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ぬれ‐ぎぬ【濡れ衣・沾衣】🔗🔉

ぬれ‐ぎぬ濡れ衣・沾衣】 ①ぬれた着物。万葉集9「あぶり乾す人もあれやも―を家にはやらな旅のしるしに」 ②根も葉もない浮名やうわさ。源氏物語紅葉賀「憎からぬ人ゆゑは、―をだに着まほしがる類もあなればにや」 ③無実の罪。伊勢物語「波の―着るといふなり」。「とんだ―だ」 ⇒濡れ衣を着る ○濡れ衣を着るぬれぎぬをきる 無根の浮名を立てられる。また、無実の罪をうける。 ⇒ぬれ‐ぎぬ【濡れ衣・沾衣】

ひ・ず【漬づ・沾づ】ヒヅ🔗🔉

ひ・ず漬づ・沾づヒヅ (古くはヒツ) [一]〔自四・上二〕 (平安中期頃から上二段活用か)水につかる。ぬれる。万葉集4「白たへの袖―・つまでに」。蜻蛉日記「袖―・づる時をだにこそ嘆きしか」 [二]〔他下二〕 水につける。漬けてぬらす。土佐日記「袖を―・でても渡りぬるかな」

ひ・つ【漬つ・沾つ】🔗🔉

ひ・つ漬つ・沾つ】 〔自四・上二・他下二〕 ⇒ひず

[漢]沾🔗🔉

 字形 〔水(氵・氺)部5画/8画/6194・5D7E〕 〔音〕セン(慣) テン(呉)(漢) 〔訓〕うるおう・うるおす [意味] ①うるおう。うるおす。ぬれる。ぬらす。 ②ふやす。ます。

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