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しょう‐そう【正倉】シヤウサウ🔗🔉

しょう‐そう正倉シヤウサウ 律令時代の中央・地方の諸官庁または寺院などの倉庫のうち主要なもの。正税稲・宝物などを収納。正倉の設置された一画を正倉院と呼ぶが、奈良東大寺のもののみ現存し、今日では固有名詞化している。→正倉院

しょうそう‐いん【正倉院】シヤウサウヰン🔗🔉

しょうそう‐いん正倉院シヤウサウヰン 奈良東大寺大仏殿の北西にある木造大倉庫。宝庫や経巻を収納した聖語蔵しょうごぞうなどがある。宝庫は、校倉あぜくらを二つ南北に並べ、中間を板倉でつなぎ、寄棟よせむね造瓦葺きの大屋根をかける。南北32.7メートル、東西9メートル、高さ14メートル、床下2.5メートルで、内部は北・中・南の3倉に分かれる。聖武天皇の遺愛品、東大寺の寺宝・文書など7〜8世紀の東洋文化の粋9000点余を納める。古くは庁院西双倉ならびくら・三倉みつぐらとも称した。→正倉

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