すい‐ぼく【水墨】 ①水と墨_すみ。また、うすずみ。 ②水墨画の略。 ⇒すいぼく‐が【水墨画】 ⇒すいぼく‐さんすい【水墨山水】 ⇒すいぼく‐しょうへきが【水墨障壁画】

すいぼく‐が【水墨画】_‥グワ 墨色の濃淡の調子によって描く絵。中国では山水画を中心にして唐代中期に起こり、五代・宋以降に盛行、日本には鎌倉時代に伝わり禅宗趣味と関連して行われ、室町時代に最も栄えた。すみえ。 ⇒すい‐ぼく【水墨】

すいぼく‐さんすい【水墨山水】 彩色を用いず、山水樹石みな水墨のみで描いた山水画。↔青緑山水。 ⇒すい‐ぼく【水墨】

すいぼく‐しょうへきが【水墨障壁画】_{‥シヤウ‥グワ} 水墨を使って描いた障壁画。鎌倉時代に中国より伝来、室町後期から桃山時代に最盛期を迎えた。金碧障壁画の成立に寄与。 ⇒すい‐ぼく【水墨】