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けやき【欅・槻】🔗🔉

けやき欅・槻】 (ケヤはケヤケシと同源。木理に基づく名か。キは木の意)ニレ科の落葉高木。山地に多いが、人家の防風林にも使われてきた。高さ20メートルに近く、周囲約3メートルに達する。花は早春新葉と共に生じ、淡黄緑色、雌雄同株。果実は3ミリメートルくらいの不定形で、複数個つけた先端の小枝ごと散布される。材は黄ばんで堅く、磨けば光沢を生じ、くるいが少ない。建築用装飾材または器具材として賞用。古名ツキノキ(槻の木)。伊京集「樫、ケヤキ」 けやき ケヤキ 提供:ネイチャー・プロダクション

つき【槻】🔗🔉

つき】 ケヤキの古名。つきのき。つく。古事記「天皇、長谷はつせの百枝―の下に坐しまして」

つき‐げやき【槻欅】🔗🔉

つき‐げやき槻欅】 欅けやきの異名。

つきのおちば【槻の落葉】🔗🔉

つきのおちば槻の落葉】 荒木田久老ひさおゆの歌文集。9巻4冊。短歌・長歌・文章を集録。

つき‐ゆみ【槻弓】🔗🔉

つき‐ゆみ槻弓】 槻つきの木で作った丸木の弓。伊勢物語「梓弓まゆみ―年を経て」

つく【槻】🔗🔉

つく】 ツキの古名。古事記「―弓の、こやるこやりも」

つく‐や【槻矢】🔗🔉

つく‐や槻矢】 槻つきで作った矢。

つく‐ゆみ【槻弓】🔗🔉

つく‐ゆみ槻弓】 槻つきで造った弓。つきゆみ。神功紀「―にまり矢を副たぐへ」 ⇒つくゆみ‐の【槻弓の】

つくゆみ‐の【槻弓の】🔗🔉

つくゆみ‐の槻弓の】 〔枕〕 「こやる」にかかる。古事記「―臥やる臥やりも」 ⇒つく‐ゆみ【槻弓】

[漢]槻🔗🔉

 字形 〔木部11画/15画/人名/3648・4450〕 〔音〕キ(呉)(漢) 〔訓〕つき [意味] 木の名。つき。けやき。

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