複数辞典一括検索+

ほん‐の【本の】🔗🔉

ほん‐の本の】 〔連体〕 ①まことの。本当の。甲陽軍鑑5「―未練者は千人の中にもさのみなし」 ②(小さい・少ない・劣ったなどの意を強めるのに用いる)ただそれだけの。ただ名ばかりの。広津柳浪、河内屋「二日も食を絶つて居る者へ、焼塩に焼豆腐の―申訳ばかりの菜を附け」。「―すこし」「―おしるしです」

もと‐の‐くに【本の国】🔗🔉

もと‐の‐くに本の国】 ほんごく。万葉集6「急すむやけく還したまはね―へに」

もと‐の‐こころ【本の心】🔗🔉

もと‐の‐こころ本の心】 ①はじめのころの心。古今和歌集「―は忘られなくに」 ②初志。今昔物語集11「修行に罷り出でむと思ふ―有り」 ③本心。正気。枕草子一本23「ふるひ出でぬれば―失せて」 ○元の鞘へ収まるもとのさやへおさまる いったん離縁した者または仲違いをした者が、再び元の仲にもどる。 ⇒もと【元・旧・故】

もと‐の‐ちかい【本の誓い】‥チカヒ🔗🔉

もと‐の‐ちかい本の誓い‥チカヒ (「本誓ほんぜい」の訓読)本願ほんがん。源氏物語若菜下「不動尊の御―あり」

もと‐の‐みかど【本の御門】🔗🔉

もと‐の‐みかど本の御門】 本国。万葉集19「率て帰りませ―に」

広辞苑本ので始まるの検索結果 1-5