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せき‐さい【昔歳】🔗🔉

せき‐さい昔歳】 去年。昨年。また、むかし。

せき‐ざい【昔在】🔗🔉

せき‐ざい昔在】 むかし。在昔。

せき‐じ【昔時】🔗🔉

せき‐じ昔時】 むかし。いにしえ。往時。

せき‐じつ【昔日】🔗🔉

せき‐じつ昔日】 むかし。いにしえ。「―の面影」

せき‐しゃ【昔者】🔗🔉

せき‐しゃ昔者】 (「者」は助字) ①むかし。 ②きのう。昨日さくじつ

せき‐じん【昔人】🔗🔉

せき‐じん昔人】 むかしの人。古人。

せき‐ねん【昔年】🔗🔉

せき‐ねん昔年】 むかし。そのかみ。昔時。

せき‐ゆう【昔遊】‥イウ🔗🔉

せき‐ゆう昔遊‥イウ かつて訪れたことがあること。曾遊。

むかし【昔】🔗🔉

むかし】 ➊以前の時。 ①長い年月を隔てる過去。いにしえ。万葉集15「―より言ひけることの」。「―、―の出来事」 ②現在とは情況がまるで違う過去の時。時間の長さにはかかわらないので、前日を指すこともある。拾遺和歌集「あひみての後の心に比ぶれば―は物を思はざりけり」 ➋過去の10年を1期としていう語。「一―」 ⇒むかし‐いま【昔今】 ⇒むかし‐え【昔方】 ⇒むかしえ‐ひと【昔方人】 ⇒むかし‐えん【昔縁】 ⇒むかし‐おとこ【昔男】 ⇒むかし‐かたぎ【昔気質・昔堅気】 ⇒むかし‐がたり【昔語り】 ⇒むかし‐ぐさ【昔草】 ⇒むかし‐ごこち【昔心地】 ⇒むかし‐ごころ【昔心】 ⇒むかし‐ごと【昔事】 ⇒むかし‐こばん【昔小判】 ⇒むかし‐ごよみ【昔暦】 ⇒むかし‐ざま【昔様】 ⇒むかし‐ぞめ【昔染め】 ⇒むかし‐づくり【昔作り】 ⇒むかし‐とかげ【昔蜥蜴】 ⇒むかし‐とんぼ【昔蜻蛉】 ⇒むかし‐ながら【昔ながら】 ⇒むかし‐なじみ【昔馴染】 ⇒むかし‐の‐よ【昔の世】 ⇒むかし‐ばなし【昔話・昔噺】 ⇒むかし‐びと【昔人】 ⇒むかし‐ふう【昔風】 ⇒むかし‐ぶみ【昔文】 ⇒むかし‐べ【昔方】 ⇒むかしべ‐びと【昔方人】 ⇒むかし‐むかし【昔昔】 ⇒むかし‐もの【昔物】 ⇒むかし‐もの【昔者】 ⇒むかし‐ものがたり【昔物語】 ⇒むかし‐もよう【昔模様】 ⇒むかし‐よう【昔様】 ⇒むかし‐わたり【昔渡り】 ⇒昔覚ゆ ⇒昔取った杵柄 ⇒昔の剣今の菜刀

むかし‐いま【昔今】🔗🔉

むかし‐いま昔今】 昔と今。こんじゃく。枕草子82「―と語り出でていひしついでに」 ⇒むかし【昔】

むかし‐え【昔方】‥ヘ🔗🔉

むかし‐え昔方‥ヘ (一説にムカシベ)過去の方。むかし。いにしえ。古今和歌集「―や今もこひしき郭公ほととぎす⇒むかし【昔】

むかしえ‐ひと【昔方人】‥ヘ‥🔗🔉

むかしえ‐ひと昔方人‥ヘ‥ (→)「むかしびと」に同じ。土佐日記「また―を思ひ出でて、いづれの時にか忘るる」 ⇒むかし【昔】

むかし‐えん【昔縁】🔗🔉

むかし‐えん昔縁】 前世からの縁。宿縁。宇津保物語藤原君「男女の御中は―のままなりき」 ⇒むかし【昔】

むかし‐おとこ【昔男】‥ヲトコ🔗🔉

むかし‐おとこ昔男‥ヲトコ (伊勢物語の各段が「昔、男」の句で始まっているところから)在原業平のこと。謡曲、雲林院「その様年の古びやう、―となど知らぬ」 ⇒むかし【昔】 ○昔覚ゆむかしおぼゆ 昔のさまが思い出される。また、古風に思われる。後撰和歌集「昔覚ゆるまとゐしたれば」 ⇒むかし【昔】

○昔覚ゆむかしおぼゆ🔗🔉

○昔覚ゆむかしおぼゆ 昔のさまが思い出される。また、古風に思われる。後撰和歌集「昔覚ゆるまとゐしたれば」 ⇒むかし【昔】 むかし‐かたぎ昔気質・昔堅気】 気質が頑固・律儀で昔風なこと。「―のおやじ」 ⇒むかし【昔】 むかし‐がたり昔語り】 ①昔の物語。むかしばなし。源氏物語若菜下「世のたとひに言ひ集めたる―どもにも」 ②昔の話。思い出ばなし。源氏物語槿「その世の事はみな―になりゆくを」 ⇒むかし【昔】 むかしがたりいなずまびょうし昔話稲妻表紙‥ヅマベウ‥ 読本よみほん。山東京伝作。5巻6冊。1806年(文化3)刊。浄瑠璃「傾城反魂香」により、大和国佐々木家の御家騒動に不破伴左衛門・名古屋山三郎を配し芝居仕立としたもの。稲妻表紙。 むかし‐ぐさ昔草】 橘たちばなの異称。蔵玉集「代々をへて宿は荒れ行く―香をなつかしみ袖祭する」 ⇒むかし【昔】 むかし‐ごこち昔心地】 昔をしのぶ心。懐旧の情。落窪物語3「あやしう―してあはれなる御声どもかな」 ⇒むかし【昔】 むかし‐ごころ昔心】 昔風の心。昔かたぎ。 ⇒むかし【昔】 むかし‐ごと昔事】 昔あったこと。過去のこと。栄華物語日蔭のかづら「―をいひ出でつつ」 ⇒むかし【昔】 むかし‐こばん昔小判】 駿河の金座で鋳造・発行された慶長小判。日本永代蔵1「手金の光、―の駿河町といふ所に」 ⇒むかし【昔】 むかし‐ごよみ昔暦】 宣明暦せんみょうれきの異称。 ⇒むかし【昔】 むかし‐ざま昔様】 昔のさま。源氏物語胡蝶「まろを―になずらへて母君と思ひない給へ」 ⇒むかし【昔】 むかし‐ぞめ昔染め】 久しい前に染めたもの。流行おくれの染様。昔風の染模様。好色五人女2「―のかづき」 ⇒むかし【昔】 むかし‐づくり昔作り】 ①昔風の建築。古風な作りざま。栄華物語あさ緑「殿の造りざま、始めは古体の―なりしかば」 ②昔風。古風。浄瑠璃、長町女腹切「―のつこど声」 ⇒むかし【昔】 むかしつ‐せきにん無過失責任‥クワ‥ 法律上、故意または過失を要件とせずに発生する損害賠償責任。 むかし‐とかげ昔蜥蜴】 ムカシトカゲ目の爬虫類。現存種はニュー‐ジーランドの小島に1種のみ。全長約60センチメートル。昼間は海鳥と同じ穴にすみ、夜活動して昆虫などを食う。低温に強い。古い体制を残し、生きた化石として有名。 ムカシトカゲ 撮影:小宮輝之 ⇒むかし【昔】

むかし‐かたぎ【昔気質・昔堅気】🔗🔉

むかし‐かたぎ昔気質・昔堅気】 気質が頑固・律儀で昔風なこと。「―のおやじ」 ⇒むかし【昔】

むかし‐がたり【昔語り】🔗🔉

むかし‐がたり昔語り】 ①昔の物語。むかしばなし。源氏物語若菜下「世のたとひに言ひ集めたる―どもにも」 ②昔の話。思い出ばなし。源氏物語槿「その世の事はみな―になりゆくを」 ⇒むかし【昔】

むかしがたりいなずまびょうし【昔話稲妻表紙】‥ヅマベウ‥🔗🔉

むかしがたりいなずまびょうし昔話稲妻表紙‥ヅマベウ‥ 読本よみほん。山東京伝作。5巻6冊。1806年(文化3)刊。浄瑠璃「傾城反魂香」により、大和国佐々木家の御家騒動に不破伴左衛門・名古屋山三郎を配し芝居仕立としたもの。稲妻表紙。

むかし‐ぐさ【昔草】🔗🔉

むかし‐ぐさ昔草】 橘たちばなの異称。蔵玉集「代々をへて宿は荒れ行く―香をなつかしみ袖祭する」 ⇒むかし【昔】

むかし‐ごこち【昔心地】🔗🔉

むかし‐ごこち昔心地】 昔をしのぶ心。懐旧の情。落窪物語3「あやしう―してあはれなる御声どもかな」 ⇒むかし【昔】

むかし‐ごころ【昔心】🔗🔉

むかし‐ごころ昔心】 昔風の心。昔かたぎ。 ⇒むかし【昔】

むかし‐ごと【昔事】🔗🔉

むかし‐ごと昔事】 昔あったこと。過去のこと。栄華物語日蔭のかづら「―をいひ出でつつ」 ⇒むかし【昔】

むかし‐こばん【昔小判】🔗🔉

むかし‐こばん昔小判】 駿河の金座で鋳造・発行された慶長小判。日本永代蔵1「手金の光、―の駿河町といふ所に」 ⇒むかし【昔】

むかし‐ごよみ【昔暦】🔗🔉

むかし‐ごよみ昔暦】 宣明暦せんみょうれきの異称。 ⇒むかし【昔】

むかし‐ざま【昔様】🔗🔉

むかし‐ざま昔様】 昔のさま。源氏物語胡蝶「まろを―になずらへて母君と思ひない給へ」 ⇒むかし【昔】

むかし‐ぞめ【昔染め】🔗🔉

むかし‐ぞめ昔染め】 久しい前に染めたもの。流行おくれの染様。昔風の染模様。好色五人女2「―のかづき」 ⇒むかし【昔】

むかし‐づくり【昔作り】🔗🔉

むかし‐づくり昔作り】 ①昔風の建築。古風な作りざま。栄華物語あさ緑「殿の造りざま、始めは古体の―なりしかば」 ②昔風。古風。浄瑠璃、長町女腹切「―のつこど声」 ⇒むかし【昔】

むかし‐とかげ【昔蜥蜴】🔗🔉

むかし‐とかげ昔蜥蜴】 ムカシトカゲ目の爬虫類。現存種はニュー‐ジーランドの小島に1種のみ。全長約60センチメートル。昼間は海鳥と同じ穴にすみ、夜活動して昆虫などを食う。低温に強い。古い体制を残し、生きた化石として有名。 ムカシトカゲ 撮影:小宮輝之 ⇒むかし【昔】 ○昔取った杵柄むかしとったきねづか 過去に鍛えた腕前。昔、修錬した技量。 ⇒むかし【昔】

○昔取った杵柄むかしとったきねづか🔗🔉

○昔取った杵柄むかしとったきねづか 過去に鍛えた腕前。昔、修錬した技量。 ⇒むかし【昔】 むかし‐とんぼ昔蜻蛉】 ムカシトンボ科のトンボ。体長約5センチメートル。春季、渓流で見られる。日本固有種。原始的なトンボの形を伝える。 むかしとんぼ ムカシトンボ 提供:ネイチャー・プロダクション ⇒むかし【昔】 むかし‐ながら昔ながら】 昔あったそのまま。「―の懐かしい故郷」 ⇒むかし【昔】 むかし‐なじみ昔馴染】 以前なじんだこと。また、その人。昔の親友。 ⇒むかし【昔】

むかし‐とんぼ【昔蜻蛉】🔗🔉

むかし‐とんぼ昔蜻蛉】 ムカシトンボ科のトンボ。体長約5センチメートル。春季、渓流で見られる。日本固有種。原始的なトンボの形を伝える。 むかしとんぼ ムカシトンボ 提供:ネイチャー・プロダクション ⇒むかし【昔】

むかし‐ながら【昔ながら】🔗🔉

むかし‐ながら昔ながら】 昔あったそのまま。「―の懐かしい故郷」 ⇒むかし【昔】

むかし‐なじみ【昔馴染】🔗🔉

むかし‐なじみ昔馴染】 以前なじんだこと。また、その人。昔の親友。 ⇒むかし【昔】 ○昔の剣今の菜刀むかしのつるぎいまのながたな 昔は剣だったものが、今や菜切庖丁にしか役立たないの意で、古くなったものは、今となっては重んじられないことにいう。 ⇒むかし【昔】

○昔の剣今の菜刀むかしのつるぎいまのながたな🔗🔉

○昔の剣今の菜刀むかしのつるぎいまのながたな 昔は剣だったものが、今や菜切庖丁にしか役立たないの意で、古くなったものは、今となっては重んじられないことにいう。 ⇒むかし【昔】 むかし‐の‐よ昔の世】 ①過去の世。 ②生まれない前の世。前世。前生。 ⇒むかし【昔】 むかし‐ばなし昔話・昔噺】 ①以前あった事柄についての話。古い話。むかしがたり。「―に花が咲く」 ②民俗学で、口承文芸の一つ。具体的事物と結びついて語られる伝説と異なり、空想的な世界を内容とし、冒頭が「むかしむかし」などの句をもって始まるのが特徴。花咲爺・桃太郎・舌切雀などの類。民間説話。 ⇒むかし【昔】 むがし‐び】 心にかなって喜ばしく思うこと。よろこびの心。〈日本霊異記訓釈〉 むかし‐びと昔人】 ①昔の世の人。古人。伊勢物語「―はかくいちはやきみやびをなむしける」 ②死んだ人。源氏物語玉鬘「―にいとよくおぼえて」 ③年老いて時勢にうとい人。昔気質の人。浄瑠璃、心中天の網島「連合ひ五左衛門殿はにべもない―」 ⇒むかし【昔】 むかし・ぶ昔ぶ】 〔自上二〕 むかしの風である。古風である。むかしめく。十訓抄「かへりて世づかぬ様にあざけれども、深く―・びたらん方はいみじき例と申すべし」 むかし‐ふう昔風】 昔のさま。当世風でないこと。古風。「―の店の造り」 ⇒むかし【昔】 むかし‐ぶみ昔文】 昔の文章。古文書。新撰六帖5「はてはまたしみのすみかの―」 ⇒むかし【昔】 むかし‐べ昔方⇒むかしえ⇒むかし【昔】 むかしべ‐びと昔方人⇒むかしえひと⇒むかし【昔】 むかし‐むかし昔昔】 はるか昔。おおむかし。→昔話2⇒むかし【昔】 むかし‐め・く昔めく】 〔自五〕 昔風である。古風にみえる。 むかし‐もの昔物】 昔、作ったもの。昔、流行したもの。古風な物。 ⇒むかし【昔】 むかし‐もの昔者】 ①老人。 ②昔気質の人。 ⇒むかし【昔】 むかし‐ものがたり昔物語】 昔から伝わった物語。昔あった事柄の物語。むかしばなし。源氏物語須磨「何と侍らぬ―も参りて聞えさせん」 ⇒むかし【昔】 むかし‐もよう昔模様‥ヤウ 昔風の模様。古代模様。世間胸算用5「―の肩先から染込みの」 ⇒むかし【昔】 むかし‐よう昔様‥ヤウ 昔のさま。ふるめかしい様子。むかしふう。源氏物語蓬生「いと古体になれたるが―にてうるはしきを」 ⇒むかし【昔】 むかし‐わたり昔渡り】 古く中国から舶載したもの。古渡こわたり。世間胸算用1「帯とても―の本繻子」↔今渡り ⇒むかし【昔】 む‐かつ無勝】 むてっぽう。狂言、花盗人「なうなう、―な人のやうに思うたが、心優しい人ぢや」 むか‐つ‐お向つ嶺‥ヲ (「つ」は助詞の「の」に同じ)向かいの尾根。向こうの稜線。万葉集14「花散らふこの―の」 むか‐つか・す 〔他五〕 ①吐き気をもよおさせる。 ②怒らせる。 むか‐つか・せる 〔他下一〕 (→)「むかつかす」に同じ。 むか‐つき嘔・噦】 むかつくこと。また、そういう悪い気分。 むか‐つ・く 〔自五〕 ①胸がむかむかする。吐き気をもよおす。「飲みすぎて胃が―・く」 ②癪しゃくにさわって腹が立つ。「相手の態度に―・く」 むかっ‐と 〔副〕 体の内から怒りや吐き気が突然にこみ上げてくるさま。むかと。「―くるのをぐっと抑える」 むかっ‐ぱら向っ腹】 ムカバラの促音化。 ⇒向っ腹を立てる

むかし‐の‐よ【昔の世】🔗🔉

むかし‐の‐よ昔の世】 ①過去の世。 ②生まれない前の世。前世。前生。 ⇒むかし【昔】

むかし‐ばなし【昔話・昔噺】🔗🔉

むかし‐ばなし昔話・昔噺】 ①以前あった事柄についての話。古い話。むかしがたり。「―に花が咲く」 ②民俗学で、口承文芸の一つ。具体的事物と結びついて語られる伝説と異なり、空想的な世界を内容とし、冒頭が「むかしむかし」などの句をもって始まるのが特徴。花咲爺・桃太郎・舌切雀などの類。民間説話。 ⇒むかし【昔】

むかし‐びと【昔人】🔗🔉

むかし‐びと昔人】 ①昔の世の人。古人。伊勢物語「―はかくいちはやきみやびをなむしける」 ②死んだ人。源氏物語玉鬘「―にいとよくおぼえて」 ③年老いて時勢にうとい人。昔気質の人。浄瑠璃、心中天の網島「連合ひ五左衛門殿はにべもない―」 ⇒むかし【昔】

むかし・ぶ【昔ぶ】🔗🔉

むかし・ぶ昔ぶ】 〔自上二〕 むかしの風である。古風である。むかしめく。十訓抄「かへりて世づかぬ様にあざけれども、深く―・びたらん方はいみじき例と申すべし」

むかし‐ふう【昔風】🔗🔉

むかし‐ふう昔風】 昔のさま。当世風でないこと。古風。「―の店の造り」 ⇒むかし【昔】

むかし‐ぶみ【昔文】🔗🔉

むかし‐ぶみ昔文】 昔の文章。古文書。新撰六帖5「はてはまたしみのすみかの―」 ⇒むかし【昔】

むかし‐べ【昔方】🔗🔉

むかし‐べ昔方⇒むかしえ⇒むかし【昔】

むかしべ‐びと【昔方人】🔗🔉

むかしべ‐びと昔方人⇒むかしえひと⇒むかし【昔】

むかし‐むかし【昔昔】🔗🔉

むかし‐むかし昔昔】 はるか昔。おおむかし。→昔話2⇒むかし【昔】

むかし‐め・く【昔めく】🔗🔉

むかし‐め・く昔めく】 〔自五〕 昔風である。古風にみえる。

むかし‐もの【昔物】🔗🔉

むかし‐もの昔物】 昔、作ったもの。昔、流行したもの。古風な物。 ⇒むかし【昔】

むかし‐もの【昔者】🔗🔉

むかし‐もの昔者】 ①老人。 ②昔気質の人。 ⇒むかし【昔】

むかし‐ものがたり【昔物語】🔗🔉

むかし‐ものがたり昔物語】 昔から伝わった物語。昔あった事柄の物語。むかしばなし。源氏物語須磨「何と侍らぬ―も参りて聞えさせん」 ⇒むかし【昔】

むかし‐もよう【昔模様】‥ヤウ🔗🔉

むかし‐もよう昔模様‥ヤウ 昔風の模様。古代模様。世間胸算用5「―の肩先から染込みの」 ⇒むかし【昔】

むかし‐よう【昔様】‥ヤウ🔗🔉

むかし‐よう昔様‥ヤウ 昔のさま。ふるめかしい様子。むかしふう。源氏物語蓬生「いと古体になれたるが―にてうるはしきを」 ⇒むかし【昔】

むかし‐わたり【昔渡り】🔗🔉

むかし‐わたり昔渡り】 古く中国から舶載したもの。古渡こわたり。世間胸算用1「帯とても―の本繻子」↔今渡り ⇒むかし【昔】

[漢]昔🔗🔉

 字形  筆順 〔日(曰)部4画/8画/教育/3246・404E〕 〔音〕セキ(漢) シャク(呉) 〔訓〕むかし [意味] むかし。いにしえ。以前。さきごろ。「昔日・昔年・今昔こんじゃく・往昔・古昔・夙昔しゅくせき・疇昔ちゅうせき」 [解字] 形声。音符「」(=積み重ねる)+「日」。時日を積み重ねる意。

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