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しん‐かい【深海】🔗🔉

しん‐かい深海】 ①水深の深い海。 ②海の深いところ。海洋学では海面から2000メートル以深をいう。日光が入射せず、従って植物の光合成は行われないので、深海にすむ動物の栄養は、主に表層からもたらされる生物またはその遺骸に頼っている。 ⇒しんかい‐ぎょ【深海魚】 ⇒しんかい‐せい【深海成】 ⇒しんかいせい‐げんぶがん【深海性玄武岩】 ⇒しんかい‐せい‐そう【深海成層】 ⇒しんかい‐てい【深海底】 ⇒しんかい‐は【深海波】

しんかい‐ぎょ【深海魚】🔗🔉

しんかい‐ぎょ深海魚】 約200メートル以深の深海中にすむ魚類。浅海魚に比べて著しく変形したものが多く、軟弱で弾性のある骨格および筋肉、発光器、異常に発達しまたは逆に退化した眼、大きな口、単純な体色などが特徴。チョウチンアンコウ・ハダカイワシなど。 ⇒しん‐かい【深海】

しんかい‐せい【深海成】🔗🔉

しんかい‐せい深海成】 大洋の深海底に堆積すること。→浅海成⇒しん‐かい【深海】

しんかいせい‐げんぶがん【深海性玄武岩】🔗🔉

しんかいせい‐げんぶがん深海性玄武岩】 中央海嶺において玄武岩質のマグマが海底に噴出して生じた玄武岩。しばしば枕状溶岩をなす。 ⇒しん‐かい【深海】

しんかい‐せい‐そう【深海成層】🔗🔉

しんかい‐せい‐そう深海成層】 深海成の堆積物。生物の遺骸から成る軟泥、火山灰などを主とし、微量の宇宙塵を含むが、陸源の粗粒堆積物はない。 ⇒しん‐かい【深海】

しんかい‐てい【深海底】🔗🔉

しんかい‐てい深海底】 深海の海底と地下。国連海洋法条約では国家管轄の及ばない海域の海底として、地下資源の国際協同開発が規定される。大洋底。 ⇒しん‐かい【深海】

しんかい‐は【深海波】🔗🔉

しんかい‐は深海波】 水底の影響がない、水深が十分深い所での波。波長の2分の1以上の水深があれば、深海波とみなすことができる。 ⇒しん‐かい【深海】

ふか‐みる【深海松】🔗🔉

ふか‐みる深海松】 海深く生える海松。万葉集2「海石いくりにそ―生ふる」 ⇒ふかみる‐の【深海松の】

ふかみる‐の【深海松の】🔗🔉

ふかみる‐の深海松の】 〔枕〕 「深む」「見る」にかかる。万葉集2「―深めて思へど」。万葉集6「―見まく欲しけど」 ⇒ふか‐みる【深海松】

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