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なし‐じ【梨子地】‥ヂ🔗⭐🔉
なし‐じ【梨子地】‥ヂ
①蒔絵まきえの地蒔の一種。漆地に金や銀の梨子地粉を蒔き、上に梨子地漆を塗り、粉が露出しない程度に研ぎ出したもの。金銀粉が漆を通してまだらに見え、梨の実の肌に似る。梨地。曾我物語1「外は―にまきて」
②梨子地織の略で、織物地質の一つ。格子に似た織り方で、布面に梨の実の表皮に似た外観を与えたもの。
⇒なしじ‐うるし【梨子地漆】
⇒なしじ‐ぬり【梨子地塗】
⇒なしじ‐ふん【梨子地粉】
なしじ‐うるし【梨子地漆】‥ヂ‥🔗⭐🔉
なしじ‐うるし【梨子地漆】‥ヂ‥
主として梨子地塗に用いる透明な漆。梨子地粉の発色をよくするため、雌黄しおう2か梔子くちなしから採った染料を生漆に加えて製する。
⇒なし‐じ【梨子地】
なしじ‐ぬり【梨子地塗】‥ヂ‥🔗⭐🔉
なしじ‐ぬり【梨子地塗】‥ヂ‥
梨子地に塗ること。また、その塗物。
⇒なし‐じ【梨子地】
なしじ‐ふん【梨子地粉】‥ヂ‥🔗⭐🔉
なしじ‐ふん【梨子地粉】‥ヂ‥
梨子地に用いる金や銀の粉。平目粉ひらめふんをさらに細かくしたもの。
⇒なし‐じ【梨子地】
広辞苑に「梨子地」で始まるの検索結果 1-4。