこと。
ぞく‐るい【族類】🔗⭐🔉
ぞく‐るい【族類】
一族。同族。親族。
やから【族】🔗⭐🔉
やから【族】
①一家一門。うからやから。大唐西域記長寛点「王は屈支の種ヤカラなり」
②(「輩」とも書く)ともがら。なかま。党類。多く卑しめていう。宇津保物語蔵開中「盗人の―」。「不逞ふていの―」
③不平を言い、また、口論をしかける者。日葡辞書「ヤカラ、また、ヤカラモノ」
[漢]族🔗⭐🔉
族 字形
筆順
〔方部7画/11画/教育/3418・4232〕
〔音〕ゾク(呉)
〔訓〕やから
[意味]
①同じ祖先から分かれた血統をもつグループ。同じ姓の人びとのグループ。みうち。やから。「一族・血族・家族・遺族」
②同類のなかま。「族称・皇族・貴族・士族・種族・語族・水族館・社用族」
[解字]
会意。「
」(=はた)+「矢」(=や)。矢が軍旗の下に集まる意。
[下ツキ
遺族・一族・姻族・王族・家族・花族・華族・貴族・九族・魚族・血族・眷族・皇族・豪族・語族・士族・支族・枝族・氏族・種族・親族・水族館・宗族・同族・閥族・蛮族・部族・民族



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